塩田武士のレビュー一覧

  • 騙し絵の牙

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    ネタバレ

    小山内甫
    関西人。大手出版社「薫風社」の営業。

    二階堂大作
    デビュー40周年の作家。「将軍」のコードネームで呼ばれる。

    坂上実
    海外での知名度も高い大物漫画家。

    三島雄二
    担当する大物漫画家五人に声を掛けエージェント業を立ち上げた。出版社からの執筆依頼を仲介したり、原稿料や印税の配分について出版社と交渉したりする代理人ときて、業界の荒波を泳いでいる。

    速水輝也
    大手出版社「薫風社」。月刊誌「トリニティ」の編集長。出版社に入る前、三年だけ全国紙の新聞記者をしていた。

    戸塚健介
    薫風社の広報局。

    柴崎真二
    トリニティの副編集長。

    篠田充
    編集部。見合い結婚した妻との間に一人娘が生まれ

    0
    2026年01月07日
  • 盤上に散る

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    亡き母の遺品から伝説の真剣師への出されなかった手紙が、その真剣師探しに、裏社会、警察などを巻き込み
    前作の「盤上のアルファ」真田も登場
    そして辿り着く先には…

    0
    2026年01月05日
  • 踊りつかれて

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    直木賞候補作という事と以前読んだ「罪の声」が良かったので手に取った。

    全体的に重かった。

    現代のSNSでの誹謗中傷や炎上や個人情報の保護など、実際にあり得る危険についていかに無防備でいるかを知りゾッとする。

    芸能人2人(お笑い芸人と歌手)と犯人の繋がりが明確になった時はスッキリしたが、少しごちゃごちゃした感があった。

    暴力のシーンは、読んでいて辛かった。

    青山弁護士が案外良いヤツだったのが良かった。

    0
    2026年01月05日
  • 崩壊

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    2013年の作品。市議会議長の殺人事件を追う。地取り、鑑取りといった捜査の展開が勉強になる。関西ミステリーとして十分面白いのですが、小さな伏線が多く、推理小説ファンに喜ばれるかと思います。

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    2026年01月05日
  • 存在のすべてを

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    前半はなかなか入り込めず、読むのに時間がかかってしまった。
    第七章あたりからようやく核心に迫り始め、そこからはほぼ一気読み。すごく面白かったんだけど、正直「やっとか」と言う気持ちが強かった。

    それにしても野本夫妻、成り行きとはいえ大変なことに巻き込まれちゃったな。
    愛情深さゆえに長期戦になってしまった。
    義務教育始まる前になんとかしたかったね。

    りょうくんの才能は誰の遺伝なんだろう。
    一度も登場しなかった実の父か?

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    2026年01月02日
  • 存在のすべてを

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    【 物語に入り込むまでに時間は必要かも 】
    半分くらいまで、なかなか物語に入り込めずに惰性で読んでいました。
    他の方のレビューは良いので、私の読解力がまだまだなんだと感じました。

    後半の「真実」の部分に差し掛かるタイミングから、グイグイ読めました。
    他の方のレビューで「泣ける!」とありましたが、私は読んだ環境(子どもが賑やかに遊ぶ中だったから?)も良くなかったからか、あまり感情移入ができなかったです。

    時間が経過したタイミングで、再読に挑戦したいです。

    0
    2026年01月02日
  • 騙し絵の牙

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    映画がおもろかったのでずっと小説読んでみたいなと思っててやっと
    んーーーー、映画のがよかった記憶!やっぱ大泉洋の演技が好きだな

    なのであとがき(解説)はおもろかった

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    2025年12月31日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    今年55冊目。
    門田が言う「私はこう思うんです、人には事情がある」まさにこれ。
    誘拐事件の裏にある、親子のやりとり。
    空白の3年間に何があったのか。
    終盤は涙なみだ、七夕の短冊シーンには胸にグッときます。

    登場人物が多く、複雑に絡み合う人間関係。
    僕はオーディブルで聴きましたが、本で読んだ方が良い。

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    2025年12月28日
  • 罪の声

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    戦後最大の未解決事件『グリコ森永事件』を題材にしたフィクション。

    正直、私にはほとんどこの事件は記憶はないし、詳細もよくわからなかった。
    昭和を振り返る番組で目にしたくらい。

    本書では、事件の内容や流れなど極力史実通りに再現され、その中で子どもがかかわったことからその子どもに重きを置いたお話になっている。

    事件に子どもが関わっていたことも驚くが、その子どもにスポットをあてたところが、なかなかおもしろかった。
    ただ、中盤まではなかなか進まず…
    終盤からはようやくテンポ良く読み進めた。

    記者の阿久津も、事件に関わってきた曽根俊也もなかなか魅力的な人物でよかった。

    ★3.5

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    2025年12月27日
  • 崩壊

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    2025/10/09 2
    楽しみに読み始めた。市議が殺され刑事の本宮は優子と組んで調べる…最後の手紙が動機なんだろうけど、それほどか?とスッキリせず。本宮と優子のペアはお互いの良いところを引き立て合ういいコンビ。

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    2025年12月26日
  • 踊りつかれて

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    序章の「宣戦布告」で一気に物語の世界へ引き込まれた。ミステリーの緊張感に人間ドラマが重なり、映像化したら面白そう。物語の中盤で、少し中弛みを感じてしまったけど、話のつながりが見えてくる後半から終盤にかけては読み応えがあり、ラストも好印象だった。

