ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
雨の夜、市議会議長が殺害された。波山署の本宮は県警捜査一課の若手・平原優子と組み捜査にあたるが、意外な容疑者が浮かび上がる。その影を追ううち、本宮たちは一人の青年の心の闇に出会う――。80年代のバブル経済に呑み込まれた男女と、それを見つめた彼らの子どもたち。ある家族の崩壊と殺人事件を通して、時代を生きる人間を鋭く描き出す、傑作刑事小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
市議会議長の殺害。ベテラン警察官、本宮はパートナーの若手女性警官、優子と事件を追う。警察官を主人公とするよくある殺人捜査ミステリーかと思いきや、ストーリーの軸となるのは推理ミステリーではなく、登場人物たちの人間ドラマ。 捜査の進展とともに明らかになる本宮、優子、容疑者、被害者の家庭環境。そんな4人...続きを読むの過去が微妙に絡み合い、最後にピタッとはまり合う。彼らの人生には経済力や男女関係、家族の死など「崩壊」のターニングポイントがあった。それを乗り越えた者と乗り越えられなかった者の差が殺人につながった。
バブルは、経験してるんやけど、恩恵に預かる事もなければ、その逆の悲惨な経験もない。 何か仕事忙しくて、な〜んもしてなかったって感じ。何か景気ええ事言うてるわ的な。 相変わらずのええ感じの関西弁は心地よいけど、タイトルの如く、バブルで大変な人らとか、崩壊してる家庭がチラホラ。犯人側にも、追う方にも。...続きを読む 警察小説になるんかな? はじめに登場人物が記載されているように、少し関係がややこい。 犯人は、途中で明らかになっていくんやけど、動機がイマイチ… 後半は、それを追っていく感じになる。最後に分かるけど、何かしんどいな… 正義感があるのはええ事なんやけど、その正義感のせいで… 決して、それが悪いとは思わんけど… 起こった事考えると当事者は、いたたまれない…(T . T)
色んな人が出てくるのにめちゃくちゃにならずにスッと読めて、凄い本なんやなぁって思った。 1人の被疑者からこんなに沢山の人との関わりや人生が出てくると思うと凄すぎて目眩しそうになる。 バブルがもたらしてしまった取り返しのつかない人生。それに振り回される家族。 終始切ないけど、読み応えたっぷりやった。
『女神の〜』に続き、塩田作品三作目。バブル時代を題材にした刑事モノ。素直に面白かった!優子の本宮に対する態度の変化が個人的には良かった。初めはブスーっとしてたのに、後半なんて仲良くお酒を呑む仲までなって—— 。輝の犯行動機については最後に手紙が提示されたが、個人的には「?」でしたね。何故この時に殺し...続きを読むたのかはよく分からないな、と。次作は『氷の仮面』か『雪の香り』あたりを読みたい^^
私だって「存在の全てを」を読みたい 読んで待ちます塩田さん、6作目 2013年の作品 初期の書下ろし 何だろうか、ストーリーは面白いと思うのです 市議会議長が、殺害される まあまあ経験のある刑事と若手美人刑事がバディとなる 家族とかマル暴と巡りながら、ひとりの青年が容疑者としてあがり、追い詰めてい...続きを読むく この青年が高校生の時の父親の過ち、そこからの離散 〈主な登場人物〉の紹介ページがあり、22人の名前がある 多いなと思うし、読みながら人物を読み取るのが大変かも 序章が、面白くてこれは良作かもと思ったのですが、それが青年の殺人の動機付けに生かされてない感じ いろんな人物の不幸な過去が多いので、青年の存在が薄いかな〜 自分で書けるわけでもないのにごめんなさい 早く今の作品を読めやってところですね
罪の声や騙し絵の牙などの作品を読んで面白かったので、これにもだいぶ期待をしていたのだが、イマイチだった。美人刑事を相棒に捜査を進めていくが、美人設定は必要だったのか謎。警察ものは最終的に殺人の動機や至るまでの経緯とかで面白いと感じるが、崩壊に関してはちょっと動機としては弱いような気がする。いつか再読...続きを読むしてみたら違う感想を持ちそうなので、いつか再読しようと思う。
背景にあるのはバブル経済の破綻に巻き込まれた人達の末路で、とても憂鬱な気分になる。犯人にも意外性がなく、中盤から浮上した容疑者がそのまま逮捕される展開で、犯人の動機もイマイチ理解できず、親しみのある主人公である刑事について深掘りしてほしかったが娘との喧嘩だけが印象に残るかんじで、相棒の女性刑事につい...続きを読むても同様で二人の暗い過去が現在にどのように繋がるのかを読みたかったかも。 作者にはやはりユーモア満載の小説を期待します。
好きな作家塩田さんの本。 新聞記者出身ということもあり、 年代ごとの社会描写が上手く描かれている。 バブル期を生きた人々の感情、背景など 当時はそんなん人ばっかりやったんやろなぁと思う。 ストーリーに関しては、 あまりすっきりする解釈ができず、 不完全燃焼な感じ。
うーーーーん、面白かったんだけど、せっかくここまで種明かしするならちゃんと動機を犯人に語らせて欲しかった。自分が父を陥れた事が明るみに出るのを恐れての犯行、って俺は解釈したんだけど、解釈が分かれるラストにしないところを塩田武士のいい点だと思ってたので、星3つ。ミステリーと考えるとトリックも特に面白く...続きを読むはないのだけど、登場人物がなんとも良い。主人公の本宮もいいし、何しろペア組んだ優子が魅力的なので彼女が出てくる続編が読みたい。この刑事二人の崩壊しそうでしなかった家族像と対比して読ませるのもうまいとは思った。それにしても警察官を主人公にしておいて「本宮」は駄目だろう。何度も「本官」って一人称に読み間違えたよ。
登場人物が多い…のかな。 多くないのかもしれないが、似たような人が出てきて頭こんがらがって前のページに戻ったりして面倒くさい。 罪の声を先に読んじゃったからか、ハードルが上がっちゃってね。初期の作品とはいえ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
崩壊
新刊情報をお知らせします。
塩田武士
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
踊りつかれて
氷の仮面
拳に聞け!
朱色の化身
存在のすべてを
騙し絵の牙
罪の声
罪の声 昭和最大の未解決事件(1)
「塩田武士」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲崩壊 ページトップヘ