あらすじ
平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる、『罪の声』に並び立つ新たなる代表作。
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血の繋がりはなくとも、思いが繋がっていく圧巻な作品。初恋の思い、記者や刑事の思い、画商の思い、そして家族の思いが絵画を通して繋がったとき、真実に辿りつきました。
自分が、大切にしている思いを子どもに話し続ける父の姿が温かく、読後に自分の子育ての思い出も溢れてきました。
本当に読んで良かったとおもえる作品でした。
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二児同時誘拐、そして門田と里穂、全く別々のところから絵を通して交差して繋がるストーリーに読む手が止まらん。
空白の3年間の別れのシーンは思わず鼻がツンとする。
もう、親子なのに。悪いこととはいえ、一緒にいたい人たちが離れ離れにならなきゃいけないのは辛い。
そして表紙のこの写真、って写真じゃない、絵...なの??ってなった時の衝撃。写実ってすごい。
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衝撃の二児誘拐から始まる本作。先が気になって止まらない。中盤で明かされる衝撃の事実。特に血のつながらない親子関係には感動して号泣してしまった。読ませる小説だ。また読みたいほどおすすめできる。
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二児同時誘拐事件を背景に、主要人物たちのその時とその後を追う群像。重厚なサスペンスかと思いきや、純愛ラブストーリーが始まったり、個々人の不遇を呪ったり、30年という時間経過の中で登場人物たちの心の救済に向けて話は動く。展開を破綻させないために、少々ご都合主義に感じられてしまう部分もあったものの、文学賞の選考員ではないので、楽しく読ませてもらった。いくつか描かれていない(ダイジェスト的に数行あったが)関係者の、動機や、誘拐事件はどういう青写真だったのかが分かれば尚良いかと思ったが、犯罪者たちのそれは取るに足らない瑣末なことなのかもしれない。
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【ニ児同時誘拐事件】第九章-空白-で涙腺が崩壊。門田記者がたどり着いたのは、事件に巻き込まれた野本貴彦と優美が亮のために最善を尽くした結果だった。産みの親と育ての親。『みんなでいっしょにずっとくらしたい』と七夕の短冊に書いた子に『一緒に暮らした、、、お父さんとお母さんのことは忘れなさい』と言わなければならなかった。胸が締め付けられた。門田記者が書いた記事がこの『存在のすべてを』になったのかな。重い内容の中、里穂との関係が純愛として続いてホッとした。貴彦と亮の親子のストーリーだった。
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白く澄んだ素晴らしい作品だった。
不穏な空気が漂うと明らかに靄がかかったような雰囲気になるのが、凄い。
最初は刑事系のパキッとした文で感覚を掴んでいたのに、誘拐事件に関する記述が早々に終わったのでこれから先の展開がどうなるのか不安に思いながら読み進めていた。
しかし、進んでいくにつれて、こう進むべきだったと思えてくる素敵な物語構成だった。
特に印象的だったのは、同じ事柄を語る時に微妙に表現を変えてくるところ。
大体の小説は、違う人物が同じ展開や人物、物体に出くわした時、それが共通のものであることを認識させるためにほとんど言い回しを変えていないように感じる。
ただ今作は、それぞれの人物がそれぞれの視点から見た感覚で語っており、なおかつそれが共通のものであろうと上手く感じ取らせていた。
テーマとなっている写実画の「実を捉える」が、こういった手法で表現されているのではないかと感じ、感動した。
それぞれが寸分たがわぬ感想を持つのではなく、自分の目や耳で感じたことが真っ直ぐに現れているのが、個人的に好きだった。
写実画を実際に肉眼で見たくなった。
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壮大な愛の物語だった
言葉がどうしても陳腐になってしまうが、亮はきっと幸せな人生をこれから歩んでいくんだと思う
ただ誰かが一緒にいなくとも自分を想っていてくれるそれだけでいいのだと思う
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導入から、のめり込むまでには少々時間がかかるけど、でも、のめり込むと息ができなくなる。
正しさって、なんなのだろうか。
ひとつの事件を写実的に描かれているけれど、そこには終わりのない哲学的なものを感じた。
「不可能だから、信じられる」
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物語としても読み応えはあるけれど、それ以上にこの作品は、静かに深く心に入り込んで、自分自身と向き合う時間をくれる本です。