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    2025年12月24日
  • 踊りつかれて

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    SNSでの自由な発言に対してこれからのあり方を考えさせられる内容。1人の発言は大したことなくても、それが群衆となることで威力が増す。人間の想定を超えた効果となり人間に影響を与える。それを取り締まるルールが必要だが対処が難しく未だ取り締まれない状況。一人一人のモラルで何とかなることが何ともならないことに悩まされる。他人との価値観はそこまで相違ないが、群衆レベルだと違ってくる。同じ場所同じ文化で生きてきたもの同士でも理解できない程違ってくる。これからも違いは埋まらないと思う。AIが今後もっと発展したとしても差別化が進むような気がする。よって違いを理解し前を向いていくしか方法はないのだろう。

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    2025年12月21日
  • 踊りつかれて

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    瀬尾の犯行によって、匿名性がもたらす「無責任の毒」の深刻さを世間の人々に投げかける
    しかし、しばらくすると、また、身バレへの警戒心がうすれ、気に入らない者を躊躇なく攻撃する人間が跡を絶たない。
    奥田美月、天童ショージ、読みすすめていくうちに、彼らの人生と瀬尾の人生、久代は調べていくうちにその関わりに衝撃を受ける。
    無責任の毒によって人生が大きく変わってしまった被害者、そして加害者も、また、別の人から攻撃される被害者となる
    最初はネット社会の怖さだったが、久代が奥田美月や天童ショージの生い立ちなどを調べ始めて、そこから一気に最後まで読めました。
    奥田美月、天童ショージ、年齢も時代も、お笑いと歌手

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    2025年12月16日
  • 盤上のアルファ

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    題名の「アルファ」とは、狼の群れのボスを指すことだったとは。
    第1章は、文化部に左遷された新聞記者秋葉隼介が、不本意ながら将棋のタイトル戦の取材に行くまで。
    第2章は、不遜な将棋棋士真田信繁の生い立ちなどが綴られる。母親に逃げられ停職のない父親は借金取りに追われるという悲惨な生活の中で、終生の師ともいえる大門に出会い、ますます将棋にのめり込む。
    そんな将棋漬けの信繁が中学の時に恋をしたとの唐突な描写があり違和感を覚えるが、終盤になってこのことが見事に回収されており、納得感が。
    前半は、重苦しい展開で読み進むのに躊躇するが、後半は信繁がプロへの編入試験を目指す展開となり、一気に読むペースが上がる

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    2025年12月08日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    塩田武士作品は今の社会現象や社会問題を小説という形で問いかけてくれるところが好きです。
    たった一度の過ちが全てを失う。まさにタイトル「崩壊」。
    しかしながら、市議会の議長を殺した容疑者の動機がラストの手紙を読んでも私にはよくわかりませんでした。

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    2025年12月07日
  • 騙し絵の牙

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    帯の「本に携わるすべての人に読んで欲しい」に「そうそう!」と声をあげたくなる。

    作家、編集者、版元、版元内部の騙し合いと戦い、そして書店や読者。
    本を作ったり、触れたり、読んだりできることの幸せを噛み締められる一冊。

    タイトルが内容となかなか繋がらなかったけれど、ありがとう、ガッツリ納得。

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    2025年11月24日
  • 罪の声

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    私には少し難度高めだった
    グリコ森永事件を題材にしたフィクションなので少し堅く重めなストーリー
    エンタメ性よりドキュメンタリー性が高い作品

    もしかしたら加害者家族や親族にも巻き込まれ散り散りになるような悲惨な人生があったかもしれない、犯人個人の思想や復讐に巻き込まれた家族まで人生をめちゃくちゃにされるほどの罪が果たしてあるのだろうかと思わせる作品でもあり面白かった
    事件が未解決で裁かれないからこそ周りも一生許されない交われないような辛さがあるのかも

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    2025年11月16日
  • 崩壊

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    ネタバレ

    途中までは先が気になって面白く読めたけど、動機がイマイチ理解できず。

    以外、かなりのネタバレです。



    私の小さな脳みそで考えた動機は以下のとおり。
    【家族が崩壊した原因が、同級生の父である議員に父親の贈収賄疑惑を相談したことであることを知られたくなかったから】

    上記のような動機なら、手紙や自伝の原稿を盗んだことは納得できる(最後に出てきた手紙をどこから盗んできたのかは謎)。

    ただ、父親をバックアップしていた不動産屋の息子を脅迫した理由がわからなくなる。脅迫する理由なくないか?
    殺害した議員の娘(中学の同級生)が自殺を図った理由も謎。警察が被疑者の父親が逮捕された時の写真見せただけで自

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    2025年11月11日
  • 罪の声

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    第14回本屋大賞第3位
    第7回山田風太郎賞
    第40回週刊文春ミステリーベスト10第1位

    登場人物やエピソードが多いのでaudibleに向かなかった。話が頭に入ってこなくて何度も戻って結局メモして整理できたので、なんだか物語を追って終わって疲れた。
    物語はグリコ森永事件をベースにしたフィクションで、実際の事件を調べたらかなり小説が忠実に時系列を追っているのだとわかって驚いた。
    エピソードが細かくてもっと少なくていいように思っていたけど、だからこのボリュームになったのかと納得。
    事件記者の阿久津が、次第に被害者や事件によって人生を狂わされた人々の気持ちに寄り添っていくところが良かった。

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    2025年11月05日
  • 朱色の化身

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    序章として昭和31年福井県芦原大火から始まる。
    大火の描写は作者が実際に取材し、得た情報のままであるらしい。

    時を経て令和の世、失踪した謎の多い女性を記者である男性が時代を遡りながら探ってゆく。

    取材の返答の話し言葉中心で展開され、読みやすいが、登場人物と証言や調査で明らかにされることが各々で生み出されるため、混乱しそうになるが、全てが点であり、線となって昭和の芦原にたどりつくという緻密な作品の作りに息を呑んだ。

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    2025年10月29日