塩田武士のレビュー一覧

  • 存在のすべてを

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    登場人物やキーとなるモノが多く、また人物名も独特で読むのに時間はかかった。が、サスペンス・家族愛・社会問題・恋愛・哲学などエンタメ要素ぜんぶ盛りで読後感がとても良い。もう一度読み直したい。

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    2026年05月30日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    とても良かった。
    語彙力がなくて言語化が難しいけど、貴彦と優美と亮は間違いなく家族だったし、みんなで過ごしていた時間はすごく尊いものだった。

    圧倒された。

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    2026年05月29日
  • 存在のすべてを

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    30年前の2児同時誘拐の真相を追う中で写実画家の存在が浮かび上がる。冒頭のスリリングな事件展開から、事件の真相にせまっていく様子、時折関係者の目線でも話が語られ、とにかく目が離せずあっという間でした。そして泣いた〜。事件を追う警察関係者も、記者も、画家の関係者も、真摯に向き合う様子がとても惹きつけられた。読んでよかった、ととても思える小説でした。また好きな作家さんが増えました!

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    2026年05月28日
  • 存在のすべてを

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    ただただ面白かった
    誘拐事件のスリリングな場面から始まり、空白の3年を経て戻った子供。そして場面は未解決のまま30年後に。
    当時の刑事が亡くなったことをきっかけに真相に迫るために動いた物語
    誰が読み始めてからこの結末を予想しただろう
    読み終わった後の満足感充足感

    透き通った愛が確かにあって、それを支えに生きているように見えた

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    2026年05月28日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    瀬尾さん辛かっただろうな。
    自分が大切にしてきた人達がつぶされていって。

    人間は本当に恐ろしいなあと感じる。
    今はSNSで簡単にいろんなことが発信できるようになったのでより混沌としてきているように感じる。

    ただ気軽に発信できることはいい面もあるので今回は悪い方向へ行き過ぎてしまった結果なのだろう。

    そもそもSNSで誹謗中傷できることにすごいと感じてしまう。全世界に発信していますよ。なんなら拡散もされるから拡声器で大音量で叫んでますよ。

    しかも、失敗に対して必要以上の制裁が行われる状況がその人たちにとってプラスなのかなあ。
    自分が制裁を加えられる側に回る可能性も十分にあるわけで。

    この

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    2026年05月27日
  • 存在のすべてを

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    最初は2児同時誘拐事件を捜査する警察物の話かと思いながら読み始めたら、芸術の世界の闇を知ったり、ロードノベルのようになりったり、若い2人の不器用な恋愛もあったり。この1冊で色んな作品を読んだかのような話の展開でした。
    でも最後、誘拐されていた亮の空白の3年を知ると、涙涙でした。
    あの兄がいなければ、この夫婦はこんな辛い目にあわずに済んだのに…
    でも、この事件が起こらなければ、亮はどうなっていたのか…
    考えれば考えるほど、色々な感情が込み上げてきました。
    そんな最後にちゃんと小さな希望があって救われました。

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    2026年05月26日
  • 存在のすべてを

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    たくさん視点が切り替わり、人物への印象がどんどんと変化していく作品だった。
    最後の最後まで展開し続けるストーリーで、飽きることはなかった。
    空白の三年間が亮にとって1番幸せな時間であっただろうと思われるのに、亮に愛情を注いだ善良な人間にとっては罪の意識から逃れることができないことが切ない。

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    2026年05月23日
  • 踊りつかれて

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    SNSの「正しさ」の炎上社会に反撃する物語。しかしこの小説自体でメタ的に反論しているので、物語であるとともに思想書・社会論のような作りになっている。
    物語はかなり昔のストレートな「美しい話」のようになっているが、これも思想書としての著者の「論法」なのかもしれない。
    実際には、この「正しさ」を克服する方法も目処もあまり論じられていないかもしれないが、今後の社会への一石には充分値する作品。
    物語の重要人物が子供時代にかなり残酷な不幸に見舞われる(フィクションとはいえ読み進めるのをちょっと躊躇するくらいな凄い描写)が、これを救ってくれる人物が現れる。この人の職種、立ち位置としては一般的に「グズの外道

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    2026年05月22日
  • 存在のすべてを

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    めちゃくちゃ良かった〜。
    後半は号泣だわ、亮君、貴彦、優美、3人には絶対幸せになって欲しい〜!
    父は写実画を描くことで、質感なき時代に実を見つめる 大切さを教えてくれました。
    亮君、いい子だね〜。
    塩田さんの小説はどれも臨場感半端なくて、はなしの中に自分も居るみたい凄くいい。

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    2026年05月22日
  • 存在のすべてを

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    こういうミステリーが読みたかった!
    最近はやりの、凝ったトリックにつぐトリックのプロットみたいなやつじゃなくて。
    人物描写がしっかりしてるもの。
    実は、前半ぼーっと読んでいたら、誰が誰だっけ?となってしまったので、読み直し、そのあとは一気読み。
    とくに後半は、そういう事情だったのかと想像して泣けた。
    塩田さんは、『罪の声』と『騙し絵の牙』が傑作だと思うけど、これも入るかな!

