塩田武士のレビュー一覧

  • 踊りつかれて

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    無責任な有象無象の匿名な人々(安全圏のスパイナー)が、簡単に参加できる誹謗中傷ゲームみたいなSNSの世界の禍々しさを生々しく描いている。踊らされているのは誰?

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    2026年08月07日
  • 朱色の化身

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    とにかく沢山の人が出てくるので、名前が覚えられず大変でした(笑)
    1人の人間を色々な人から見た時に、どう映るかというのが好きなので、この本は私の好みでした。

    それにしても男運がなさすぎて読むのが辛かったです。

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    2026年08月06日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    少し前に読み終わったので、解像度がぼやけてしまっている。。

    絵が繋いだ絆。
    血のつながりはないけれど、そこには確かな愛情があったと思う。

    ただ、誘拐犯の人物像が、そこまで巧妙に計画を企て実行できる人たちだとは思えなくて違和感があった。(チンピラっぽい人たちだと思われるので。)





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    2026年08月05日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    snsでの誹謗中傷が原因で自殺した芸人と、表舞台から引きずり下ろされた伝説の歌姫。
    その2人を誹謗中傷した人々がsnsで晒される。

    snsの恐ろしさを感じられる話。【安全圏のスナイパー】で気が大きくなって強い言葉は確かに沢山目にする。
    我が子にはやっぱり面と向かって言えないことは、snsでも言わないという事を伝えたいなと思った。
    弁護士用語が多い辺りは集中力が途切れたりもしたけれど、美月の過去辺りからまた一気に引き込まれた。
    天童君と久代さん、こうなる前に連絡を取れていたら結果は変わっていたのかな。

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    2026年08月04日
  • 氷の仮面

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    性別違和があることで、こんなにも人生が囚われていくのがなんだかとても辛かった。踊ったり歌ったりすることが好きで、それを仕事にできたといえど、それは夜の店で宝塚にはなれない。大抵の人がなれないんだけど、可能性が最初から0であることの辛さ。結婚や出産、同僚と温泉に行くこと、誰かと付き合うこと。性が一致していればできることができない。
    真壁くんがめちゃくちゃかっこいい。それを超える人は難しいかもしれないけど、蘭も幸せになって欲しいな。

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    2026年08月03日
  • 罪の声

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    グリコ森永は追ってるので読んどいた。ひとつの解。
    40年前の事件なんで犯人たちは4死んでるか高齢なんだが、カセットテープの子供たちはまだ40~50代で生きているんだわな。

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    2026年07月30日
  • 起点

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    短編でも魅せる人間ドラマ。
    ​『罪の声』や『騙し絵の牙』で知られる塩田武士さんが、多彩な切り口で人間の業や心理を描き出す短編集。

    ​『小さい上司』: 絶妙な小物感が漂う上司の哀愁と日常を描いた一編。
    ​『鈍い火』: ある交通事故の裏に隠された意外な真相に迫るミステリ。
    ​『仮縫い』: 結婚を控えた新郎新婦の、一筋縄ではいかない馴れ初め。
    ​『起点』: 未来のいつか、塩田さん自身が取材を受けるというユニークな設定。

    ​それぞれの世界観にぐっと引き込ませる筆力は「さすが塩田武士」の一言。特に『小さい上司』に描かれる上司の、なんとも言えないリアルな「小物感」は最高です!!

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    2026年07月27日
  • 起点

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     出世作「罪の聲」以前に書かれた三篇の中短編を所収。作者の現在の活躍を予見することは、なかなか難しい作品群ではある。

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    2026年07月25日
  • 存在のすべてを

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    社会派ミステリーとして前評判も高く、楽しみに読み始めた作品でしたが…

    30年前に起こった2児同時誘拐事件、1人は無事に保護され、もう1人は事件から3年を経て祖父母宅へ帰ってくる。
    4歳だった少年は7歳へ成長し、言葉や態度などからよく躾けられて愛情をもって育てられたことがわかる、だが空白の3年について少年は一切語らない。
    事件は未解決のまま、時効を迎える。
    事件に関わり、諦めきれず事件を追い続けた刑事達の想い、その中で懇意にしていた刑事が亡くなり、真相を知るべく新聞記者が改めて事件を追っていくお話です。

    とても丁寧な描写なんですが、冗長にも感じました。
    また多くの方が感動されていて申し訳ない

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    2026年07月25日
  • 起点

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    面白かったです。塩田さんは長編しか読んでおらず、短編はどんな感じになるのかと思いましたが読みやすく、もっと短編作品が読みたかった程です。

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    2026年07月26日
  • 踊りつかれて

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    言葉が異次元の暴力になる時代。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷を受けた人気お笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。
    一方、バブル期の華やかなりし芸能界を駆け抜けた伝説の歌姫・奥田美月は写真週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。
    彼らが目にした絶望、それはー

    序盤のつかみとラストの100ページは面白く引き込まれて楽しかったが中盤は中弛みと言うか盛り上がりに欠けモチベーションが上がらず読み進めるのが遅くなってしまいました。その後どうなったのか分からないままの所もありモヤモヤした気持ちで終わったのもありました。

