塩田武士のレビュー一覧

  • 罪の声

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    『子どもを犯罪に巻き込めば、その分、社会から希望が奪われる。「ギン萬事件」の罪とは、ある一家の子どもの人生を粉々にしたことだ。』

    テープに使われた3人の子供
    被害者である彼らの歩んできたその後の悲しい人生

    俊也と阿久津が、同時期に別々の局面から「真実」へと辿りついていく

    『金がほしいわけでもなく、権力や資本主義に一矢報いるためでもなく、ただ砂上の楼閣を建てるためだけに青酸菓子をばら撒いたとでも言うのか』
    記者としての阿久津の苛立ち

    「事件を起こして、あなたの言う“社会”を見せて、世の中は変わったんですか?」
    「あなたには正義がない」

    被害者であり、巻き込まれた子ども
    特に、翻訳家にな

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    2026年04月25日
  • 罪の声

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    グリコ・森永事件をモチーフにした小説。犯罪に巻き込まれた子供のその後の人生や家族としての責任の取り方を考える。大人としての正しさみたいなものを改めて考える必要を感じた。

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    2026年04月15日
  • 罪の声

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    未解決事件に新聞記者とテーラーの2人の主人公が迫るミステリー。
    本作は未解決事件であるグリコ森永事件をベースに30年後に主人公2人の視点で、次第に事件の真実が明らかになっていく…
    実際のグリコ森永事件も同じような裏があったのかなと思うほどリアルな設定。
    登場人物の人間関係も濃密で、読み応え抜群の一冊。

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    2026年03月30日
  • 崩壊

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    いろんな家庭の崩壊がでてくる話だった
    バラバラに崩れるっていうよりはヒビがちょっと入って徐々に崩れていく感じ

    疑心暗鬼で人間が自滅していく
    って書いてあったけどそれだけじゃないよなあと思って
    ひとことで言いづらい作品だった
    けど家族についてはよく考えさせられる

    自責の念で親を支援したり
    密告した被害者に恨みを持ったり
    また人の心は単純ではなくていろんな感情が浮かぶってことか

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    2026年03月19日
  • 崩壊

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    思ってたよりも割と本格警察ものという感じだった。おそらく映像化向き。面白い、推理小説を読みたいひとに勧めたい。

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    2026年03月15日
  • 崩壊

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    結末が今ひとつ
    動機がわかるようで?も弱冠
    動機がそれならば何故今殺人?
    ちょっとモヤモヤ感あり星3つ

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    2026年02月03日
  • 騙し絵の牙

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    ネタバレ

    小山内甫
    関西人。大手出版社「薫風社」の営業。

    二階堂大作
    デビュー40周年の作家。「将軍」のコードネームで呼ばれる。

    坂上実
    海外での知名度も高い大物漫画家。

    三島雄二
    担当する大物漫画家五人に声を掛けエージェント業を立ち上げた。出版社からの執筆依頼を仲介したり、原稿料や印税の配分について出版社と交渉したりする代理人ときて、業界の荒波を泳いでいる。

    速水輝也
    大手出版社「薫風社」。月刊誌「トリニティ」の編集長。出版社に入る前、三年だけ全国紙の新聞記者をしていた。

    戸塚健介
    薫風社の広報局。

    柴崎真二
    トリニティの副編集長。

    篠田充
    編集部。見合い結婚した妻との間に一人娘が生まれ

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    2026年01月07日
  • 盤上に散る

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    亡き母の遺品から伝説の真剣師への出されなかった手紙が、その真剣師探しに、裏社会、警察などを巻き込み
    前作の「盤上のアルファ」真田も登場
    そして辿り着く先には…

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    2026年01月05日
  • 崩壊

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    2013年の作品。市議会議長の殺人事件を追う。地取り、鑑取りといった捜査の展開が勉強になる。関西ミステリーとして十分面白いのですが、小さな伏線が多く、推理小説ファンに喜ばれるかと思います。

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    2026年01月05日
  • 騙し絵の牙

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    映画がおもろかったのでずっと小説読んでみたいなと思っててやっと
    んーーーー、映画のがよかった記憶!やっぱ大泉洋の演技が好きだな

    なのであとがき(解説)はおもろかった

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    2025年12月31日
  • 崩壊

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    2025/10/09 2
    楽しみに読み始めた。市議が殺され刑事の本宮は優子と組んで調べる…最後の手紙が動機なんだろうけど、それほどか?とスッキリせず。本宮と優子のペアはお互いの良いところを引き立て合ういいコンビ。