日常に追われていると忘れてしまいがちな「生きることの重み」と「誰かとつながることの意味」を、優しくでも力強く思い出させてくれるような一冊です。
派手な展開はないけど、読み終わったあとに、ふと空を見上げたくなるような、そんな読書体験になると思います。おすすめです。
存在とは何かを考える
「すごい…」
読み終えて出た言葉はありきたりで陳腐なものだったけれど、何かずっしりとした重量があるのに遠く上の方できらきらとした澄んだものがみえる、そんなものが腹に胸にのしかかっている感覚を覚えた。
家族愛、虐待、憎悪、淡い恋慕、執念、悔恨、そして希望、その間を湧水のような清らかで力強い写実画が繋いでいる。
作品の中で絵画の挿絵は1枚もないのに、そのほとばしる生命力と存在感溢れる彼らの作品が脳裏に焼き付いてしまう。
「彼」の存在感も実体も記憶の中のもので靄がかかった輪郭の薄い人物に感じられるが、彼の作品の描写からは生きている一人の芸術家の命の力、思いの強さを受け取るのだ。
この作品にはたくさんのメッセージやテーマがあり、読み手によって受け取るものは本当に様々ではないかと思う。
が、少なくとも絵画好きならぜひ、読んでみてほしいと思います。
ミステリーが好きな方も、とても読み応えのある大作ですのでぜひ。
作中の「トキ美術館」は間違いなく千葉県の「ホキ美術館」がモデルで、ここには写実の大作が多く展示されています。静謐な空間で写実画に圧倒され続ける体験は、他ではなかなか味わうことができません。
超絶プロット
ただ、ただ、すごい。感動。なにより、悲惨なエピソードを吹き飛ばす、プロット。闇の中の一点の光、その光を照らし出そうとする、いくつもの信念と愛情。とにかく、良いです。
涙を超えた感動
一ページ一ページが勿体無いほど作者の試作や体験の深さが滲み出る。パズルのように空白の時間の謎が解けていく。生きるとは何なのか、芸術とは、表現とは。失った事のある人にしかわからない愛の深さと悲しみ。私の空白を埋めた本。人生の岐路に必要だった作品。今日読み終えました。ありがとう。
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未解決に終わった誘拐事件を定年間近の記者が、人生の集大成として、真相に迫る。
途中、長かったが、最後はスッキリと終わって良かった。
画家の権威争いが克明に書かれていて、好きなことで飯を食うというのは、大変なことだな、と改めて思った。
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『砂の器』を思い出した…。
謎解きではなく、事件関係者の足跡を
丹念に積み重ねた物語です。
二件の誘拐が同時に起こった理由も
誘拐犯の手口なども
わりと早い段階で明らかになるけど
身代金受け渡しに失敗して
戻ってはこないと思われていた4歳児が
3年の時を経て自ら帰ってきた理由と
誰とどう暮らしていたかは
警察としてはもう深掘りできなかった。
しかし30年の時を経て、新聞社の門田が
元刑事・中澤の死をきっかけに
あらためて真相を追おうと決意する。
これが外側からの展開。
一方「人気の写実画家は、誘拐児・亮だ」
とマスコミに暴露され
交流のあった画廊の店主・里穂が
彼との過去を思い出し
その行方を追おうと動き出すのが内側、かな。
亮の描いた写実絵画が
彼と、誘拐犯との足跡をたどる
重要な資料として登場しますが
存在しない作品なので想像するしかない。
どんな光景をキャンパスに封じ込めたのか
見てみたい気もするな。
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平成3年の「二児同時誘拐事件」から30年後、事件を追っていた新聞記者が、誘拐被害者の一人が「写実画家」として成功していることを知り、真相を再調査する物語です。単なるミステリーではなく、事件に巻き込まれた人々のその後や家族の絆、芸術の世界、そして「存在」とは何かを問いかける、感動作動の社会派エンターテインメント
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オーディブルにて。
序盤、つまらなくてやめようか迷った。ある一人の画家の物語となったとたん引き込まれました。
大切な子供の幸せを祈り、願い、一生懸命応援する。この当たり前のことが出来ない親がいる。可哀想な子が世界にいなくなりますように。
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友人に勧められて読みました。
文庫じゃなくハードで本を買ったのは久しぶり。
買ってよかったと思いました。
正直登場人物が多くて、途中は関係性がわからなくなったり、誰がなんて言ってたかわからなくなって戻ってみたりしましたが最後まで諦めず読んでよかったと思いました。
元々絵画が好きで美術館に行くことも多いですが、写実画は見たことがなかったので美術館に行ってみたいなと思いました。
物語は最初の誘拐事件から、どんどん話の主人公が変わり、色んな立場でこの事件を見ることができました。最後は涙涙で、本でこんなに泣いたのは初めてに近いかも。救いがあってよかった。みんなの愛を感じた。
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三度目の正直でようやく読み終えられた!
