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「おまえは嫌われてる」。神戸新報県警担当記者・秋葉隼介は、たった一言で文化部に左遷され、将棋担当を命じられる。そんな秋葉の家に、突然転がり込んだのは、やけ酒の席で大喧嘩をした同い年の不遜な男・真田信繁だった。背水の陣でプロ棋士を志す男が巻き起こす熱い感動の物語。小説現代長編新人賞受賞作
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「盤上のアルファ〜約束の将棋〜」
2019年2月6日~ NHK BSプレミアム 出演:玉木宏、比嘉愛未、上地雄輔
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Posted by ブクログ
33歳・独身男たちの、崖っぷちで熱い将棋物語 将棋しかない無職の真田は、将棋に嫌気を指す新聞記者の秋葉と出会い頭に喧嘩。それを機に、秋葉の家へ転がり込む。騒がしい同居生活を送りながら、真田はプロ棋士を目指して3ヶ月後の試験対局に挑む。
唐突な膝カックンに、思わせぶりな内股透かし。会話の妙で引き込まれて、気付いた頃には勝負の綾に絡め取られる。 面白かったなー
これは面白かった! ユーモアあり、涙あり。 局面を再現して欲しいですね。 将棋を指していた頃を思い出しました。
今年度、暫定No.1! 帰省時のバスで、なんか読も、と思って手にした一冊。新刊に読みたい本が書店に色々並んでいたが高いのでグッと我慢して、「前に読んだことのある作家だなぁ」くらいの認識でこの文庫をチョイス。 Debut作だったんですね。将棋にはあまり思い入れのない私なので、少し読み進めてから失敗し...続きを読むたかなぁと思ったけれど、私以上に主人公が将棋に思い入れがなかったので、安心して読み始めました。気がつくと一気読み。最後はちょうど目的地についたところで、読後感サイコーでした。アルファ、というモチーフはあまり響いて来なかったかな。 解説も気持ちよく読めましたが、続編をぜひ読みたい、という気持ちより、この方の他の作品を読みたい気持ちが強くなりました。 おすすめの一冊!
『罪の声』『存在のすべてを』を読んだ流れでの著者読み。 プロ棋士編入試験を目指す男と 文化部への異動にくさる新聞記者のおっさん二人を中心としたお話。 新聞記者の経歴が このデビュー作に生かされていることを実感する。 タイトルのアルファが意味するものは分かるが、生への執着の迫力としては 真剣師の「いて...続きを読むもたれ!」の方がピンと来るものがあった。 24-11
前半はすこしゆったりめに進む。 初めの方、作中の表現にもあるが主人公が性格が悪く、あまり共感できるキャラクターでもなかったが 後半にかけて、人間味やその人の持つ優しさや弱さに触れてだんだんと魅力に思える人だなと感じた。 たぶん30代そこそこの男はそんなもんだと思う。 そして30代そこそこの男女の...続きを読む三角関係なんて見てられないと思ったけど、読み終えた時この3人の物語の続きが知りたくなった。 ぜひ読んで欲しい!嫉妬にまみれた30代におすすめ!
作者のデビュー作ですが先が気になり一気に読めました。特に序盤でのドイヤ姫路での、シリアスな展開から一気にギャク路線になるところに驚きましたが嫌いじゃないです。作者のギャクをもっと読みたい気持ちで他の作品を手に取りそうです。特に二人の主人公の関西弁の掛け合いがとても楽しいです。更に二人をつなぐ三角関係...続きを読むとなる女将、静がいい味だしてます。 プロ将棋の過酷な世界を垣間見るようだが、プロ棋士による解説には物語になるような事は少ないとも書いており、個人差があるのかと。作者がこの作品を執筆していた頃は神戸新聞の棋士記者だというので驚きと納得感があります。 終盤のプロ棋士編入試験の緊迫はとても読み応えがかるが、勝負直後に挿入される三角関係の結末については気持ちの準備ができておらず、試験の余韻を打ち消すほどの威力がありびっくりしました。そういえば伏線割とありましたね。
ええ感じの会話!ノリツッコミありの! これぞ関西って感じには、親近感が! しかし、将棋は、ほぼ知らんに等しい。駒の進め方ぐらいしか知らん。 作者の塩田さんは、元将棋担当記者みたいなんで、リアリティがある。更に神戸新聞みたいなんで、関西弁もリアリティあり! 文化部に左遷された不貞腐れた新聞記者(秋...続きを読む葉)と将棋の夢に敗れホームレス寸前の人(真田)の話。 2人の交わりを通じて、将棋のプロを再度目指す。(アマチュアから、プロへとか色々制度があるんやな) 将棋に賭ける熱い思い(真田)また、今まで、興味なかった将棋への思い(秋葉原の2人の交わりは面白かった。 しかし、秋葉さん〜可哀想〜〜 ええように利用されて…やっぱり、女の人って怖い〜 まぁ、美人さんに揺れてしまう秋葉さんに非はないとは言わんけど… 利用しただけなら、秋葉さん報われんから、ちゃんとプロ棋士になって活躍してや〜
読みやすくてスラスラ読んでしまった。 ハチャメチャな将棋指し(プロじゃないからこう呼ぶしかないね)真田と、反発しながらも次第に親友になっていく新聞記者の秋津。社会部から外されて文化部に異動して腐っていたのに、真田と同居を始めることでその熱さに取り込まれて、再び記者として書きたいという気持ちを取り戻し...続きを読むていくストーリー。ドラマも良かったです。
社会部の県警担当から文化部の将棋担当へと異動を命じられた男。無職で住所不定のプロ棋士を目指す男。このふたりが嫌われ者である理由は「彼は性格が悪かった」。2回この文が出てきて笑いました。 将棋のことはほとんどわからないのに、胸が熱くなるシーンがあります。例えるなら、『シコふんじゃった。』で竹中直人が...続きを読む勝利を収めるのを観たときと同じような感覚。映画館で拍手が起きたことを覚えています。本作でも思わず立ち上がって拍手したくなりました。 将棋担当になったことは左遷以外の何物でもなかったわけですが、でも確かに、事件事故だけでは紙面は埋まらない。あらゆる面をつぶさに読みたい気持ちにさせられます。
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盤上のアルファ
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