塩田武士のレビュー一覧

  • 騙し絵の牙

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    斜陽と言われる出版界の物語を、大泉洋さんのあてがきで描いた傑作エンタメ。

    会社員である以上、組織の歯車、組合、社内派閥、同僚、部下、同期等の社内的なことは

    本来の業務やビジネスパートナーと同等以上の重みがある。

    それに家庭内のことも加わるから30代後半〜40代の会社員は大変だ。

    どの分野でも重要な役割と責任があるからなぁ。


    〜仕事でストレスが生まれるのは、多忙であるか否かが原因ではない。報われるか否かの問題である。


    その通りだと思った。


    そして、どんなにデジタルな世の中になっても(便利な世の中になっても)結局はあらゆるものは人が創るということ。

    今後で言うなら、AIがどん

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    2026年06月07日
  • 罪の声

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    記者の立場から、迷宮入りした過去の事件を追い、一つひとつ紐解いていく大作です。刑事が出てこないのが新鮮です。読みごたえのある作品でした。

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    2026年06月07日
  • 崩壊

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    関西の地方都市で起こった市議会議長殺人事件を発端に、関わる人々の人生が変わっていく…。真実が明らかにされたとき、人は幸せになれるのか。正義について問い質す社会派小説。
    刑事の2人をはじめ、容疑者本人やその家族にそれぞれスポットを当てたため、本質がぼやけてしまった。反目し合う2人が打ち解けていくところ味わい深いのだが。

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    2026年06月01日
  • 罪の声

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    事実は小説よりも奇なりという事で、実際の事件の方が遥かに魅力的だという事を逆説的に証明してるような作品でした。

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    2026年05月18日
  • 崩壊

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    正直登場人物が多いので整理しないとよく分からなくなる。結構ややこしさを感じた。

    でもお金をきっかけに人間関係、信頼関係がどんどん崩れてしまう様はよく分かった… 一度裏切られると人は疑心暗鬼になる。

    大事なものを見失いたくないと感じさせられた。



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    2026年05月14日
  • 騙し絵の牙

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    冒頭で主人公速水輝也が登場する場面、速水の 容姿があまりにも大泉洋とそっくりなので「あてがき」?と思ったらその通りだった。
    小説を愛する編集者という顔と退職後の鮮やかな転身をかけて騙し絵の牙というタイトルだということが最後の最後にわかる。
    日曜劇場を読む感覚で楽しめたが最後に速水にそんなに腹黒な一面を持たせなくてもいいのではと思った。

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    2026年05月13日
  • 盤上のアルファ

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    棋士を取材する記者の仕事とはこういうものかと興味深くもあり、さくさく読めた。真田が現実離れと思いつつも愛さずにはいられないキャラ。終盤まさかの展開で秋葉と同じくやられた感が。よい読物でした。

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    2026年04月30日
  • 騙し絵の牙

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    エンタメとしての楽しさと、どこに伏線が張られているんだろうというドキドキを両方味合わせくれる一冊です。
    出版業界の苦悩を凝縮したような話で、紙媒体の売上が低迷していく中で、どう売上を伸ばしていくかを、面白く描いていています。
    個人的には本は絶対に紙派なので、出版社の方々を心より応援しています。

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    2026年04月29日
  • 崩壊

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    いろんな家庭の崩壊がでてくる話だった
    バラバラに崩れるっていうよりはヒビがちょっと入って徐々に崩れていく感じ

    疑心暗鬼で人間が自滅していく
    って書いてあったけどそれだけじゃないよなあと思って
    ひとことで言いづらい作品だった
    けど家族についてはよく考えさせられる

    自責の念で親を支援したり
    密告した被害者に恨みを持ったり
    また人の心は単純ではなくていろんな感情が浮かぶってことか

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    2026年03月19日
  • 歪んだ波紋

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    連作短編。
    正直なところ、それぞれの主人公が変わっていく切り替えが分かりにくい。
    ただ、作者は新聞記者だった事もあり、内部的視点からの作品として面白いと思えるし、当たり前の事だけど目で見ているメディアの情報に踊らされてるのは結局のところ、情報を他力に頼っている画面越しや新聞越しの私たちなんだと思う。

