塩田武士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネットで誹謗中傷を繰り返してきた人間を特定し、逆にその愚行を晒していくというお話。
デジタルタトゥーという言葉を改めて意識させられる。
一度ネットに出たものは簡単には消えない。
軽い気持ちで書いた言葉が、誰かを傷つけ、自分自身にも返ってくる。その痕跡は長く残り続ける。
長いので、スカッとしたい自分がいるが、なかなかさせてくれない。もどかしかった。
仕返しは正義なのか。
それとも同じ土俵に立つことなのか。
誹謗中傷の恐ろしさだけでなく、
人が誰かを裁きたくなる気持ちや、その快感までも描いていたように思う。
だから読後に残ったのは爽快感だけじゃなかった。 -
Posted by ブクログ
ある女性の姿を第三者に語らせ、取材という手法で浮き彫りにしていく意欲的な作品。「悪女について」を思い出した。そこに主人公の家族も絡んできて、少しずつ解き明かされていくその女性の人生には魅了されるし、深まっていくドラマに引き込まれて、香港に出張してる間に一気に読んだ。
って書くと面白そうだし、確かに面白かったんだけど、なんかこれはテーマを詰め込みすぎじゃないか?作者頑張りすぎじゃないか?知ってること全部詰めたのか?という気もした。簡単に取り上げられているテーマだけでも、女性が差別された時代、男に縋らないと生きていけない女性達、ゲーム業界、ゲームやアルコール依存、不倫、芦原大火などなどあり過ぎで