塩田武士のレビュー一覧

  • 踊りつかれて

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    主題は結局2人の人生についてだったのか?『なぜこんなことをしたのか?』に重きを置くのかと思っていたら2人のパートが膨らみすぎて思っていた方向と違った。

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    2026年03月21日
  • 崩壊

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    いろんな家庭の崩壊がでてくる話だった
    バラバラに崩れるっていうよりはヒビがちょっと入って徐々に崩れていく感じ

    疑心暗鬼で人間が自滅していく
    って書いてあったけどそれだけじゃないよなあと思って
    ひとことで言いづらい作品だった
    けど家族についてはよく考えさせられる

    自責の念で親を支援したり
    密告した被害者に恨みを持ったり
    また人の心は単純ではなくていろんな感情が浮かぶってことか

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    2026年03月19日
  • 踊りつかれて

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    SNSでの誹謗中傷は
    芸能人、アスリートだけでなく、
    いじめなどの加害者である未成年の実名や家族を晒したりなど
    間違った正義中毒の人たちがたくさんいて、
    本当に無法地帯だと思う。

    好感度高い人の不倫などは
    そりゃやっぱりガッカリするけれど
    それで「こいつ○ねばいい」とは決して思わない。

    でもSNSで過度の誹謗中傷を繰り返す人は、
    結局はそこらへんにいる普通の人で、
    本著でも加害者それぞれの話は興味深かった。

    加害者の話が中心になるのかと思ったら
    昭和平成の芸能界の話や
    尼崎事件を彷彿とさせる他者が突然入り込んできて家族が崩壊する恐ろしい話など盛りだくさん。(描写が怖くてさすが「罪の声」の

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    2026年03月18日
  • 踊りつかれて

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    物語の中の人物が発言しているというよりは、作者の思いを物語の人物を介して伝えてきている感じだった。(当たり前なのだが)
    そのため物語に没入が出来なかった。

    内容的には、ネット社会の誹謗中傷について。
    様々な場所で誹謗中傷はやめようと言っているのにも関わらず、なくならない。もはや文化であるかのようになっているものに対するアンチテーゼ。

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    2026年03月17日
  • 踊りつかれて

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    SNSの誹謗中傷によりお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。
    時は遡り、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。

    そして、「宣戦布告」
    よく聞け、匿名性で武装した卑怯者ども。・・・・
    重罪に認定された83人はネットにすべてを晒された。
    犯人は美月とコンビをくんで一世風靡した音楽ディレクターの瀬尾政夫。
    天童の同級生であり、なんとなく縁を感じていた弁護士の久代奏は
    瀬尾から任命され弁護することに・・・。

    なぜ、このようなことを起こしたのか?
    本人が語らないまま、関係者の聞き取りで瀬尾の人となりに触れていく。
    つかみのインパクトはある。
    そして、だんだんと天童

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    2026年03月17日
  • 崩壊

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    思ってたよりも割と本格警察ものという感じだった。おそらく映像化向き。面白い、推理小説を読みたいひとに勧めたい。

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    2026年03月15日
  • 踊りつかれて

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    SNSなどで見た短い情報だけで白黒を判断し、正しさは常に揺れ動くものなのに自分が間違っているかもしれないとも考えず、身勝手な正義を振りかざして承認欲求を満たす醜悪さ。

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    2026年03月08日
  • 踊りつかれて

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    SNS時代の安易な悪意を拡散する人々
    とそれに翻弄される人々
    その背後にある苦しくもまっすぐ生きる人々
    それを丁寧に描く

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    2026年03月08日
  • 崩壊

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    結末が今ひとつ
    動機がわかるようで?も弱冠
    動機がそれならば何故今殺人?
    ちょっとモヤモヤ感あり星3つ

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    2026年02月03日
  • 罪の声

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    3.8/5.0

    グリコ・森永事件(企業名などは変えているが)を題材に、もしかしたらこんな舞台裏があったのではないか、と思わされる重厚なドラマ。

    ただそれだけリアルで重厚な分、どれが誰だか分からなくなる部分も正直結構あった。

    実際の事件をより調べてから読むとまた全然違って景色が見えると思う。

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    2026年01月25日
  • 騙し絵の牙

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    ネタバレ

    小山内甫
    関西人。大手出版社「薫風社」の営業。

    二階堂大作
    デビュー40周年の作家。「将軍」のコードネームで呼ばれる。

    坂上実
    海外での知名度も高い大物漫画家。

    三島雄二
    担当する大物漫画家五人に声を掛けエージェント業を立ち上げた。出版社からの執筆依頼を仲介したり、原稿料や印税の配分について出版社と交渉したりする代理人ときて、業界の荒波を泳いでいる。

