塩田武士のレビュー一覧

  • 踊りつかれて

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    インターネット上に突如落とされた爆弾。ブログに書き込まれた衝撃的な『宣戦布告』。そこでは、SNSで誹謗中傷を繰り返す人々のあらゆる個人情報が晒された。
    言葉が暴力となる時代に流され、潰された昭和の歌姫と令和の芸人。
    彼らを追い詰めたものは何だったのか…

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    2026年02月08日
  • 存在のすべてを

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    濃い!圧巻!読み応えあった。新聞記者と写実画家が、それぞれ『実』に対して本気で向き合ってる物語がとてもドラマティックで壮大。画壇って全く馴染みないから新鮮やった。最初から没入できたし、分厚いけど展開も多く次がどんどん気になって読み進めやすかった。芸術系やけど風景描写とか全然くどくなくて綺麗な表現多く、慣れてへん言葉も気付けば積極的に調べながら読んでた。終わり方の余韻も素敵やった。答えが全て解明する感じやなかったからどうしても気になること多く残ったけど、これがええんでしょうな!

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    2026年02月08日
  • 踊りつかれて

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    オーディブル
    仲間にすすめた。
    存在のすべてもそうだったけど、
    じっくり語りかけられてくるかんじが
    すごくよい

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    2026年02月07日
  • 存在のすべてを

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    前半のハラハラ展開、そして記者である門田を通じて点がつながっていく中盤、そして空白の3年間について語られる後半、分厚い本ではあったが中だるみにならない圧倒的な話、特に後半は涙なしにはいられなかった。
    タイトルの「存在のすべてを」
    読む前はかっこいいなぁくらいでしたが、読み進めてるうちに、タイトルの意味が分かり震えました。

    面白い小説は他にもありますが、トータルの凄さでは人生マイベストの小説になりました。出会えて本当に良かった。

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    2026年02月05日
  • 存在のすべてを

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    ただの誘拐事件の話かと思いきや、誘拐された子供の半生を丁寧になぞっていくお話。以前から気になっていたホキ美術館も出てきたり、美術界の裏話も知ることができて、新しい発見がある作品でした。
    最後は胸がポッと熱くなる、明るい未来が見える終わり方でとても素敵でした。
    塩田さんの作品にハズレなし!

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    2026年02月02日
  • 存在のすべてを

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    最初から最後まで没入しっぱなしで読む手が止まらなかった。本格ミステリーかと思いきや、とてつもない愛の物語だった。

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    2026年02月02日
  • 踊りつかれて

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    自分の言葉には責任を持ちたい。
    それが、見えない相手に対してでも、自分が誰かを明かさなくても。
    口に出すだけじゃない。
    それは、ネットでもSNSでも同じ。
    活字にして公にしたら、伝わってしまうもの。

    後から取り返しのつかない思いはしたくない。
    後悔しても時すでに遅し。

    犯罪になりうるかもしれない。

    そんな悲劇を小説にしたこの作品。
    ネット社会の問題だけでなく、人生の厳しさ、人とのつながりも深く描いている。

    読み応えのある話で、いろいろ考えさせられる内容だった。

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    2026年02月01日
  • 踊りつかれて

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    始めは復讐物かと思って読み始めたが、法廷物として様相を変え、終わってみれば長く続く壮大な愛の物語だった。
    そしてSNSの言いたい放題の無法地帯に強く警鐘を鳴らしている。個々人の持つ正義の軽さ自分勝手さが本当に恐ろしい。
    また表紙の装丁のセンスの良さが素敵です。

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    2026年02月01日
  • 踊りつかれて

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    470ページ、どっぷり浸かった。
    私の2026年ベスト入りの予感。

    匿名で「正しさ」を振りかざす怖さ。
    画面の向こうにも、家族や大切な人がいるという事実。

    誹謗中傷を受けたことがある人、
    推しが傷つけられるのを見たことがある人は、
    冒頭から胸が痛くなると思う。

    日本人全員に読んでほしい、教科書に載せてほしい、と思う一方で
    平気で誹謗中傷する人は
    そもそも活字が読めないんだろうな、とも思ってしまった。

    ひたすらSNSの怖さを描いた作品かと思いきや、
    登場人物それぞれの生き様や背景がとても丁寧に描かれていて
    多少の中だるみはあるものの
    最後まで読んでこそ、強く刺さるものがある。

    きっと一

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    2026年02月01日
  • 踊りつかれて

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    裁判がクライマックスだと思っていて、その割に淡々と進むなーと思いながらも、引き込まれていった。
    が、クライマックスそこじゃなかった。
    終盤に明かされていく事実に胸が締め付けられる思いだった。