そして、読んで良かったと思えた。
最後は母の気持ちでぼろぼろと涙が。
わたしは案外門田さん好きです。
それから、文章がとても写実的で、実際のその場をよく知る人なら脳裏にそのイメージがありありと浮かぶのだろうなと感じた。
スマホで画像検索しながら読みました。
作者の他の作品を知らないのでなんともいえないけれど、写実画家のお話でこの描写。
読み終わって考えてみれば、幸せとは何か、本当にわからなくなる。
亮と関わったことによって生まれた幸せと破滅。
関わらなければ安穏とした日常がただ続いていたのかもしれないと思うと、なんともいえない気持ちになる。
でもそんな物語なのに、読後がどこか爽やかなのは、全編通して描かれる写実画の素晴らしさだと思う。
ただただ素敵でした。
Posted by ブクログ
大部分は新聞記者の門田が事件を調査する様子が描かれていて、ノンフィクションを読んでいるような気分だった。描写が細かく(ETCカードを忘れた。みたいな描写は必要だったのか?)、なかなか話が見えず、全体が掴めない。そもそも長い。しかし、ただの記者が警察も辿り着けなかった真実に辿り着く経緯を書くにはこの長さが必要だったんだろうな。
ラストは一気に読んでしまった。何とも苦しくも、幸せな「人生」。ディティールを観ると不幸に見えるかもしれないけど、確かに幸せもあって、俯瞰で見た時にそれが人生に見えるんだな。「水はどう描けばいいのか」に通づるなと思った。
「描きたいものだけを細かく描いても嘘くさくなる。キャンバス全体を同じ熱量で描かないといけない」という写真に関する考え方は、まんま作者の小説への考え方なんじゃないか?
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Audibleにて
30年前の誘拐事件。
最初は門田記者に感情移入しながら進めていたけれど、後半は亮くんと野本夫妻にどっぷりはまってしまった。
野本夫妻のやったことは褒められることではないけれど、結果的に亮は救われて幸せな3年を過ごすことができた。
家族って何だろう、血のつながりって何だろう。
貴彦さんとも再会できて欲しかった。
みんな幸せになっていてほしい。
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これは単純な幼児誘拐事件ではない。そこに描かれる当事者の人間模様、刑事や記者のあくなく探究心など、いずれも欠けては成り立たない壮大なストーリー。語られる順番の構成も秀逸で、バラバラになったパズルのピースをいろいろと試しながら完成、話を回収していく感じも素晴らしい。
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オーディブルで視聴。
私には、登場人物の多さや、時代の行き来、話の展開が複雑だったため、オーディブルではなく本で読めば良かったな〜
でも内容は良いし、感動作。
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二児同時誘拐を巡り話は進んでいく。被害男児4歳の内藤亮、母親の瞳、祖父母の茂と塔子、所轄刑事の中澤、新聞記者門田、そして、亮を預けられた誘拐犯の弟(画家野本貴彦)とその妻(優美)、亮と高校で出会った画廊の娘里穂。貴彦と優美は3年間亮と隠れるように暮らすのだが、その間に亮は貴彦から写実の絵の本質を伝えられる。30代になった亮は、如月修という人気の写実画家になっていた。貴彦と優美が亮に伝えたかったこと「存在のすべてを」は、亮の絵の中に。
Posted by ブクログ
⭐︎4.8
(5はなかなかつけたくない、というプライドが邪魔をして…笑)
何度か書いているのですが、私の中で読書の「面白かった」の基準は2つあって
・自分の心を動かす、読む前と後で考えが何かしら変わる、というような、自分に影響を与えるもの
・心を動かされたりそういうのはないけど、単純に話が良かったり、贅沢な時間潰しなるもの
この2つです。
基本高評価になるのは一つ目の要素が多いけど、この話に関しては、結構純粋に「話が面白かったから」だと思います。
面白い、というのも、表現が正しくないかな…
映画館で映画を観てる感覚に限りなく近いけど、私は映画だと作り物感をどうしても感じてしまう。でも小説だと、頭の中で自然な世界で話が生まれて、動いていくから、より本物の世界で動いてる感覚でした
まず、タイトルが、シンプルだけど、壮大。
こういうのって、対して深刻じゃない軽めの話に以外に使われて、お涙頂戴的な感じか
逆に、すごーく暗くってどうしようもないしんどいストーリーか
タイトルからそんなイメージでした。
でも、あぁ、そっか、
大袈裟でもなく、ちゃんと物語に沿ったタイトルだなって、すごくしっくり来た瞬間がありました。
スタート部分は、同時誘拐という、なんとも興味が惹かれるところから、いろんな人物が少しずつでてきて、それぞれが丁寧に描かれて、彼らの人生がじわじわ滲み出てくる感じ
