塩田武士のレビュー一覧

  • 雪の香り

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    京都の街が好きな人には良いかもしれない。自分はそうではないので長々と随所に挟まれる風景描写を読み飛ばしながらなんとか読み終えた。
    映像化には向いてそう。
    ハッピーエンドだが、果たしてベールに包まれていた黒い過去が明らかになった後も主人公は同じように雪乃を愛せるだろうか。否だと思う。

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    2025年08月30日
  • 歪んだ波紋

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    何を信じるのかが難しい時代になったな。
    情報の暴走を自分たちで促進して、信じられるものが減ってきてる現実は自業自得なのかなぁ。

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    2025年08月24日
  • 朱色の化身

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    辻珠緒。

    関わった人間の証言を読み進めるも、捉え所のないよく分からない人物としての印象が強くなっていく。
    この女は一体、何者なのか?なぜ失踪したのか?それが気になってほぼ、一気読みに近かった。
    そして浮かび上がってくる様々な角度から見た、珠緒の表情と過去の因縁。

    因縁は、珠緒だけに限らずその母、さらにその母をも時代とともに巻き込み、飲み込んでいたとは。。。
    時代とは時に残酷であると感じた。
    そうしたくなくても、そうしないと生きていけない時代の中で抑圧され必死に耐える。。。今の時代もそうであるが、女性はいざと言う時の職をやはり持っておくべきた。

    この本を手に取ったのは舞台になっている芦原温

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    2025年08月14日
  • 盤上に散る

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    様々な登場人物が過去の柵とともに複雑に交錯する。その過去がいずれも暗く、読み終えてスカッとした気分にはなれない。伏線回収の展開は面白い。

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    2025年08月06日
  • 盤上に散る

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    『盤上のアルファ』がめちゃくちゃ面白くて、続編があるというので喜んで読んだ。
    全くの続編ではないが、前作の“その後”もわかる記述があってスッキリ。

    話としては登場人物が一部重複してるだけで別の話だったが、どうなるんだろうと引き込まれて一気に読んだ。

    前作を読んでる方が登場人物に親近感はわくと思うが、こちらだけ読んでも十分理解できるし、楽しめると思う。

    塩田さんはあと1作読んだことがあるだけだけど、幅が広そうな作家さんで、他の作品も読みたい。

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    2025年07月14日
  • 女神のタクト

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    登場人物それぞれに強烈な個性があって面白かった。特に主人公は乱暴な性格すぎて私的にはあんま好きじゃなかった。笑

    ストーリーは潰れかけのオーケストラを救う?話で、感動的な場面も多く、まとまりもあって面白かった。

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    2025年06月18日
  • 歪んだ波紋

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    短編集かぁ、と思ってたら、連作だった。
    なかなか難しい内容ではあるけど、読み応えもあって面白かった。もうちょっとそれぞれの主人公に共感できるような魅力があればなぁとは感じました。

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    2025年03月29日
  • 雪の香り

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    京都を舞台に、主人公と雪乃が過ごした2000年と2012年の四季が同時進行で展開されていくお話
    私の集中力が乏しいせいか、あれ、いまどっちの話だ?と混乱してしまい、なかなか理解が難しかった
    あと…雪乃の無鉄砲な行動が苦手だった〜
    幼稚園〜小学生なら“無邪気”や“純粋”で許されても、いい大人がわがままばかりでずっと近くにいたらうんざりしちゃうんじゃないかな〜

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    2025年03月27日
  • 朱色の化身

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    なぜか分からないけど大きなどんでん返しがあると思いながら読み進めてしまった、、、
    細部を誤魔化しながらの書き方なので、何かあるんだろうなと。

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    2025年03月13日
  • 歪んだ波紋

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    吉川英治文学新人賞受賞作
    短編連作の5つの物語から構成されていますが、正直読みにくい。
    内容がうまく入ってきませんでした(笑)

    ■黒い依頼
    ひき逃げ事件をめぐる報道。誤報?
    その裏には虚報が..
    そこには、フェイクニュースを作り出すサイトの存在。
    今では生成AI含めてフェイクがネットではあふれいますよね。やっぱりマスゴミなのかなぁ

    ■共犯者
    過去の誤報。
    それが一人の人生を狂わせる。誤報は怖いですよね。

    ■ゼロの影
    報道されない盗撮事件。その裏側にあったものとは?
    これは深い。

    ■Dの微笑
    今度はテレビのやらせ。
    同じ人物がインタビューに答えていることが描かれていますが、これ、実際にS

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    2025年03月08日
  • 雪の香り

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    主人公と同年代、大学時代を過ごした北山〜北大路が舞台。
    共感要素満載なのに、ヒロインがあまりにいけ好かなく、半分くらいまで本当に辛かった。
    後半はペースアップしたが、前半辟易したヒロインのキャラの必要性が、後半明かされる真実とリンクしない。
    特に、ケンカっ早いところとか、目立つやん。
    とにかく、あんな女いやだー!

