塩田武士のレビュー一覧
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好きな作家塩田さんの本。
新聞記者出身ということもあり、
年代ごとの社会描写が上手く描かれている。
バブル期を生きた人々の感情、背景など
当時はそんなん人ばっかりやったんやろなぁと思う。
ストーリーに関しては、
あまりすっきりする解釈ができず、
不完全燃焼な感じ。Posted by ブクログ -
続き物なので読みました。前作ほど将棋色はなく、盛り上がりに欠けました。人探しなので。
前作ともども、不幸な境遇の書き方がきっとりあるなんでしょうね、元記者だけに。なかなか自分の周りにはいない方々なので、読んでいるだけでも辛くなります。Posted by ブクログ -
4分の3位読み進めて、やっとアニメを作り始める〜。諸々あってここまでが長かったよ!
作るまでではなく、作っている過程をもう少し掘り下げて欲しかったかなぁ。
読後感は爽快。Posted by ブクログ -
真鍋くんがかっこいいぃぃ
ただ少し
友達がLGBTに対して
理解が早過ぎるところが
リアリティないなっと思ったり
逆に三田の描写が妙にリアルだったり
ちょっとなぁっていうところも…
でもエピローグが最高すぎて…Posted by ブクログ -
ジャーナリズムの誤報や虚報を扱った連作短編集。
事実とは何かと、事実のあり方を問いかける小説。
現代のネット社会では、情報が錯綜し、さらに混迷に拍車をかけている。
マスコミに対しての重い言葉。
「報じないこともまた、誤報」Posted by ブクログ -
主犯格の一人は、動機を「自分が社会に希望が持てなくても、誰か社会に希望を持つ者(今いる社会が、絶対的の基盤だと信じる人々)に空疎な社会を見せることができる。」と語る。インタビューをした記者は、強い憤りを感じた。「金が欲しいわけでもなく、権力や資本主義に一矢を報いるためでもなく。ただ、砂上の楼閣を建て...続きを読む
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アニメ業界を舞台にしたお仕事小説。
前半の急な場面展開による凝った構成と、アニメ業界の現状を伝える詳細な描写にやや取っつきづらさを感じてしまいました。後半、物語が動き出してからはとても面白かった。
Posted by ブクログ -
アニメ業界の話ということで楽しみに本を開いた。でも出だしが私の好みではなく、また構成が理解できず、途中でやめてしまおうかと思った。3分の1程読んだところで、ようやく構成が理解でき、内容的にも面白くなってきたので、最後まで読めた。
アニメ業界の大変さと、アニメーターのアニメ愛の深さがよくわかった。Posted by ブクログ