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    2026年05月22日
  • 踊りつかれて

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    かつて一世を風靡したけれどスキャンダルで姿を消したアイドルと不倫報道からメディアで誹謗中傷を浴びて命を落とした人気芸人
    復讐のためにブログを立ち上げ、2人を貶めた83人の個人情報を晒した音楽プロデューサー

    なんてグロテスクな世の中になったのだろう
    いまも罵詈雑言はweb上にあふれ、永遠に残り続ける

    物語の中で起こるフィクションは実社会でいつ誰が起こしてもおかしくない
    実際に起こったとしても時間とともに消化され、また新たな火種が現れる

    こんな漂白された無菌状態の潔癖な世の中じゃ明るい未来なんて描けない
    これは平和なのか?
    世界はさらに歪な方向に向かっている

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    2026年05月21日
  • 踊りつかれて

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    読むのがキツすぎる、辛すぎると思うところもあったけど、全体としてはぐいぐい引き込まれた最後までとてもよかった。

    有名人に対するネット上の誹謗中傷は目に余るものがあるし、現実でもそれが原因で失われた命がある。「枯葉」のしたことは過剰で罪にも問われることだけど心情的にはすごく理解できる。

    作中のアイドルはあの人っぽいなとかイメージを重ねたり、昭和のテレビ業界をリアルに想像したりしながら読むのもおもしろかった。笑えると言う意味でのおもしろさではなく。

    たくさんの登場人物が出てくるけど、それぞれの人たちのドラマが読み応えがありおもしろかった。現代的なテーマだけでなく、ほかにもいろいろ中身の濃い小

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    2026年05月21日
  • 存在のすべてを

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    誘拐事件から始まる社会派小説で事件の真相はと思っていたら 刑事、記者、家族と人間ドラマに深く入っていき とても良かった!
    亮君には幸せになってほしい。小説を読み終わってこんなに泣いたのは久しぶり。

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    2026年05月21日
  • 存在のすべてを

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    映画化されるらしい。だから読んだわけでもないけれど、ものすごく良かった。今のところ今月暫定一位作品。

    平成3年12月、6歳の立花敦之くんが誘拐された後、ほぼ同時期に4歳の内藤亮くんが誘拐された。お金の受渡しはうまくいかなかったが、立花敦之くんは倉庫で生きたまま発見された。3年後に内藤亮くんが帰ってくる。

    それからずいぶん経って、担当だった刑事は亡くなる。内藤亮が現在画家をやっていることがスクープされる。あとからわかったが、内藤亮くんが行方不明の期間に家には亮くんからの葉書も届けられていたらしい。抜けた乳歯まで綺麗に保管されていて、誘拐されてから戻ってくるまで、丁寧に育てられていたようにしか

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    2026年05月19日
  • 踊りつかれて

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    SNSやメディアはじめとした現代の課題や人が抱える暗い過去が題材の本だと思いながら読んでいたら違った。
    もちろんその側面もあるけど、間違いなくあまりに大きな愛だった。終章は圧巻。
    いつか映像化するだろうな。天童を粗品が演じてくれたらいいのに。
    存在のすべてをと同じ作者だったことを知り、納得

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    2026年05月16日
  • 踊りつかれて

    匿名

    購入済み

    現代のSNSの問題を直接的に描いていて、考えされられる作品だった。
    SNSやってる奴はとりあえず読んだ方がいい。

    でも、それで終わらず物語としても面白かったし、綺麗にまとまっていたと思う。

    #深い

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    2026年05月15日
  • 存在のすべてを

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    久しぶりに、読みながら読み返すを繰り返した。残りわずかとなってからは、終わるのが惜しくて、いったんページをとじたりした。そのくらいこの小説に心を奪われてしまった。ありえないようなシチュエーションが腑に落ちる経験も久しぶりだった。内藤亮と土屋里穂の初恋のときめきと大人になってからの微妙な距離感は懐かしさで涙ぐんでしまった。ミステリの体裁をとっているが文字通りの愛の物語だった。松本清張『砂の器』をモチーフにしたイメージを感じながら読んでいたが、途中からそんなことも忘れてしまってストーリーに没入していた。何度も読み返すだろう。圧倒的な⭐️5

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    2026年05月13日
  • 罪の声

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    はじめはバラバラのパズルのピースが思いがけないところで繋がっていく。事件の真相を暴くことが本当に正しいことなのか。過去を白日の元に晒して終わりではなく、今と未来を考えて前進する。数少ない偶然が誰かの救いになるのなら。これから映画を観てきます。

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    2026年05月09日
  • 罪の声

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    グリコ森永事件がモデルの作品。確かに、あの声の子供は実際にいるわけで、その子たちの人生はどうなったのかと考えた。面白い作品だった。

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    2026年05月08日
  • 罪の声

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    事件の裏に本当にこんな話があったかもしれない、と思えた説得力ある話だった
    事件のことは名前しか聞いたことなかったけど、警察やマスコミの動きを追体験できた気分

    JRの高槻〜京都とかよく乗ってたから、事件の舞台になってたなんて驚き

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    2026年04月26日