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    2025年12月26日
  • 盤上のアルファ

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    題名の「アルファ」とは、狼の群れのボスを指すことだったとは。
    第1章は、文化部に左遷された新聞記者秋葉隼介が、不本意ながら将棋のタイトル戦の取材に行くまで。
    第2章は、不遜な将棋棋士真田信繁の生い立ちなどが綴られる。母親に逃げられ停職のない父親は借金取りに追われるという悲惨な生活の中で、終生の師ともいえる大門に出会い、ますます将棋にのめり込む。
    そんな将棋漬けの信繁が中学の時に恋をしたとの唐突な描写があり違和感を覚えるが、終盤になってこのことが見事に回収されており、納得感が。
    前半は、重苦しい展開で読み進むのに躊躇するが、後半は信繁がプロへの編入試験を目指す展開となり、一気に読むペースが上がる

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    2025年12月08日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    塩田武士作品は今の社会現象や社会問題を小説という形で問いかけてくれるところが好きです。
    たった一度の過ちが全てを失う。まさにタイトル「崩壊」。
    しかしながら、市議会の議長を殺した容疑者の動機がラストの手紙を読んでも私にはよくわかりませんでした。

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    2025年12月07日
  • 騙し絵の牙

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    帯の「本に携わるすべての人に読んで欲しい」に「そうそう!」と声をあげたくなる。

    作家、編集者、版元、版元内部の騙し合いと戦い、そして書店や読者。
    本を作ったり、触れたり、読んだりできることの幸せを噛み締められる一冊。

    タイトルが内容となかなか繋がらなかったけれど、ありがとう、ガッツリ納得。

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    2025年11月24日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    途中までは先が気になって面白く読めたけど、動機がイマイチ理解できず。

    以外、かなりのネタバレです。



    私の小さな脳みそで考えた動機は以下のとおり。
    【家族が崩壊した原因が、同級生の父である議員に父親の贈収賄疑惑を相談したことであることを知られたくなかったから】

    上記のような動機なら、手紙や自伝の原稿を盗んだことは納得できる(最後に出てきた手紙をどこから盗んできたのかは謎)。

    ただ、父親をバックアップしていた不動産屋の息子を脅迫した理由がわからなくなる。脅迫する理由なくないか?
    殺害した議員の娘(中学の同級生)が自殺を図った理由も謎。警察が被疑者の父親が逮捕された時の写真見せただけで自

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    2025年11月11日
  • 朱色の化身

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    序章として昭和31年福井県芦原大火から始まる。
    大火の描写は作者が実際に取材し、得た情報のままであるらしい。

    時を経て令和の世、失踪した謎の多い女性を記者である男性が時代を遡りながら探ってゆく。

    取材の返答の話し言葉中心で展開され、読みやすいが、登場人物と証言や調査で明らかにされることが各々で生み出されるため、混乱しそうになるが、全てが点であり、線となって昭和の芦原にたどりつくという緻密な作品の作りに息を呑んだ。

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    2025年10月29日
  • 崩壊

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    塩田武士『崩壊』PHP文芸文庫。

    単純極まりない殺人事件を描いた警察小説。

    どうにも殺人事件の本筋とは遠い所でストーリーが展開していくばかりで、余り面白くなかった。

    そもそも関西弁を操れる登場人物が描かれる小説が苦手というのも要因かも知れない。また、主人公の刑事も含め、殆どの登場人物の家庭が崩壊していたり、大きな失敗をした苦い経験に苦しんでいるという嫌な設定にも拒否反応が出ているのかも知れない。


    関西のとある地方都市で、贈収賄で財を成したと噂される市議会議長の嶋田洋輔が自宅のガレージで殺害される。所轄のベテラン刑事である本宮宣親は県警捜査一課の刑事の平原優子とともに容疑者の手掛かりを

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    2025年10月24日
  • 盤上のアルファ

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    将棋を知らない人でも挫折を乗り越えようとする
    再チャレンジするそんなストーリーは展開も早く面白い
    一方で秋葉という記者
    真田はどのように奨励会や師匠の千田と出会ったのか?
    そして‥
    と思ったら、続編がある事を知り安堵!「盤上に散る」

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    2025年10月15日
  • 歪んだ波紋

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    短編集かと思ったら連作で、それも微妙に絡み合って、とてもややこしかった。で、結局何だったのかがよく理解できないまま終わった。私の理解力の問題でしょうが・・・

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    2025年10月12日
  • 歪んだ波紋

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    マスコミ、警察の現場と「真実が報道されないジレンマ」を描く5章からなる長編。各章が複雑に絡んでいるので、ミステリー感覚で読み流すなら、満足しにくいかも。報道の中立性が守り続けられることを祈ります。

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    2025年09月11日