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    2026年03月19日
  • 崩壊

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    思ってたよりも割と本格警察ものという感じだった。おそらく映像化向き。面白い、推理小説を読みたいひとに勧めたい。

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    2026年03月15日
  • 崩壊

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    結末が今ひとつ
    動機がわかるようで?も弱冠
    動機がそれならば何故今殺人?
    ちょっとモヤモヤ感あり星3つ

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    2026年02月03日
  • 騙し絵の牙

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    ネタバレ

    小山内甫
    関西人。大手出版社「薫風社」の営業。

    二階堂大作
    デビュー40周年の作家。「将軍」のコードネームで呼ばれる。

    坂上実
    海外での知名度も高い大物漫画家。

    三島雄二
    担当する大物漫画家五人に声を掛けエージェント業を立ち上げた。出版社からの執筆依頼を仲介したり、原稿料や印税の配分について出版社と交渉したりする代理人ときて、業界の荒波を泳いでいる。

    速水輝也
    大手出版社「薫風社」。月刊誌「トリニティ」の編集長。出版社に入る前、三年だけ全国紙の新聞記者をしていた。

    戸塚健介
    薫風社の広報局。

    柴崎真二
    トリニティの副編集長。

    篠田充
    編集部。見合い結婚した妻との間に一人娘が生まれ

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    2026年01月07日
  • 盤上に散る

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    亡き母の遺品から伝説の真剣師への出されなかった手紙が、その真剣師探しに、裏社会、警察などを巻き込み
    前作の「盤上のアルファ」真田も登場
    そして辿り着く先には…

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    2026年01月05日
  • 崩壊

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    2013年の作品。市議会議長の殺人事件を追う。地取り、鑑取りといった捜査の展開が勉強になる。関西ミステリーとして十分面白いのですが、小さな伏線が多く、推理小説ファンに喜ばれるかと思います。

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    2026年01月05日
  • 騙し絵の牙

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    映画がおもろかったのでずっと小説読んでみたいなと思っててやっと
    んーーーー、映画のがよかった記憶!やっぱ大泉洋の演技が好きだな

    なのであとがき(解説)はおもろかった

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    2025年12月31日
  • 崩壊

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    2025/10/09 2
    楽しみに読み始めた。市議が殺され刑事の本宮は優子と組んで調べる…最後の手紙が動機なんだろうけど、それほどか?とスッキリせず。本宮と優子のペアはお互いの良いところを引き立て合ういいコンビ。

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    2025年12月26日
  • 盤上のアルファ

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    題名の「アルファ」とは、狼の群れのボスを指すことだったとは。
    第1章は、文化部に左遷された新聞記者秋葉隼介が、不本意ながら将棋のタイトル戦の取材に行くまで。
    第2章は、不遜な将棋棋士真田信繁の生い立ちなどが綴られる。母親に逃げられ停職のない父親は借金取りに追われるという悲惨な生活の中で、終生の師ともいえる大門に出会い、ますます将棋にのめり込む。
    そんな将棋漬けの信繁が中学の時に恋をしたとの唐突な描写があり違和感を覚えるが、終盤になってこのことが見事に回収されており、納得感が。
    前半は、重苦しい展開で読み進むのに躊躇するが、後半は信繁がプロへの編入試験を目指す展開となり、一気に読むペースが上がる

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    2025年12月08日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    塩田武士作品は今の社会現象や社会問題を小説という形で問いかけてくれるところが好きです。
    たった一度の過ちが全てを失う。まさにタイトル「崩壊」。
    しかしながら、市議会の議長を殺した容疑者の動機がラストの手紙を読んでも私にはよくわかりませんでした。

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    2025年12月07日
  • 騙し絵の牙

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    帯の「本に携わるすべての人に読んで欲しい」に「そうそう!」と声をあげたくなる。

    作家、編集者、版元、版元内部の騙し合いと戦い、そして書店や読者。
    本を作ったり、触れたり、読んだりできることの幸せを噛み締められる一冊。

    タイトルが内容となかなか繋がらなかったけれど、ありがとう、ガッツリ納得。

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    2025年11月24日