塩田武士のレビュー一覧

  • 崩壊

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    塩田武士『崩壊』PHP文芸文庫。

    単純極まりない殺人事件を描いた警察小説。

    どうにも殺人事件の本筋とは遠い所でストーリーが展開していくばかりで、余り面白くなかった。

    そもそも関西弁を操れる登場人物が描かれる小説が苦手というのも要因かも知れない。また、主人公の刑事も含め、殆どの登場人物の家庭が崩壊していたり、大きな失敗をした苦い経験に苦しんでいるという嫌な設定にも拒否反応が出ているのかも知れない。


    関西のとある地方都市で、贈収賄で財を成したと噂される市議会議長の嶋田洋輔が自宅のガレージで殺害される。所轄のベテラン刑事である本宮宣親は県警捜査一課の刑事の平原優子とともに容疑者の手掛かりを

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    2025年10月24日
  • 盤上のアルファ

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    将棋を知らない人でも挫折を乗り越えようとする
    再チャレンジするそんなストーリーは展開も早く面白い
    一方で秋葉という記者
    真田はどのように奨励会や師匠の千田と出会ったのか?
    そして‥
    と思ったら、続編がある事を知り安堵!「盤上に散る」

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    2025年10月15日
  • 歪んだ波紋

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    短編集かと思ったら連作で、それも微妙に絡み合って、とてもややこしかった。で、結局何だったのかがよく理解できないまま終わった。私の理解力の問題でしょうが・・・

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    2025年10月12日
  • 歪んだ波紋

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    マスコミ、警察の現場と「真実が報道されないジレンマ」を描く5章からなる長編。各章が複雑に絡んでいるので、ミステリー感覚で読み流すなら、満足しにくいかも。報道の中立性が守り続けられることを祈ります。

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    2025年09月11日
  • 拳に聞け!

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    ネタバレ

    元芸人で今は便利屋バイトの省吾は、ボクシングジムの立ち退き仕事をきっかけに、ボクサー親子とともに日本タイトルの夢を追いかけることになる。他人の夢に一喜一憂するうちに、捨てたはずの自分の夢にも再び火が灯っていく――。



    読みやすく肩のこらない文章で、隙あらば差し込まれるコメディシーンはカット割りやせりふ回しまで脳裏に浮かぶようだった(貞次郎はマキタスポーツのイメージ)。
    主人公はあくまで新田ジムを立ち退かせようとしていた省吾。いわば部外者なのに、なんとなくずるずると関係者になっていく様子がユーモラスだった。
    個人的には、さびれたジムを背負って闘う若きボクサー・勇気にもっとスポットを当てて、そ

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    2025年09月03日
  • 騙し絵の牙

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    あてがきの作品を読むのは新鮮!面白かったです

    出版業界の厳しさがリアルに伝わる…もっと紙の本を買いたい…
    私は普段のんびり事務仕事をしているので、彼らの仕事ぶりが恐ろしく感じました…すごいな

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    2025年08月30日
  • 雪の香り

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    京都の街が好きな人には良いかもしれない。自分はそうではないので長々と随所に挟まれる風景描写を読み飛ばしながらなんとか読み終えた。
    映像化には向いてそう。
    ハッピーエンドだが、果たしてベールに包まれていた黒い過去が明らかになった後も主人公は同じように雪乃を愛せるだろうか。否だと思う。

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    2025年08月30日
  • 歪んだ波紋

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    何を信じるのかが難しい時代になったな。
    情報の暴走を自分たちで促進して、信じられるものが減ってきてる現実は自業自得なのかなぁ。

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    2025年08月24日
  • 朱色の化身

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    辻珠緒。

    関わった人間の証言を読み進めるも、捉え所のないよく分からない人物としての印象が強くなっていく。
    この女は一体、何者なのか?なぜ失踪したのか?それが気になってほぼ、一気読みに近かった。
    そして浮かび上がってくる様々な角度から見た、珠緒の表情と過去の因縁。

    因縁は、珠緒だけに限らずその母、さらにその母をも時代とともに巻き込み、飲み込んでいたとは。。。
    時代とは時に残酷であると感じた。
    そうしたくなくても、そうしないと生きていけない時代の中で抑圧され必死に耐える。。。今の時代もそうであるが、女性はいざと言う時の職をやはり持っておくべきた。

    この本を手に取ったのは舞台になっている芦原温

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    2025年08月14日
  • 盤上に散る

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    様々な登場人物が過去の柵とともに複雑に交錯する。その過去がいずれも暗く、読み終えてスカッとした気分にはなれない。伏線回収の展開は面白い。

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    2025年08月06日
  • 盤上に散る

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    『盤上のアルファ』がめちゃくちゃ面白くて、続編があるというので喜んで読んだ。
    全くの続編ではないが、前作の“その後”もわかる記述があってスッキリ。

