塩田武士のレビュー一覧

  • 盤上のアルファ

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    続編的な 著書の盤上に散る の方を先に読んでいたが この作品の方が文章のリズムや展開等も良く出来ている感じ

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    2021年03月26日
  • デルタの羊

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    何回裏切られたんだろう(笑)

    アニメ製作・制作を舞台に繰り広げられる壮大な世界観についていけず(笑)
    冒頭は、SF小説 アルカディアの翼から始まる……
    暫く何を読んでいるのか、うまくピントが合わない。暫く読み進んでも、さらにズレていく……

    アニメ業界の抱える課題が次々と浮き彫りとなり、窮地に追い込まれ、日本アニメは地盤沈下していくことに。。。
    そんな彼らの一発逆転‼
    ホントにアニメで見てみたい♪

    舞台が、新宿や松山など、知っているところが出てくると、さらに頭の中に映像が浮かんできますね。
    USJのシーンは、一緒に垂直落下(笑)

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    2021年02月23日
  • 騙し絵の牙

    購入済み

    映画楽しみです!

    大泉洋さんと被らせ最後まで楽しく読ませていただきました。
    最後の大逆転は気持ちよかったのですが、道中スカッとする事が少なかったので、途中途中騙している速水の姿が欲しかったです。
    映画のキャスト陣も最高ですので期待しています。

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    2021年02月10日
  • 女神のタクト

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    うーん、勢いもあるしコミカルだし面白くサクッと読めたけど、塩田武士にしてはイマイチだった。魅力的な人物は多いんだけどなんか掘り下げが甘くて物足りないし、ラストのラフマニノフの演奏の描写もあまり感動が伝わってこなかった。塩田武士にしてはあっさり。ラストもあっさり。つまらなくはないけど、微妙。

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    2020年12月06日
  • 雪の香り

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    ぐわわ、せつない。こんなラブストーリーも描けるのか、塩田武士。本作の雪乃はノルウェイの森の緑に次ぐ俺のライフタイムベストヒロインに入るよ。しかも主人公の名前が恭平。主人公が雪乃の事を好きでたまらなくて、いちいち自分の持つ愛情に気づいたり、細かく傷ついたり、共感できる心理描写が良すぎた。雪乃がめちゃくちゃ奔放に振る舞ってたのも、犯罪者たちに身を寄せて生きるしかなかった彼女が初めてさらけ出せる相手に会ったからなんだと考えると、胸が締め付けられる。たった数ヶ月で失った彼女と12年ぶりに会って、また暮らして、いついなくなるのか怖くて、ってのも読んでてハラハラせつなかった。過去と現在の同じ月を並べて同じ

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    2020年12月04日
  • 拳に聞け!

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    こういう人情スポ魂ものも書けるんだ塩田武士。面白くて一気に読んだ。登場人物の描写もいいし、人間関係の組み立て方もうまいし、やっぱり会話がテンポよく可笑しみがあって大きな魅力になってる。帰ってきてくれたオヤジの愛弟子のシーンと、「拳に聞け!」のシーンは興奮した。

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    2020年12月02日
  • 盤上に散る

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    面白い。ただの続編じゃないのが憎いぜ塩田武士。テンポ良い展開と読んでて気持ち良い会話のやり取りが良かった。この人探しの様子は罪の声で更に磨きがかかったわけだ。ラストも良かったな。ちゃんと全部喋りきって終わりにするところがこの作家の良いところ。真剣師のおっさんの純愛かっこよかった。内容もさる事ながら、ちゃんと盤上のアルファの登場人物のその後がわかるのもとても良い。真田はプロになれたんだなあそれが知れただけでも読んでよかった。

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    2020年12月01日
  • 盤上のアルファ

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    面白い。33歳のおっさん2人を主人公にした青春ど真ん中もの。人物描写が上手いし、軽妙な関西弁のでのやり取りがテンポ良くて黒川博行を彷彿とさせる。この作家はなかなか凄い。三段リーグに復帰してからの続きが読みたい!

