存在のすべてを

存在のすべてを

1,089円 (税込)

5pt

平成3年、神奈川県で発生した2児同時誘拐事件から30年。
当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「現在」を知る。
未解決のまま異様な展開をたどった事件の真実を追ってきた刑事たちの求めから、門田は再び30年前の事件と向き合うのだった。
そして取材を重ねていくなか、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。

第9回渡辺淳一文学賞受賞、2024年度本屋大賞第3位、
「本の雑誌」が選ぶ2023年度ベスト10第1位!
質感なき時代に「実」を見つめる著者渾身の長編小説が遂に文庫化。2027年映画化決定!!

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存在のすべてを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2児同時誘拐からはじまる物語だからミステリーなのは間違いないのだけど、読み進むにつれ、誘拐犯が誰なのか、捕まるのか?なんてまったく気にならなくなってしまうという不思議な話。
    岩井俊二も写実絵画をモチーフにしたミステリー書いていたけど、結構、相性良いのかも。

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    前作「罪の声」で示された緻密な構成力と、社会派ミステリーとしての説得力が強く印象に残っていたため、本作にも自然と期待が高まった。その期待を大いに上回るように、読み始めてほどなく、物語の世界に引き込まれていく。

    物語は、誘拐事件に関する取材メモという生々しい導入から始まる。その臨場感と先の読めなさが

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    作品は長編ですが、面白いことと、各章がちょうどいい長さであっという間に読み終えました。
    映画に相当期待してしまいます…
    ジョージウィンストンも昔良く聞いていて懐かしかったです。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    30年前に起きた2児同時誘拐。
    囮と思われた1人は無事に保護されたものの、本命と思われたもう1人は行方しれずのまま事件は未解決となり、誘拐が起きてから3年後突然被害者男児が祖父母の家に戻ってきた。
    その事件を追い続け解決に至らぬまま亡くなってしまった元刑事、その思いを引き継いだ新聞記者が、執念で真相

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    登場人物やキーとなるモノが多く、また人物名も独特で読むのに時間はかかった。が、サスペンス・家族愛・社会問題・恋愛・哲学などエンタメ要素ぜんぶ盛りで読後感がとても良い。もう一度読み直したい。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    30年前の2児同時誘拐の真相を追う中で写実画家の存在が浮かび上がる。冒頭のスリリングな事件展開から、事件の真相にせまっていく様子、時折関係者の目線でも話が語られ、とにかく目が離せずあっという間でした。そして泣いた〜。事件を追う警察関係者も、記者も、画家の関係者も、真摯に向き合う様子がとても惹きつけら

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    ただただ面白かった
    誘拐事件のスリリングな場面から始まり、空白の3年を経て戻った子供。そして場面は未解決のまま30年後に。
    当時の刑事が亡くなったことをきっかけに真相に迫るために動いた物語
    誰が読み始めてからこの結末を予想しただろう
    読み終わった後の満足感充足感

    透き通った愛が確かにあって、それを

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    最初は2児同時誘拐事件を捜査する警察物の話かと思いながら読み始めたら、芸術の世界の闇を知ったり、ロードノベルのようになりったり、若い2人の不器用な恋愛もあったり。この1冊で色んな作品を読んだかのような話の展開でした。
    でも最後、誘拐されていた亮の空白の3年を知ると、涙涙でした。
    あの兄がいなければ、

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    たくさん視点が切り替わり、人物への印象がどんどんと変化していく作品だった。
    最後の最後まで展開し続けるストーリーで、飽きることはなかった。
    空白の三年間が亮にとって1番幸せな時間であっただろうと思われるのに、亮に愛情を注いだ善良な人間にとっては罪の意識から逃れることができないことが切ない。

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった〜。
    後半は号泣だわ、亮君、貴彦、優美、3人には絶対幸せになって欲しい〜!
    父は写実画を描くことで、質感なき時代に実を見つめる 大切さを教えてくれました。
    亮君、いい子だね〜。
    塩田さんの小説はどれも臨場感半端なくて、はなしの中に自分も居るみたい凄くいい。

    0
    2026年05月22日

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