    この本を読んでて女子プロレスラーの方がSNSでの誹謗中傷が原因で亡

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    2026年07月20日
  • 盤上のアルファ

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    将棋で繋がる33歳の男二人の物語。ありえない展開で始まる不思議な共同生活を通して深まる不器用な友情。孤独という共通項あっての関係性なんだろうな

    絶妙なテンポとノリで繰り広げられる関西弁と、白熱の対局描写に魅入られて一気読み

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    2026年07月14日
  • 踊りつかれて

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    美月の家壮絶すぎる。誰にでも発信できる時代に、啓蒙を促す作品だな。今までの作品よりもインパクトがなかったな。

    p.356
    「美月ちゃん、人生、悪いことばっかりじゃないし、この世の中、悪い人ばっかりでもない。必ず君のことを想ってくれる人が現れるから。一番強いのは、諦めない人だ」
    美月が頷くと、支配人は「髪なんてすぐ伸びるぜ」と言って白い歯を見せ、颯爽と部屋を出た。
    「さぁ、行こうか」
    インダに促され、美月は最後に母のもとへ駆け寄って、おもいきり抱き締めてもらった。
    「美咲叔母ちゃんが絶対守ってくれるけんな」
    「お母さんも早く逃げてな・・・・・・お願いやけん」
    「分かった。絶対に会いに行くけん

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    2026年07月12日
  • 踊りつかれて

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    天童ジョージ 芸人 不倫 飛び降り自殺 週刊誌とネットメディア 妻 静香
    奥田美月 歌手 暴言テープ 週刊誌報道 姿を消す 父亡くなり叔母に育てられる

    「踊りつかれて」 枯葉 宣戦布告 犯罪者たち 83人

    藤島一幸 大学勤務
    久代奏 東大卒弁護士 同級生の藤島の告訴担当 35歳 亡き従姉の勧めで弁護士に
    瀬尾政夫=「枯葉」 逮捕 音楽プロデューサー 奥田美月担当 63歳 創業家次男
     週刊誌が机の上を汚くし SNSが散らかした ウイルスで個人情報収集

    「枯葉」 天童の元コンビ名  人を傷つけない笑い
    アンドレ ギャニオン「踊りつかれて」に合わせて踊る美月 瀬尾が教えた
    管原 都々子「踊

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    2026年07月12日
  • 騙し絵の牙

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    けっこうな分厚さだったのに、サクサク読めました。紙の出版はオワコンなのか!?奮闘する主人公。小説愛が炸裂。

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    2026年07月02日
  • 起点

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    感想
    最後の起点はとても短い話だったが、将来訪れるかもしれない話で面白かった。


    あらすじ
    短編集。
    役所の広報課の新入社員の啓太は、ケチで大言壮語を吐くが仕事ができない小山田にウンザリしていた。しかし、彼が必死に病気の両親を支える姿を見て考え方を改める。

    記者の育郎は裁判所に行くと子供を轢いた室戸という男が執行猶予を言い渡されるところだった。被害者の父親は昔、仕事をした岡崎。育郎は事件を調べるうちに岡崎の妻が室戸の元恋人で、室戸が恨んでしたことが分かる。岡崎が室戸に仕返しをしようとする所を育郎が止める。

    高校教師である私とその仲間たちの中で最も冴えないリンネンが、昔のマドンナを射止めて

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    2026年06月13日
  • 騙し絵の牙

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    斜陽と言われる出版界の物語を、大泉洋さんのあてがきで描いた傑作エンタメ。

    会社員である以上、組織の歯車、組合、社内派閥、同僚、部下、同期等の社内的なことは

    本来の業務やビジネスパートナーと同等以上の重みがある。

    それに家庭内のことも加わるから30代後半〜40代の会社員は大変だ。

    どの分野でも重要な役割と責任があるからなぁ。


    〜仕事でストレスが生まれるのは、多忙であるか否かが原因ではない。報われるか否かの問題である。


    その通りだと思った。


    そして、どんなにデジタルな世の中になっても(便利な世の中になっても)結局はあらゆるものは人が創るということ。

    今後で言うなら、AIがどん

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    2026年06月07日
  • 罪の声

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    記者の立場から、迷宮入りした過去の事件を追い、一つひとつ紐解いていく大作です。刑事が出てこないのが新鮮です。読みごたえのある作品でした。

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    2026年06月07日
  • 崩壊

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    関西の地方都市で起こった市議会議長殺人事件を発端に、関わる人々の人生が変わっていく…。真実が明らかにされたとき、人は幸せになれるのか。正義について問い質す社会派小説。
    刑事の2人をはじめ、容疑者本人やその家族にそれぞれスポットを当てたため、本質がぼやけてしまった。反目し合う2人が打ち解けていくところ味わい深いのだが。

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    2026年06月01日
  • 起点

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    550円で本が読めるのは魅力的です。
    ただ、それだけの面白さがあるかというと個人的にはなかったです。
    普段本を読まない人にとって、手に取りやすい金額で読書へのきっかけを作ってくれると感じた一冊でした。

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    2026年05月22日