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    2020年11月26日
  • 罪の声 昭和最大の未解決事件(3)

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    昨年おそらく一番面白かったと思った小説のマンガ化。ストーリーは知っているけど、思わずビジュアルにもみたいなと思わせる作品だった。原作は、双頭のキツネ目というグリコ・森永事件のストーリーとしては異色かつ、もとの職が新聞記者だったこともあり、リアルな新聞記者のストーリーが読ませる作品だった。マンガも、展開が素早いものの、要所はしっかり抑えられていて、原作を読んで膨らんでいる頭をすっきりと流れていく感じが心地よかった。いきなりマンガからだと、ちょっと勿体無いというか、話の深さが感じられないかもしれない。

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    2020年11月17日
  • デルタの羊

    e3

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    エンタメとして良し

     エンタメ小説としては割と面白かったです。
     取材をしっかりしていることもよく伝わり、アニメの現場を描いた
     フィクション作品としてはかなり完成度が高いと思いました。
     少なくとも"現在まで"を描いた部分では、現実との大きな齟齬は見当たらなかったと思います。

     ただし、コロナ後の未来を描いた後半については色々と気になるところもありました。

     たとえば、デジタル作画は作品のクオリティそのものには寄与する部分が少なく、少なくとも現場の制作側にとっては導入のための課題の方が多すぎる点が無視されています。
     それで

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    2020年11月07日
  • 罪の声 昭和最大の未解決事件(3)

    ネタバレ 購入済み

    罪の声を読んで

    映画で公開される事を知った後に漫画を知りました。映画のチラシを見て気になっていたので漫画を読み物語に入り込み一気読みをしました。星野源さんの役と漫画の中の役はイメージが違いますがどんなふうに演じるのか楽しみになってます‼️

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    2020年10月25日
  • 盤上のアルファ

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    前半はやや重く、中盤以降のテンポアップから終盤までの流れはとても良い。これがデビュー作とは恐れ入りました。続編があるようなので手に取ってみたい。真田、秋葉、静、加織のその後がどうなるのか、興味津々!

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    2020年05月10日
  • 盤上に散る

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    デビュー作と違い、秋葉や真田の登場があまりなかったが、人の歴史を追いかける切ない話。期待を外さない、話の展開がテンポよかった!

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    2020年04月05日
  • 盤上のアルファ

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    罪の声でこの作者にハマり、デビュー作読んでみた。将棋には詳しくないが、将棋を通した人の生き様や、神戸の状況を描いた描写は懐かしく関西弁での掛け合いなど、またどハマりしてしまった。面白かった!

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    2020年01月31日
  • 崩壊

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    色んな人が出てくるのにめちゃくちゃにならずにスッと読めて、凄い本なんやなぁって思った。
    1人の被疑者からこんなに沢山の人との関わりや人生が出てくると思うと凄すぎて目眩しそうになる。
    バブルがもたらしてしまった取り返しのつかない人生。それに振り回される家族。
    終始切ないけど、読み応えたっぷりやった。

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    2020年01月07日
  • 盤上のアルファ

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    続編から読んでしまった後のこの本!!
    知ってる登場人物ばっかりでめちゃくちゃ楽しかった!
    真田さんのかなり辛い過去の描写も辛い・キツい、だけで終わらせない表現力。最後の終わり方の清々しさ!
    そして、やっぱり魅力的すぎるキャラ達!!
    塩田先生の作品を知って間もないのに魅了させられ過ぎ!!
    将棋のことを何も知らなくてもめちゃくちゃ手に汗握る対局の描写。こんど、将棋番組見てみようと思った。

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    2019年12月30日
  • 盤上のアルファ

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    囲碁はわからないけれど、それでも内容はわかりましたし、とても楽しめました!

    (読後時間が経過していてあまり細かい感想がかけなくてごめんなさい)

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    2019年12月17日
  • 女神のタクト

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    最初は明菜ちゃんがあんまり好きでなくて感情移入出来なかったけど、周りのキャラが素敵すぎてどんどん楽しくなってきた。
    オーケストラの描写は、ほんまに音楽を聴いてるような臨場感があってすっごい感動した…!!
    素敵な素敵なお話やった。

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    2019年12月12日
  • 盤上のアルファ

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    ネタバレ

    期せずして将棋担当になった記者。子供のころから厳しい環境の中で将棋だけを頼りに生きてきて、棋士になるための最後の大勝負に挑む人。そんな二人が邂逅する。
    比較的軽いテンポで進むストーリーと対照的に、将棋の場面ではリアルな描写が続く。作者も将棋記者だったのだそうだ。ラストの展開には唸らされた。

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    2019年11月09日
  • 盤上に散る

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    これは盤上のアルファの続きと言ってよい、前作の登場人物ふんだんに出てくるし。主人公の女と、チンピラくずれコンビが真剣師を探す話。いろんなとこで登場人物がつながっていくところが面白い。この作者の文章は重厚さはないけどいい意味ですんなり読めるので、展開がはやくて時間がかからないのもいい。
    そして最後、25年前と同じ、駒をかけた大勝負、タイトルのとおり散るのかと思ったら散らない。謎も全て解けて読後感スッキリです。

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    2019年10月31日