塩田武士のレビュー一覧

  • 騙し絵の牙
    映画と全然違った展開。

    終盤尻すぼみな感じだったのは置いといて、出版業界の切実な現状が描かれていた。

    やっぱり本は電子書籍より紙が良い。
    電子書籍は本じゃなくただのデータ。
  • 騙し絵の牙
    映画はまあまあだった。
    前から読みたかったのだけど、やっと読めた。
    私の中の大泉洋のイメージとは全然違っていて少し読みにくさが
    出来てしまったかな…
  • 騙し絵の牙
    速水が大泉洋にぴったり。
    出版業界のリアルな内情。
    普段の様子と家庭での生活のギャップがなんだかリアルだった。
    今まで読んだ著者の本とはちょっと印象が違う感じ。
  • 歪んだ波紋
    マスメディアに対する考え?
    情報自体を信用させないようにさせる団体達がいる!→自分で情報をよく選ぶ、考えることが大事

    ということを伝えたかったのかな?
    メッセージ性が強くて私には少し難しかった、、

    情報は必ず誰かのフィルター、思いが入ってしまうもの、受け取る方もまた同じ。

  • 騙し絵の牙
    表紙に大泉洋さんの写真があったので思わず買ってみた一冊。

    大泉洋さんのファンではないが

    出版社の話

    なんか想像と違った

    ミステリーと言えばミステリーな話かもしれないが、もっとガチガチなミステリーな話だと思ってた。

    出版業界の事がよくわかりました。
    雑誌がなくなりオンラインになるってのは悲し...続きを読む
  • 歪んだ波紋
    記者魂短編集、ちょい難しかった。

    「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディア―昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。松本清張は...続きを読む
  • 盤上のアルファ
    苦悩する男の絵から表紙買い。題名から囲碁将棋の話と推測したが、将棋の話。正直駒の動かし方位しか知らないし、「3月のライオン」でしか知識がなかった。
    もっと事件性がある展開と思っていたが純粋に将棋に打ち込む話。
    30過ぎの男がプロになるべく挑む姿勢は熱く、後がなく追いつめられた状態が切羽詰まりハラハラ...続きを読む
  • 女神のタクト
    音楽系のお話は演奏の描写が鍵で、作家さんは言語化するのが大変だろうなあと思いながら読みました。
    クラシックは敷居が高そうに感じますが、こちらのお話は演奏会までの沿革が中心なので、クラシックがわからなくても読み易いのではないでしょうか。
    個人的に好きなのは、それぞれの音楽への向き合い方。生い立ちや家族...続きを読む
  • 盤上のアルファ
    将棋を題材にした小説ということで読んでみました。

    まぁ、面白かったんだけど、一言で書くなら「女は怖い」ですね。全部そこに持って行かれた。
  • 歪んだ波紋
    短編がどう最後に繋がるのか、期待高く読みました。元新聞記者らしい展開と陰謀めいた展開になんかモヤモヤした気持ちになったが、何事にも
    現場を自ら確認することの重要性を改めて認識した。今までの職業が今後も続くかわからないこのご時世に誰かにたよるネットワークは必要だか、自己責任として自分の目で確認、判断は...続きを読む
  • 騙し絵の牙
    「人たらし」が印象に残り 面白かったです
    速水の地道な努力(語学力)やコミュニケーションの高さ信頼関係が生まれ強者!

    大きな紙面を一枚一枚めくりながら色々な情報を楽しめる雑誌が好き。お気に入りの雑誌が廃刊になり驚いた時もあり 時代の流れを感じます。
  • 盤上のアルファ
    関西弁の会話のやりとりがテンポよく、一気読み。
    著者の経験も反映されているのか、将棋独特の世界がわかりやすく表現され面白かった。

    とはいえ、いろいろな場面でスムーズすぎるところが逆に引っかかりも。現実ではとてもこうはいかないだろうなぁ。
  • 罪の声

    う~ん 今ひとつ展開が見えない

    なぜ誘拐犯罪を起こしたのか、関わった人間が殺されていく。その展開や理由が、私にってわかりにくかった。
  • 歪んだ波紋
    メディアの在り方…
    今ではサクッとネットで『情報』がとれる時代。
    そしてその『情報』ありきで拡散される。
    果たして…どこまでが真実なんでしょうね。

    ・黒い依頼
    ・共犯者
    ・ゼロの影
    ・Dの微笑
    ・歪んだ波紋

    それぞれの主人公の視点から描かれています。
    あるキーワードで微妙に繋がっており、そして最...続きを読む
  • デルタの羊
    表紙からしてファンタジーかと思って読みましたら、アニメ業界のお仕事小説だったんですね。
    てっきりアニメは日本のお家芸で追随するもの無し、と思っていたのですが中国がそんなに力を持っているとは・・・。
  • 氷の仮面
    “ずっと女の子になりたかった“男の子のお話。

    性同一性障害の葛藤、家族との確執、世間からの不理解。そして結ばれない結末がわかりきっている初恋。

    睾丸の摘出手術や性転換手術のところでは一生知らなかったであろうことが書かれていて素直に勉強になった。

    初恋の人とのエピソードより、父親とのエピソードが...続きを読む
  • 崩壊
    背景にあるのはバブル経済の破綻に巻き込まれた人達の末路で、とても憂鬱な気分になる。犯人にも意外性がなく、中盤から浮上した容疑者がそのまま逮捕される展開で、犯人の動機もイマイチ理解できず、親しみのある主人公である刑事について深掘りしてほしかったが娘との喧嘩だけが印象に残るかんじで、相棒の女性刑事につい...続きを読む
  • 雪の香り
    積読。
    純愛ミステリってどうしても惹かれてしまう…
    そして久々のジャンルでもありました〜。
    12年前に出会った彼女と、
    12年の時を経て再開した彼女の秘密を巡るお話で
    彼女の罪が何なのかを予想しながら
    読んでいくのはずっと心臓が痛かったーーー
    ある日突然隣にいる人がある事件に関わってるとしたら
    信じ...続きを読む
  • 女神のタクト
    傾きかけたオーケストラを立て直すお仕事小説。前半は作者特有のギャグが満載でとてもテンポよく進むが、後半はやや失速気味に。この本のミステリー要素といえば主人公の明菜の過去と、マエストロの拓斗か指揮を下りた理由だが、それが明かされるのがクライマックスとなるクリスマスコンサートの盛り上がりに差し込まれてお...続きを読む
  • 騙し絵の牙

    普通に面白い

    最後のどんでん返しがすごい!というレビューが多かったので、期待して読みましたが…
    個人的には一体何がどんでん返しなんだろう…という感じで、ほぼ予想通りの展開でした。
    ミステリー的なオチを期待して読まない方が良かったですね。
    家庭内の描写に関しては、不器用と言うにはあまりにも前時代的でちょっと感...続きを読む