デルタの羊

デルタの羊

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、コロナ後…… これが日本のアニメの“リアル”!

「俺たちはあまりに善人だ」
「誰かが羊飼いにならなきゃ、日本アニメは地盤沈下していく」

アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。
しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。
一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる “前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。

アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • タイトル
    :
    デルタの羊
  • タイトルID
    :
    20027787
  • 電子版発売日
    :
    2020年10月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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デルタの羊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    塩田さんって新聞記者さんだから、取材力と筆力が高いと勝手に思ってるのね。
    どんなジャンルでもテーマを深掘りして細部にも神を宿らせ、圧倒的な筆力で書かれたら、そりゃ面白くないワケないよね。唸った。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    塩田武士さんの小説の中(読んだ中で)では初めてのテイストだった
    とてもハッピーエンドだったからか
    本当の強さは優しさにあるというが、アニメを愛する登場人物たちに贈る言葉のような気がした

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    アニメーションで、背景画や人物を綺麗に丁寧に描写することを取り上げた一方で、人間関係を複雑にして、今の日本の声優や俳優たちの泥々した裏側を描いているよう。また、その時のファン、所謂『オタク』たちの心境が少し垣間見られてクスリ、としながら読んだ。

    今の日本のアニメや漫画が、日本だけではたち行かなくなっている現実や、アニメ界の裏事情が随所に見られておもしろかった。

    本の最初と最後の仕掛けも中々で、
    こんな書き方ができる作者に脱帽。

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    スピード感が伝わりすぎる。
    文章なのにアニメの映像がうかぶし
    主人公が複数いる感じ。
    小説なのにアニメを見ている気持ちになる、
    罪の声より好き

    ただ、仕事に対してやりがいがあればいいか、と思うタイプの人ではないとそもそもの感性はあわなさそう

    0
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    アニメってこう作られてるんだ!という裏側を知れる楽しさと、人物のあらゆる困難を乗り越えて作られるアニメに対する思いがとても込められていることと、ストーリーの展開が好き。結論とても良かった

    0
    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

     アニメ製作業界の抱える問題と、製作に人生を懸ける人たちの情熱と苦悩をリアルに描くお仕事小説。
              ◇
     アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する決心をした。まず3年かけて原作小説『アルカディアの翼』の作者を説得し、テレビアニメ製作委員会を組織するところまでこぎつけた
     ところが制作会社の買収問題や、原作者の希望で主演予定だった声優のスキャンダルが発覚し、計画は頓挫してしまう。
     そして渡瀬の盟友の文月の方も出資者の撤退や制作スタジオの倒産で打つ手がなくなり、失意のうちに郷里に帰ってしまった。
     八方塞がりに見えた渡瀬だったが……。

          * * * * *

     『夢』を前面に押し立てて描かれがちなアニメ制作の世界。辻村深月『ハケンアニメ』でもその暗部はほとんど語られませんでした。

     けれど本作は、アニメーターや声優だけでなく資金繰りも含めた編集側までもが抱える問題点を整理してうまく描き出せた、リアリティの溢れる出来栄えでした。

     その上で、作品制作を真に支えているのが製作者側の「アニメが好き」という純粋な情熱だけであることもきちんと伝わってきました。その筆力には全く感心します。まさに意欲作と言っていい作品でした。

     余談ですが、『長さん』と『狭さん』のゴンドラでの「オタク」としての会話。リアルな言葉に拘る作者のスタンスが感じられたシーンで大いに楽しめました。

    0
    2021年11月24日

    Posted by ブクログ

    1つの作品対する想いや仕事への想いなど、感心・共感できる内容が多かった。
    アニメーターには独自通貨があるところや、プロとしての仕事振りに見習いたいところも多かった。
    物語の展開が章を重ねるごとにバラバラだったものが密度が濃く一緒になっていく展開も◎
    1つだけ欠点をあげるとすれば物語の背景、動機となる序章部分が半分くらいあり、もう少し本質が始まってからの展開を長く楽しみたかった。
    結末を知った上でもう一度読み返したい本。

    0
    2021年05月08日

    購入済み

    アニメに詳しくなくても面白い

    アニメに詳しくないので、少し不安でスタートしましたが、全くの杞憂でした。
    前半から後半に移行するところで???となったのですが、!!!となり面白い仕掛けでした。
    これからアニメ業界にも興味が湧きそうです。

    0
    2020年10月29日

    Posted by ブクログ

    アニメの制作現場とプロデューサー、制作委員会にまつわるあれこれのストーリー。

    これまで現場スタッフの好きなアニメの仕事ができるという《やりがい搾取》の中でそれでも成長し続けてきたジャパニーズアニメ。

    忙しさを誇る幼さをなんとかしなくてはならん、とあれこれプロデューサーは奮闘する。

    〜いつまで昭和を引きずるんだ。阪神のクリーンナップは、バース、掛布、岡田じゃないんだぜ。
    には笑ってしまったが大きく頷いた。

    新しい技術を取り入れ、現場スタッフの地位を向上させ新たなる作品を生み出す。

    50代の自分は子どもの頃から大量のテレビアニメ、アメリカのハンナバーベラを楽しんだ。

    《さらば宇宙戦艦ヤマト》を映画館で観た時の絵の緻密さは子ども心に衝撃だった。

    そういった過程を経て日本のアニメは素晴らしい進化をした。
    しっかりした原作、しなやかな動き、美しい絵、個性的な声、感情を揺さぶる音楽、どれをとっても超一流だ。
    もはやピクサーと同等以上だろう。

    自分はこの作品で初めて《文字でアニメを堪能する経験》をした。
    ワクワクドキドキして、作中のアニメを見終わった(読み終わった)時は感動以外の言葉が見つからなかった。


    日本のこのコンテンツは歌舞伎同様、国宝だ。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    アニメーターの特殊な世界を描いた作品。情熱的な人々が熱意を持って作る作品は、見るものを感動させる。
    アルカディアの翼から始まり、渡瀬たちのストーリーとなり、文月の話になる。この複雑さにも騙された。
    面白い作品でした。実際の作品が見たい。

    0
    2024年08月30日

デルタの羊 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • タイトル
    :
    デルタの羊
  • タイトルID
    :
    20027787
  • 電子版発売日
    :
    2020年10月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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