    話としては登場人物が一部重複してるだけで別の話だったが、どうなるんだろうと引き込まれて一気に読んだ。

    前作を読んでる方が登場人物に親近感はわくと思うが、こちらだけ読んでも十分理解できるし、楽しめると思う。

    塩田さんはあと1作読んだことがあるだけだけど、幅が広そうな作家さんで、他の作品も読みたい。

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    2025年07月14日
  • 女神のタクト

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    登場人物それぞれに強烈な個性があって面白かった。特に主人公は乱暴な性格すぎて私的にはあんま好きじゃなかった。笑

    ストーリーは潰れかけのオーケストラを救う?話で、感動的な場面も多く、まとまりもあって面白かった。

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    2025年06月18日
  • 歪んだ波紋

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    短編集かぁ、と思ってたら、連作だった。
    なかなか難しい内容ではあるけど、読み応えもあって面白かった。もうちょっとそれぞれの主人公に共感できるような魅力があればなぁとは感じました。

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    2025年03月29日
  • 雪の香り

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    京都を舞台に、主人公と雪乃が過ごした2000年と2012年の四季が同時進行で展開されていくお話
    私の集中力が乏しいせいか、あれ、いまどっちの話だ?と混乱してしまい、なかなか理解が難しかった
    あと…雪乃の無鉄砲な行動が苦手だった〜
    幼稚園〜小学生なら“無邪気”や“純粋”で許されても、いい大人がわがままばかりでずっと近くにいたらうんざりしちゃうんじゃないかな〜

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    2025年03月27日
  • 朱色の化身

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    なぜか分からないけど大きなどんでん返しがあると思いながら読み進めてしまった、、、
    細部を誤魔化しながらの書き方なので、何かあるんだろうなと。

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    2025年03月13日
  • 歪んだ波紋

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    吉川英治文学新人賞受賞作
    短編連作の5つの物語から構成されていますが、正直読みにくい。
    内容がうまく入ってきませんでした(笑)

    ■黒い依頼
    ひき逃げ事件をめぐる報道。誤報?
    その裏には虚報が..
    そこには、フェイクニュースを作り出すサイトの存在。
    今では生成AI含めてフェイクがネットではあふれいますよね。やっぱりマスゴミなのかなぁ

    ■共犯者
    過去の誤報。
    それが一人の人生を狂わせる。誤報は怖いですよね。

    ■ゼロの影
    報道されない盗撮事件。その裏側にあったものとは?
    これは深い。

    ■Dの微笑
    今度はテレビのやらせ。
    同じ人物がインタビューに答えていることが描かれていますが、これ、実際にS

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    2025年03月08日
  • 雪の香り

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    主人公と同年代、大学時代を過ごした北山〜北大路が舞台。
    共感要素満載なのに、ヒロインがあまりにいけ好かなく、半分くらいまで本当に辛かった。
    後半はペースアップしたが、前半辟易したヒロインのキャラの必要性が、後半明かされる真実とリンクしない。
    特に、ケンカっ早いところとか、目立つやん。
    とにかく、あんな女いやだー!

    でも、北山や北大路の細かい描写は良かった。
    あの頃と変わったところも含め、目に浮かぶ。

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    2025年01月19日
  • 騙し絵の牙

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    大泉洋を当て書きしてるので主人公のイメージがしやすい。所々にちょっと笑わせるやり取りがあったりしておもしろい。ストーリーは丁寧に描かれているが、その分ちょっと退屈。

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    2025年01月07日
  • 騙し絵の牙

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    大泉洋を想像しながら読むのは楽しかったし、イメージしやすかったな。最後のどんでん返しは想像してたけど、思っていたより驚きもなく、、なるほどな、くらいの感覚。
    題名が大袈裟なので、もう少しビックリするかと思った。そんなとこが少し残念。
    でも、読み応えはありました。

    紙媒体は大変だな。自分の仕事と重ねてしみじみ実感して危機感を感じたよ。

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    2025年01月07日
  • 朱色の化身

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    ネタバレ

    この読後のやるせなさは『絶叫』や『イノセント・デイズ』以来。
    芦原の温泉街を襲った大火から始まった人一人の人生を追う重み。ライターの大路が大勢の関係者に取材しながら明らかになっていく辻珠緒という女性の生き様と遡る母娘三代に渡る悲しい業に言葉を失くす。
    「男」に生活を依存してきたその結果と片付けるのは簡単だが、男尊女卑が当たり前だった時代背景を思えば彼女たちの生き方を責めることはできないな。
    できすぎたラストだったけど、ここからまた新雪のようにまっさらな辻珠緒の人生が始まってほしいと願わずにいられなかった。

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    2024年12月15日