あらすじ
昭和最大の未解決事件といわれる「ギンガ・萬堂事件」を追う大日新聞記者・阿久津英士は、緻密な取材を進めていき、犯人グループの名前をつかんでゆく。一方、幼い頃の声を事件に利用された曽根俊也は、事件に関わっていた伯父・曽根達雄のことを調べていたが、同じように事件に利用された姉妹の行く末を知り、調査を断念。平穏な暮らしに戻ろうとした矢先、とある人物が自分の元へ訪ねてくる・・・新聞記者の阿久津が!
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匿名
真相にたどり着いた記者が、ふたを開けたら何もない、虚無だと言ったセリフが印象に残った。
未解決事件といったって、「しょうもない動機、しょうもない犯人」であることは他の犯罪と変わらないでしょう。
ただただ子どもたちが可哀想です。ひどい親族を持ったがために人生をめちゃくちゃにされて。胸が苦しくなりました。
Posted by ブクログ
シリーズ、第三弾にして、完結編。
昭和最大の未解決事件、『ギンガ・満堂事件』。
新聞記者・阿久津は、所在が判明した犯人グループの1人と遂に対峙する。
また、同じ加害者遺族の悲惨な末路を知り、自身の罪に苦悩する。
罪を追う者と、罪を負う者。
2人が会合する時、新たな運命が扉を開ける。
生島親子に、幸多かれと祈ります。
Posted by ブクログ
昨年おそらく一番面白かったと思った小説のマンガ化。ストーリーは知っているけど、思わずビジュアルにもみたいなと思わせる作品だった。原作は、双頭のキツネ目というグリコ・森永事件のストーリーとしては異色かつ、もとの職が新聞記者だったこともあり、リアルな新聞記者のストーリーが読ませる作品だった。マンガも、展開が素早いものの、要所はしっかり抑えられていて、原作を読んで膨らんでいる頭をすっきりと流れていく感じが心地よかった。いきなりマンガからだと、ちょっと勿体無いというか、話の深さが感じられないかもしれない。
罪の声を読んで
映画で公開される事を知った後に漫画を知りました。映画のチラシを見て気になっていたので漫画を読み物語に入り込み一気読みをしました。星野源さんの役と漫画の中の役はイメージが違いますがどんなふうに演じるのか楽しみになってます‼️