存在のすべてを

存在のすべてを

1,999円 (税込)

9pt

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。

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存在のすべてを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    圧巻…

    この言葉以上にこの作品に見合う言葉が見つからない。

    素晴らしかった。

    30年前に起きた2児同時誘拐の真実を新聞記者・門田が追う中、その関係者の目線からも物語進んでいく。

    すでに時効が成立している事件の糸口は『絵』である。

    事件被害者の少年が写実画家として話題になったことから、事件は

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    ミステリー小説だと思って読み始めると、どうしても登場人物の名前を覚えなきゃという気になってしまいますが、本書は不要でした。序盤から登場人物が多くて萎えそうでしたが、刑事の名前は重要じゃありません。事件の流れがわかれば大丈夫な構成になっています。
    塩田さんの作品は、描写が細かく情景が思い浮かべやすいの

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    また最高の作品に出会ってしまった。この小説を書いた作者の熱量に何度も唸った。入念な取材と下調べに捧げた時間は途方もないものだったはず。
    こんなに知識欲を満たしながら愛や倫理観も考えられるところが贅沢だった。

    この小説は主人公が複数人いる。そしてほとんどが魅力的だ。特に私は門田と貴彦が好きで、不器用

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    濃い!圧巻!読み応えあった。新聞記者と写実画家が、それぞれ『実』に対して本気で向き合ってる物語がとてもドラマティックで壮大。画壇って全く馴染みないから新鮮やった。最初から没入できたし、分厚いけど展開も多く次がどんどん気になって読み進めやすかった。芸術系やけど風景描写とか全然くどくなくて綺麗な表現多く

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    前半のハラハラ展開、そして記者である門田を通じて点がつながっていく中盤、そして空白の3年間について語られる後半、分厚い本ではあったが中だるみにならない圧倒的な話、特に後半は涙なしにはいられなかった。
    タイトルの「存在のすべてを」
    読む前はかっこいいなぁくらいでしたが、読み進めてるうちに、タイトルの意

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    ただの誘拐事件の話かと思いきや、誘拐された子供の半生を丁寧になぞっていくお話。以前から気になっていたホキ美術館も出てきたり、美術界の裏話も知ることができて、新しい発見がある作品でした。
    最後は胸がポッと熱くなる、明るい未来が見える終わり方でとても素敵でした。
    塩田さんの作品にハズレなし!

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで没入しっぱなしで読む手が止まらなかった。本格ミステリーかと思いきや、とてつもない愛の物語だった。

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    久々にページをめくるのを止め難かった。
    「本物」と「偽物」、「理想」と「現実」。どっちが正解でどっちが不正解かなんて誰にもわからないけど、ただ当事者が満足する形で一生を終えられたら良いなとただただ思った。
    終盤、涙が自然と溢れました。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん。映画化されるので読みました。内容は最高です!!

    「二児同時誘拐」のストーリーで展開し、非常にわかりやすい進行内容。大ボリュームですが読みやすく、最後は涙なしでは読んでいられない。本屋大賞受賞してもおかしくないほどの大作だと思います。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    誠実な夫婦が事件に巻き込まれるも、歪な幸せを感じ、それでも引き裂かれる凝ったストーリー性がとても面白かった。

    0
    2026年01月27日

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