読書をしたというより、この世界に少しお邪魔させてもらった、みたいな感覚でした。
すごい楽しい話でもないし、心に残る言葉があったりするわけではなかったけど、一生懸命生きてる人たちがそこにいる重みを感じざるを得なかったです。
そして、恋愛小説はもう何も響かなくなってきた私ですが、これくらいのものが、意外に染み渡る。
この本を読んで良かったなと間違いなく思える一冊でした。
Posted by ブクログ
平成3年の未解決「二児同時誘拐事件」の発生というジェットコースターのようなスタート。30年後の新聞記者の門田の再取材からは信憑性に欠ける情報を頼りに展開していくため、長いトンネルに入ったような気分だった。事件の真相と「空白の3年間」が描かれる後半は夢中になり、読み応えがあった。文章は読みやすいが、取り扱う内容の重さもあって読むのに時間がかかった。シリアスな雰囲気の中でも里穂視点と優美視点が時折和ませてくれた。最後は育ての両親と再会を見たかったと思いつつ、「芸術に完成はない」というのを見せられた気がした。
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とてもよくできているんだけど… いろいろな人の視点で描かれていて、一人一人が主役のような役どころのせいか、逆に感情移入ができないまま終わってしまった。客観的に物語を楽しむタイプの人にはよいかもしれない。
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事件パートから時効成立後も事件を追いつづける記者パートは、ちょっと読みづらさを感じたが、空白の期間の被害者の状況を描いたパートは読み応えがあった。
いつの世にも家族に迷惑をかける人はいるのだろうが、たまったものではないな。
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真相が明らかになっていく面白さと、夫婦と子の関係性が印象に残った。
姿を消した貴彦を思うと心苦しい。そうすることでしか家族を守れなかった。
立花敦之が後々犯罪に加担していたことも示唆されていたけど、彼に何があったのかも気になる。
「存在」をそのものとして確かに捉える、謙虚さが写実の絵についても、普段の生活で物事を見る時も大切というメッセージと受け取った。
436「これから世の中がもっと便利になって、楽ちんになる。そうすると、わざわざ行ったり触ったりしなくても、何でも自分の思い通りになると勘違いする人が増えると思うんだ。だからこそ『存在』が大事なんだ。世界から『存在』が失われていくとき、必ず写実の絵が求められる。それは絵だけの話じゃなくて、考え方、生き方の問題だから。」
あらすじメモ
2人の男児が誘拐される。片方は発見されるが、ナイトウリョウは3年もの間姿を消し、突然祖父母のもとに戻った。時を経て、画家の如月脩(ナイトウリョウ)についての記事が出たことをきっかけに、新聞記者の門田が空白の3年間について追う。
リョウは貴彦の兄達にさらわれ、何も知らない貴彦と優美のもとに連れてこられる。次第に状況が明らかになり親の元へ返すことを考えるも、ずさんな家庭環境を目の当たりにした2人はリョウを引き取ることにして滋賀へ行く。そして北海道へ。しかし小学校進学のタイミングでこれ以上事情を隠しながら共に暮すことは難しくなり、岸朔之介の協力の元、リョウは祖父母の元へ帰る。その後、兄に脅された貴彦は姿を消し、里穂も連絡がつかなくなる。
ついに門田、里穂はリョウに会う。
優美はリョウと再会できていた。
Posted by ブクログ
前半はなかなか入り込めず、読むのに時間がかかってしまった。
第七章あたりからようやく核心に迫り始め、そこからはほぼ一気読み。すごく面白かったんだけど、正直「やっとか」と言う気持ちが強かった。
それにしても野本夫妻、成り行きとはいえ大変なことに巻き込まれちゃったな。
愛情深さゆえに長期戦になってしまった。
義務教育始まる前になんとかしたかったね。
りょうくんの才能は誰の遺伝なんだろう。
一度も登場しなかった実の父か?
Posted by ブクログ
【 物語に入り込むまでに時間は必要かも 】
半分くらいまで、なかなか物語に入り込めずに惰性で読んでいました。
他の方のレビューは良いので、私の読解力がまだまだなんだと感じました。
後半の「真実」の部分に差し掛かるタイミングから、グイグイ読めました。
他の方のレビューで「泣ける!」とありましたが、私は読んだ環境(子どもが賑やかに遊ぶ中だったから?)も良くなかったからか、あまり感情移入ができなかったです。
時間が経過したタイミングで、再読に挑戦したいです。
Posted by ブクログ
今年55冊目。
門田が言う「私はこう思うんです、人には事情がある」まさにこれ。
誘拐事件の裏にある、親子のやりとり。
空白の3年間に何があったのか。
終盤は涙なみだ、七夕の短冊シーンには胸にグッときます。
登場人物が多く、複雑に絡み合う人間関係。
僕はオーディブルで聴きましたが、本で読んだ方が良い。