塩田武士のレビュー一覧

  • 雪の香り

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    京都の事物を背景に、ポンポンといきかう関西コトバにあふれる、若さの軽み。こんなカノジョがいたらどうヨ、という妄想にも寄り添う。テーマ全体は「青い」という印象。

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    2018年10月14日
  • ともにがんばりましょう

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    会社員だった頃は組合のある企業に勤めたことがなく縁がなかったが、派遣社員として働き始めた会社は組合活動がそこそこ活発で、ある日ストが行われた。
    朝から会議室に閉じこもる社員を尻目に、残った部長と派遣社員2人で一日中電話対応の嵐。電話の向こうの取引先に怒鳴られながら、部外者の私はどんどん心が冷え切っていった。新聞社ではないが同業界の会社だったのだが、あの裏側にはこんなにドラマチックでないにせよそれぞれの人間ドラマがあったのかな、と読み終えて少しだけ共感できる自分がいた。
    関西人ノリのちょこちょこ差し込まれるツッコミが小気味よくニヤリとさせられ、最後は組合活動という未知の世界ながら登場人物の”志し

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    2017年04月01日
  • ともにがんばりましょう

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    デフォルメ、カリカチュアライズは一部にあるが、全体的にはリアルで生真面目な「お仕事小説」。ただ、題材はふつーの仕事ではなく(いや、仕事というわけでもなく)組合役員としての組織活動、団交などを取り上げている。塩田の神戸新聞勤務での経験に取材とのこと。

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    2018年10月14日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    素敵な表紙と踊りつかれというタイトルからの宣戦布告のはじまりに惹かれて読みました。
    誹謗中傷によって苦しんでる人がいて社会問題にもなっているので読んでとても勉強になった。
    専門用語も出てきて調べながら読んで、なるほどと思いながら読みました。
    天童ショージの独白は読んでいて、あぁ、もうだめかもしれない、、と私も一緒に思ってしまいしんどかった。
    匿名なら芸能人とかに悪意のあるコメントや正義を書いてみようとか、そもそも書きたいと思ったことがなかったのでP271の、瀬尾さんの発言が心に残りました。
    私たちはニュースや投稿を目にするとすぐに内容にのめり込んでしまう。
    憂さ晴らしに人を利用していないか、追

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    2026年03月22日
  • 踊りつかれて

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    主題は結局2人の人生についてだったのか?『なぜこんなことをしたのか?』に重きを置くのかと思っていたら2人のパートが膨らみすぎて思っていた方向と違った。

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    2026年03月21日
  • 崩壊

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    いろんな家庭の崩壊がでてくる話だった
    バラバラに崩れるっていうよりはヒビがちょっと入って徐々に崩れていく感じ

    疑心暗鬼で人間が自滅していく
    って書いてあったけどそれだけじゃないよなあと思って
    ひとことで言いづらい作品だった
    けど家族についてはよく考えさせられる

    自責の念で親を支援したり
    密告した被害者に恨みを持ったり
    また人の心は単純ではなくていろんな感情が浮かぶってことか

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    2026年03月19日
  • 踊りつかれて

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    SNSでの誹謗中傷は
    芸能人、アスリートだけでなく、
    いじめなどの加害者である未成年の実名や家族を晒したりなど
    間違った正義中毒の人たちがたくさんいて、
    本当に無法地帯だと思う。

    好感度高い人の不倫などは
    そりゃやっぱりガッカリするけれど
    それで「こいつ○ねばいい」とは決して思わない。

    でもSNSで過度の誹謗中傷を繰り返す人は、
    結局はそこらへんにいる普通の人で、
    本著でも加害者それぞれの話は興味深かった。

    加害者の話が中心になるのかと思ったら
    昭和平成の芸能界の話や
    尼崎事件を彷彿とさせる他者が突然入り込んできて家族が崩壊する恐ろしい話など盛りだくさん。(描写が怖くてさすが「罪の声」の

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    2026年03月18日
  • 踊りつかれて

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    物語の中の人物が発言しているというよりは、作者の思いを物語の人物を介して伝えてきている感じだった。(当たり前なのだが)
    そのため物語に没入が出来なかった。

    内容的には、ネット社会の誹謗中傷について。
    様々な場所で誹謗中傷はやめようと言っているのにも関わらず、なくならない。もはや文化であるかのようになっているものに対するアンチテーゼ。

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    2026年03月17日
  • 踊りつかれて

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    SNSの誹謗中傷によりお笑い芸人・天童ショージは自ら死を選んだ。
    時は遡り、伝説の歌姫・奥田美月は週刊誌のデタラメに踊らされ、人前から姿を消した。

