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■累計発行部数17万部突破!
■豪華キャストで2020年6月映画公開!
監督:吉田大八 キャスト:大泉洋、松岡茉優、佐藤浩市ほか
■2018年本屋大賞ランクイン。前代未聞の小説が文庫化。文庫解説は大泉洋。
『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公に「あてがき」。
圧倒されるほどリアルな筆致で出版界の<光と闇>を描く!&「速水=大泉洋」が表紙&扉ページの写真を飾る!
主人公は出版大手の「薫風社」で、カルチャー誌「トリニティ」の編集長を務める速水輝也。
中間管理職でもある40代半ばの彼は、周囲の緊張をほぐす笑顔とユーモア、コミュニケーション能力の持ち主で、同期いわく「天性の人たらし」だ。
ある夜、きな臭い上司・相沢から廃刊の可能性を突きつけられ、黒字化のための新企画を探る。
大物作家の大型連載、映像化、奇抜な企業タイアップ。雑誌と小説を守るべく、アイデアと交渉術で奔走する一方、
巻き込まれていく社内政争、部下の不仲と同期の不穏な動き、妻子と開きつつある距離……。
交錯する画策、邪推、疑惑。
次々に降りかかる試練に翻弄されながらも、それでも速水はひょうひょうとした「笑顔」をみせる。
しかしそれはどこまでが演技で、どこからが素顔なのか? やがて、図地反転のサプライズが発動する。
出版業界の現状と未来を限りなくリアルに描いた群像小説は、ラストに牙を剥く!
出版界の未来に新たな可能性を投じる「企画」で、各メディアで話題沸騰!
吉田大八監督で2020年6月映画公開。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
凄く面白かったです
雑誌や週刊誌、新聞も電車で読んでる人見なくなりましたね。みんなスマホばかり見てる。
そんな世の中でも何とか紙の媒体を残そうと奮闘する編集長の物語でした。
社内の派閥争いに巻き込まれながら自分の大切なものを守ろうとする姿に共感を感じました。
でも、エピローグだけ別モノですね。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月18日
最後の落ちがスゴいみたいな触れ込みで、映画の番宣見てもどんでん返しをあからさまに押してるんだけど、落ちは全く気にしないでいい。
中盤の主人公の奮闘ぶり、まさしくそこに人間がいるような。
人間を書くってこういうことかと理解できる作品。
主人公の実在感がすごい。
テンポのいい、会話。ほんの数行でクス...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月03日
いやー、モデル大泉洋、見事です。
大泉さんが頭の中で四苦八苦しながら動くさまがありありと浮かんできました。
ラストに向けて読む手が止められず、最後は読者も騙されたなと。この感じ、映画アフタースクールを観たあとの感じによく似てる。
若手作家が亡くなったあとの葬儀のシーンが妙に心えぐられて読んでて辛...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月25日
読み終えたあとに、タイトルの意味が分かる。小説のあとに映画を観たけど全然違う印象でした。小説の方がリアリティに出版社の存続の危機を描いていた気がします。映画版は、大泉洋さんのキャラを生かした作品に仕上がっています。文字だけでキャラクターの性格や表情、緊張感を描く小説の言葉選びに感服です。原作がある映...続きを読む
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