塩田武士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スナック愛凛巣に行ってみたい
そしてボトルを入れる
もちろん銘柄ほ啓太と同じ富乃宝山だっ!
みんなのマドンナ、テーラー青木の看板娘こと青木由美子はなかなかの苦労人
リンネンと再婚して確かな幸せをつかんでほしい
なんかシジミシジミするなぁ
しみじみやっ!
人生で一番大事なんは「続ける」ことや
野々宮先生の甲子園球場での言葉が、数十年の時をこえて甦ったっ!
そして、心の襞にもぐりこんでいく…
そこにペーパードリップのコーヒーがあるから…そう、そのポットのお湯でコーヒー淹れて
十年以上の空白をものともせず、祖父は孫にコーヒーを淹れさせる
しかも、元気だったか?の一言もない
なんて、きままな爺なんだっ!
もの書きを目指すんやったら、常に人の胸の内に答えを求めろ
意味がわからない僕は小首を傾げた
そのまま、首は折れた -
Posted by ブクログ
短編でも魅せる人間ドラマ。
『罪の声』や『騙し絵の牙』で知られる塩田武士さんが、多彩な切り口で人間の業や心理を描き出す短編集。
『小さい上司』: 絶妙な小物感が漂う上司の哀愁と日常を描いた一編。
『鈍い火』: ある交通事故の裏に隠された意外な真相に迫るミステリ。
『仮縫い』: 結婚を控えた新郎新婦の、一筋縄ではいかない馴れ初め。
『起点』: 未来のいつか、塩田さん自身が取材を受けるというユニークな設定。
それぞれの世界観にぐっと引き込ませる筆力は「さすが塩田武士」の一言。特に『小さい上司』に描かれる上司の、なんとも言えないリアルな「小物感」は最高です!! -
Posted by ブクログ
感想
最後の起点はとても短い話だったが、将来訪れるかもしれない話で面白かった。
あらすじ
短編集。
役所の広報課の新入社員の啓太は、ケチで大言壮語を吐くが仕事ができない小山田にウンザリしていた。しかし、彼が必死に病気の両親を支える姿を見て考え方を改める。
記者の育郎は裁判所に行くと子供を轢いた室戸という男が執行猶予を言い渡されるところだった。被害者の父親は昔、仕事をした岡崎。育郎は事件を調べるうちに岡崎の妻が室戸の元恋人で、室戸が恨んでしたことが分かる。岡崎が室戸に仕返しをしようとする所を育郎が止める。
高校教師である私とその仲間たちの中で最も冴えないリンネンが、昔のマドンナを射止めて結婚する話。
筆者が80歳になった時代、AIが進化して昔の取材方法が全て無駄に思える孫との対談。 -
Posted by ブクログ
斜陽と言われる出版界の物語を、大泉洋さんのあてがきで描いた傑作エンタメ。
会社員である以上、組織の歯車、組合、社内派閥、同僚、部下、同期等の社内的なことは
本来の業務やビジネスパートナーと同等以上の重みがある。
それに家庭内のことも加わるから30代後半〜40代の会社員は大変だ。
どの分野でも重要な役割と責任があるからなぁ。
〜仕事でストレスが生まれるのは、多忙であるか否かが原因ではない。報われるか否かの問題である。
その通りだと思った。
そして、どんなにデジタルな世の中になっても(便利な世の中になっても)結局はあらゆるものは人が創るということ。
今後で言うなら、AIがどんどん人の領域に入ってくるんだろうけれど、AIを使うのが人であるうちは(AIが永遠に人が利用する便利なシステムというポジションを維持するために)やっぱり人としての芯をしっかり持ちたいと思った。
未来が、AIに人が使われている時代にはならないことを信じて。