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    2026年01月31日
  • 踊りつかれて

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    めちゃくちゃ重量感がすごかった。
    ページ数にも勝る、ぐるぐるした感情のボリューム。

    朝井リョウさんの「正欲」「イン・ザ・メガチャーチ」とか、塩田さんの「存在のすべてを」とか。
    加害者と被害者の表裏一体感や、人間が一側面で語られない物語に、最近惹かれます。
     
    正しさと邪悪さ。
    現代、正しいことを正義として振りかざす風潮。
    ネットリテラシーでは、「罪にならないこと」をルールとして学ぶけど。本質はそこではなくて。
    平たい言葉でも、抉られることもある。
    特に、自分軸じゃ生きれない業界。
    他者評価がその人の全てになる世界。
    主要人物、どの立場になっても苦しかった。

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    2026年01月31日
  • 存在のすべてを

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    久々にページをめくるのを止め難かった。
    「本物」と「偽物」、「理想」と「現実」。どっちが正解でどっちが不正解かなんて誰にもわからないけど、ただ当事者が満足する形で一生を終えられたら良いなとただただ思った。
    終盤、涙が自然と溢れました。

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    2026年01月30日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    ネットで暴言や誹謗中傷した人たち83人の実名を晒して、匿名で石を投げつける人たちを批判する宣誓布告で始まった物語が、こんな展開を迎えなんて想像もつかなかった。
    なんども驚かされる展開と人の繋がりに心が躍らされました。
    美月、瀬尾、奏、天童と繋がる人たち。
    そして今のネット社会の問題
    心が踊り疲れるくらいたくさんのものが詰まっている。素晴らしい

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    2026年01月29日
  • 踊りつかれて

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    後半がひたすら重かった。本屋で最初のページの切実な訴えに惹かれ購入。だけど現代社会の問題がしっかり書かれていて、考えさせられた。生きてこそ!

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    2026年01月28日
  • 存在のすべてを

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    初読みの作家さん。映画化されるので読みました。内容は最高です!!

    「二児同時誘拐」のストーリーで展開し、非常にわかりやすい進行内容。大ボリュームですが読みやすく、最後は涙なしでは読んでいられない。本屋大賞受賞してもおかしくないほどの大作だと思います。

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    2026年01月28日
  • 存在のすべてを

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    誠実な夫婦が事件に巻き込まれるも、歪な幸せを感じ、それでも引き裂かれる凝ったストーリー性がとても面白かった。

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    2026年01月27日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    一日で一気読み。昨今のSNSの誹謗中傷、マスコミ批判は「宣戦布告」で十分言い切ってる。それによって個人情報曝された者たちの末路も意外に数人描くに止まる。その後は暴露した「枯葉」と芸人天童、歌手美月の実体に迫る話。それはネット上や週刊誌上の薄っぺらい情報ではない確かに生きてる人間としての現実を想起させる。その現実を想像できないから今もつまらない誹謗中傷が止まらない。加害の意識さえ薄い日常のなかにある地獄。そこをエグりながらも、人の繋がりの美しさを描いた物語。

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    2026年01月26日
  • 存在のすべてを

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    神奈川で児童誘拐事件が2件同時に発生し、警察は犯人を取り逃がしたが、誘拐された子供は3年後に無事に家族のもとに帰ってきた。
    一部は、誘拐犯と警察の息詰まる攻防。
    二部は、事件が時効となった後に新聞記者の門田が真実に近づいていく過程。
    三部は、誘拐された子供と連れ去った夫婦との愛情の物語。
    最初はあまりかなと思ったが、最後は涙しました。

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    2026年01月26日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    SNSの怖さを現代に問う。という内容なのかと思って読み始めたらそればかりではなく、容疑者となってしまった男性の思いの深さを見事に描きだした過去と現在。自殺してしまった芸人さんと消えてしまった歌姫とが繋がったときには戦慄を覚えるほど。
    読み進めるのがイタ過ぎる箇所もあったけれどほぼ一気読み。
    でも、キレイ過ぎるラストシーンは無くてもよかったかな〜。

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    2026年01月26日
  • 踊りつかれて

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    SNSに触れる前にこの本を一読するといいと思う。
    誹謗中傷を軽い気持ちで発信した側の末路とか現実にあったのかなと勘違いするリアルさだった。
    それでいて物語はドラマチックでどんどん伏線回収されていくので500ページ弱だけど読む手が止まらない。
    こちら読む前はブレイクショットの軌跡が自分的今年度No. 1と思ってたけど、最大の賛辞をもって直木賞に該当せずの理由がよくわかった。

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    2026年01月25日