    そして、「宣戦布告」
    よく聞け、匿名性で武装した卑怯者ども。・・・・
    重罪に認定された83人はネットにすべてを晒された。
    犯人は美月とコンビをくんで一世風靡した音楽ディレクターの瀬尾政夫。
    天童の同級生であり、なんとなく縁を感じていた弁護士の久代奏は
    瀬尾から任命され弁護することに・・・。

    なぜ、このようなことを起こしたのか?
    本人が語らないまま、関係者の聞き取りで瀬尾の人となりに触れていく。
    つかみのインパクトはある。
    そして、だんだんと天童

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    2026年03月17日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    身代金受け渡しや取材の場所の描写が細かすぎて読むのに疲れてしまい逆に登場人物が頭に入ってこなかった
    空白パートからはすごくやさしいストーリーだった
    想像していたよりもたくさんの愛情を持って3年間育ててくれていたことがわかってよかった
    いつかこの3人で家族として過ごせる未来があればいいのになと思う

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    2026年03月15日
  • 崩壊

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    思ってたよりも割と本格警察ものという感じだった。おそらく映像化向き。面白い、推理小説を読みたいひとに勧めたい。

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    2026年03月15日
  • 踊りつかれて

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    SNSなどで見た短い情報だけで白黒を判断し、正しさは常に揺れ動くものなのに自分が間違っているかもしれないとも考えず、身勝手な正義を振りかざして承認欲求を満たす醜悪さ。

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    2026年03月08日
  • 踊りつかれて

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    SNS時代の安易な悪意を拡散する人々
    とそれに翻弄される人々
    その背後にある苦しくもまっすぐ生きる人々
    それを丁寧に描く

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    2026年03月08日
  • 踊りつかれて

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    特に序盤はパンチがあって、引き込まれた。

    SNSを使っていて、特に自分の考えを発信するタイプの人は前半だけでも読んでほしい。そもそも、匿名の場で人をバッシングするような人は、この本を勧められたとしても読もうと思ったり、「自分はなんでことをしていたんだ!」なんて気づきにつながるようなことはないのかもしれないけど。。。

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    2026年03月06日
  • 踊りつかれて

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    長かった。SNS時代に読むべき話だなと思った。何か事件があったとしても、そこには何らかの背景があるしその背景を読める人間でありたいなと思った。長い割にミステリー程の衝撃が、天童と美月の繋がりを知っても感じられなかったからこの評価。みんな読んだ方がいいのは間違いないけど、この本を読む人はそんな事しなさそう。

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    2026年03月02日
  • 踊りつかれて

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    SNS時代に全ての人におすすめしたい本。
    だが、本当に読んでほしい人達は、この本に出会うことは無い…と感じてしまう。

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    2026年02月28日
  • 踊りつかれて

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    この物語には色々なことが詰め込まれていたと思う。やはり匿名で発信することができるSNSは人を死に追い込むのだと改めて思った。匿名の恐ろしさ、発信した側も自分が叩かれて初めて叩かれていた側の気持ちが分かるのだなと思った。自分は違うと思ってはいけない。誰しもが気をつけなければならない。また、芸能人はキラキラとした職業に見えるが、いつも人に見られている分、一般人以上に傷つくことがあるのだと思った。これは物語に過ぎないが、この物語は実際に起きているからリアルに描かれているのだ。今後このようなことが起こらないことを願いたい。

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    2026年02月27日
  • 罪の声

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    ネタバレ

    巻末にて、
    本作品はフィクションですが、モデルにした「グリコ・森永事件」の発生日時、場所、犯人グループの脅迫・挑戦状の内容、その後の事件報道について、極力史実通りに再現しました。この戦後最大の未解決事件は「子どもを巻き込んだ事件なんだ」という強い想いから、本当にこのような人生があったかもしれない、と思える作品を書きたかったからです。著者
    とある。
    なので、読む前にwikiなどグリコ森永事件について概要知識を得てから読んだ方が話に入りやすい。
    参考文献や取材で得た情報など、wikiには載っていない詳細なことも書かれており、創作も混じえてあるだろうが、興味深く読める。

    登場人物が多いのと、それぞ

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    2026年02月13日
  • 崩壊

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    結末が今ひとつ
    動機がわかるようで?も弱冠
    動機がそれならば何故今殺人?
    ちょっとモヤモヤ感あり星3つ

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    2026年02月03日
  • 罪の声

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    3.8/5.0

    グリコ・森永事件(企業名などは変えているが)を題材に、もしかしたらこんな舞台裏があったのではないか、と思わされる重厚なドラマ。

    ただそれだけリアルで重厚な分、どれが誰だか分からなくなる部分も正直結構あった。

    実際の事件をより調べてから読むとまた全然違って景色が見えると思う。

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    2026年01月25日