    速水輝也
    大手出版社「薫風社」。月刊誌「トリニティ」の編集長。出版社に入る前、三年だけ全国紙の新聞記者をしていた。

    戸塚健介
    薫風社の広報局。

    柴崎真二
    トリニティの副編集長。

    篠田充
    編集部。見合い結婚した妻との間に一人娘が生まれ

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    2026年01月07日
  • 盤上に散る

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    亡き母の遺品から伝説の真剣師への出されなかった手紙が、その真剣師探しに、裏社会、警察などを巻き込み
    前作の「盤上のアルファ」真田も登場
    そして辿り着く先には…

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    2026年01月05日
  • 崩壊

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    2013年の作品。市議会議長の殺人事件を追う。地取り、鑑取りといった捜査の展開が勉強になる。関西ミステリーとして十分面白いのですが、小さな伏線が多く、推理小説ファンに喜ばれるかと思います。

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    2026年01月05日
  • 騙し絵の牙

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    映画がおもろかったのでずっと小説読んでみたいなと思っててやっと
    んーーーー、映画のがよかった記憶!やっぱ大泉洋の演技が好きだな

    なのであとがき(解説)はおもろかった

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    2025年12月31日
  • 罪の声

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    戦後最大の未解決事件『グリコ森永事件』を題材にしたフィクション。

    正直、私にはほとんどこの事件は記憶はないし、詳細もよくわからなかった。
    昭和を振り返る番組で目にしたくらい。

    本書では、事件の内容や流れなど極力史実通りに再現され、その中で子どもがかかわったことからその子どもに重きを置いたお話になっている。

    事件に子どもが関わっていたことも驚くが、その子どもにスポットをあてたところが、なかなかおもしろかった。
    ただ、中盤まではなかなか進まず…
    終盤からはようやくテンポ良く読み進めた。

    記者の阿久津も、事件に関わってきた曽根俊也もなかなか魅力的な人物でよかった。

    ★3.5

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    2025年12月27日
  • 崩壊

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    2025/10/09 2
    楽しみに読み始めた。市議が殺され刑事の本宮は優子と組んで調べる…最後の手紙が動機なんだろうけど、それほどか?とスッキリせず。本宮と優子のペアはお互いの良いところを引き立て合ういいコンビ。

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    2025年12月26日
  • 盤上のアルファ

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    題名の「アルファ」とは、狼の群れのボスを指すことだったとは。
    第1章は、文化部に左遷された新聞記者秋葉隼介が、不本意ながら将棋のタイトル戦の取材に行くまで。
    第2章は、不遜な将棋棋士真田信繁の生い立ちなどが綴られる。母親に逃げられ停職のない父親は借金取りに追われるという悲惨な生活の中で、終生の師ともいえる大門に出会い、ますます将棋にのめり込む。
    そんな将棋漬けの信繁が中学の時に恋をしたとの唐突な描写があり違和感を覚えるが、終盤になってこのことが見事に回収されており、納得感が。
    前半は、重苦しい展開で読み進むのに躊躇するが、後半は信繁がプロへの編入試験を目指す展開となり、一気に読むペースが上がる

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    2025年12月08日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    塩田武士作品は今の社会現象や社会問題を小説という形で問いかけてくれるところが好きです。
    たった一度の過ちが全てを失う。まさにタイトル「崩壊」。
    しかしながら、市議会の議長を殺した容疑者の動機がラストの手紙を読んでも私にはよくわかりませんでした。

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    2025年12月07日
  • 騙し絵の牙

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    帯の「本に携わるすべての人に読んで欲しい」に「そうそう!」と声をあげたくなる。

    作家、編集者、版元、版元内部の騙し合いと戦い、そして書店や読者。
    本を作ったり、触れたり、読んだりできることの幸せを噛み締められる一冊。

    タイトルが内容となかなか繋がらなかったけれど、ありがとう、ガッツリ納得。

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    2025年11月24日
  • 罪の声

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    私には少し難度高めだった
    グリコ森永事件を題材にしたフィクションなので少し堅く重めなストーリー
    エンタメ性よりドキュメンタリー性が高い作品

    もしかしたら加害者家族や親族にも巻き込まれ散り散りになるような悲惨な人生があったかもしれない、犯人個人の思想や復讐に巻き込まれた家族まで人生をめちゃくちゃにされるほどの罪が果たしてあるのだろうかと思わせる作品でもあり面白かった
    事件が未解決で裁かれないからこそ周りも一生許されない交われないような辛さがあるのかも

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    2025年11月16日