あらすじ
京都でテーラーを営む曽根俊也。ある日、彼は父の遺品の中から黒革の手帳、そしてカセットテープを発見する。手帳には英文がびっしりと書かれており、さらに「ギンガ」「萬堂」という製菓メーカーの情報が。そしてテープに入っていた幼い子供の声は、31年前に起きた【ギンガ・萬堂事件】で脅迫に使われた録音テープの音声と全く同じだった。――「これは僕の声だ」。 実際に起きた未解決事件に迫るミステリー大作!!
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匿名
なるほど、という展開で、本当にこれが真実なんじゃないかと錯覚しそうになるような動機や犯人構成でした。単に身代金目的ではないのでしょう。
子供たちもよく口を滑らしませんでしたね。もしかしたら、命を奪われていたのかもしれません。
原作の良さを十分に伝えている
塩田武士の原作がとても面白かったのでコミカライズするとどのようになるのかと興味を持って読んでみた。丁寧な絵柄で原作の良さを十分に伝えている。文字にすると半ページ使って表現するところを、漫画の一コマで表現しているようなシーもあって、漫画の絵の表現力を改めて感じた。
ストーリーに関しては原作が優れているので言うことはない。
映画の予習に読みました
これから公開される映画の予習に読んでみましたが、面白くて一気読みでした。過去に一体何があってこの事件が起きたのか。めちゃめちゃ気になるので原作小説も読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
表題にもある昭和最大の未解決事件・グリコ森永事件。
もう、30年以上前の事件をモチーフに、大胆な仮説も交えたミステリー。
主人公(曽根 俊也)は、テーラーを営んでいたが、ある日、父の遺品から、過去の大事件のカギとなる手帳とカセットテープを発見した。
しかも、そのテープに録音されていたのは、幼い頃の自分の声。その内容は、犯人が事件に利用していたものであった。自分の父は、あの事件の関係者なのか?
疑惑が疑惑を生む展開に、ハラハラドキドキします。
やがて、舞台はイギリスへ。
果たして、どの様な展開が待っているのか?
興味深い
グリコ森永事件!あの事件のことは今でも覚えています!子供のお菓子に毒を入れ金を脅し取ろうとした許し難い犯罪!その事思いながら読んでみると興味深くて面白かったです!