存在のすべてを

存在のすべてを

1,999円 (税込)

9pt

平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。

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存在のすべてを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    平成3年に発生した誘拐事件から30年、新聞記者が被害者男児のその後を追う。取材中に浮かんできた画家の存在、画廊の女性、絵に描かれた風景…。語り手を替えながら進み、細い糸を辿った先の危うく儚い真実。何が正解なのか、正義なのか…?

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    二児同時誘拐、そして門田と里穂、全く別々のところから絵を通して交差して繋がるストーリーに読む手が止まらん。
    空白の3年間の別れのシーンは思わず鼻がツンとする。
    もう、親子なのに。悪いこととはいえ、一緒にいたい人たちが離れ離れにならなきゃいけないのは辛い。
    そして表紙のこの写真、って写真じゃない、絵.

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    衝撃の二児誘拐から始まる本作。先が気になって止まらない。中盤で明かされる衝撃の事実。特に血のつながらない親子関係には感動して号泣してしまった。読ませる小説だ。また読みたいほどおすすめできる。

    0
    2025年12月25日

    Posted by ブクログ

    二児同時誘拐事件を背景に、主要人物たちのその時とその後を追う群像。重厚なサスペンスかと思いきや、純愛ラブストーリーが始まったり、個々人の不遇を呪ったり、30年という時間経過の中で登場人物たちの心の救済に向けて話は動く。展開を破綻させないために、少々ご都合主義に感じられてしまう部分もあったものの、文学

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ

    白く澄んだ素晴らしい作品だった。
    不穏な空気が漂うと明らかに靄がかかったような雰囲気になるのが、凄い。
    最初は刑事系のパキッとした文で感覚を掴んでいたのに、誘拐事件に関する記述が早々に終わったのでこれから先の展開がどうなるのか不安に思いながら読み進めていた。
    しかし、進んでいくにつれて、こう進むべき

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    壮大な愛の物語だった
    言葉がどうしても陳腐になってしまうが、亮はきっと幸せな人生をこれから歩んでいくんだと思う
    ただ誰かが一緒にいなくとも自分を想っていてくれるそれだけでいいのだと思う

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    物語としても読み応えはあるけれど、それ以上にこの作品は、静かに深く心に入り込んで、自分自身と向き合う時間をくれる本です。
    日常に追われていると忘れてしまいがちな「生きることの重み」と「誰かとつながることの意味」を、優しくでも力強く思い出させてくれるような一冊です。

    派手な展開はないけど、読み終わっ

    0
    2025年12月23日

    購入済み

    超絶プロット

    ただ、ただ、すごい。感動。なにより、悲惨なエピソードを吹き飛ばす、プロット。闇の中の一点の光、その光を照らし出そうとする、いくつもの信念と愛情。とにかく、良いです。

    #泣ける #切ない #感動する

    0
    2024年06月11日

    購入済み

    涙を超えた感動

    一ページ一ページが勿体無いほど作者の試作や体験の深さが滲み出る。パズルのように空白の時間の謎が解けていく。生きるとは何なのか、芸術とは、表現とは。失った事のある人にしかわからない愛の深さと悲しみ。私の空白を埋めた本。人生の岐路に必要だった作品。今日読み終えました。ありがとう。

    #泣ける #感動する #共感する

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    未解決に終わった誘拐事件を定年間近の記者が、人生の集大成として、真相に迫る。
    途中、長かったが、最後はスッキリと終わって良かった。
    画家の権威争いが克明に書かれていて、好きなことで飯を食うというのは、大変なことだな、と改めて思った。

    0
    2026年01月18日

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