    でも、北山や北大路の細かい描写は良かった。
    あの頃と変わったところも含め、目に浮かぶ。

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    2025年01月19日
  • 騙し絵の牙

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    大泉洋を当て書きしてるので主人公のイメージがしやすい。所々にちょっと笑わせるやり取りがあったりしておもしろい。ストーリーは丁寧に描かれているが、その分ちょっと退屈。

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    2025年01月07日
  • 騙し絵の牙

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    大泉洋を想像しながら読むのは楽しかったし、イメージしやすかったな。最後のどんでん返しは想像してたけど、思っていたより驚きもなく、、なるほどな、くらいの感覚。
    題名が大袈裟なので、もう少しビックリするかと思った。そんなとこが少し残念。
    でも、読み応えはありました。

    紙媒体は大変だな。自分の仕事と重ねてしみじみ実感して危機感を感じたよ。

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    2025年01月07日
  • 朱色の化身

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    ネタバレ

    この読後のやるせなさは『絶叫』や『イノセント・デイズ』以来。
    芦原の温泉街を襲った大火から始まった人一人の人生を追う重み。ライターの大路が大勢の関係者に取材しながら明らかになっていく辻珠緒という女性の生き様と遡る母娘三代に渡る悲しい業に言葉を失くす。
    「男」に生活を依存してきたその結果と片付けるのは簡単だが、男尊女卑が当たり前だった時代背景を思えば彼女たちの生き方を責めることはできないな。
    できすぎたラストだったけど、ここからまた新雪のようにまっさらな辻珠緒の人生が始まってほしいと願わずにいられなかった。

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    2024年12月15日
  • 女神のタクト

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    仕事で地元オーケストラ団体と関わったことがあったため、金銭的に苦しい中、どの楽団も精一杯頑張ってる。その事実が伝わるこの小説があってとても嬉しく思った。

    まるで「のだめ」のような前向きにひたすら頑張ろうと思える、そんな作品でした。

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    2024年12月03日
  • 盤上のアルファ

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    テンポよく進んで読みやすかった。
    3人の共同生活あたりから面白くなったと思う。
    あの犬は最後どこに行ったんだっけ。

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    2024年11月26日
  • デルタの羊

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    11月-08。3.5点。
    アニメーターの物語。業界や手法がよくわかる。
    アニメ化しようとするが、声優のスキャンダルにより頓挫。
    復活はあるのか。。。

    作中作なのかと思いきや、意外な展開が冒頭から。読ませるテクニックがある。ラストに向けてどんどん熱くなる。面白かった。

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    2024年11月20日
  • 騙し絵の牙

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    大泉洋を当て書きしてるだけあって、イメージしやすかった。
    天性の人たらしが、色々な業界の人を巻き込むお仕事小説でした。
    小説畑で小説家を守りたい一心で営業をかけたり、社内政治に必死に立ち向かう速水に、ただ者じゃないなと、感じました。
    自分も紙媒体派だから、この問題はずっと議論して欲しいなあ。

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    2024年11月18日
  • 朱色の化身

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    ネタバレ

    大河過ぎて、登場人物も多く、かなり混乱しながら読んだ。そして、1人の人が持つ多面性により、さらに混乱を来したが、あれは伏線だったのか…と思わされるところ、はっとさせられ、思わず顔を上げてしまう場面が何度もあった。

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    2024年10月16日
  • 騙し絵の牙

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    主人公が昔の上司に似ていてニヤニヤが止まらなかった。出版業界の暗い雰囲気が主人公の軽快なトークがグイグイ読ませる。
    課の存続のために売上一億円が必須なんて蹴散らして自分の仕事を誠意をこめて対応したい。

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    2024年09月05日