塩田武士のレビュー一覧

  • 存在のすべてを

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    平成3年に発生した誘拐事件から30年、新聞記者が被害者男児のその後を追う。取材中に浮かんできた画家の存在、画廊の女性、絵に描かれた風景…。語り手を替えながら進み、細い糸を辿った先の危うく儚い真実。何が正解なのか、正義なのか…?

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    2026年01月21日
  • 罪の声

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    この人の本はどれも熱量がすごい。
    期待どおりの傑作。
    片手間で読める本ではないけど、物語を読む楽しみを十分に味わえる

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    2026年01月20日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    血の繋がりはなくとも、思いが繋がっていく圧巻な作品。初恋の思い、記者や刑事の思い、画商の思い、そして家族の思いが絵画を通して繋がったとき、真実に辿りつきました。
    自分が、大切にしている思いを子どもに話し続ける父の姿が温かく、読後に自分の子育ての思い出も溢れてきました。
    本当に読んで良かったとおもえる作品でした。

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    2026年01月17日
  • 罪の声

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    ネタバレ

    【環境】がいかに人生に影響を与えるかという面で心に残った。
    大人のエゴに振り回されて、その先には富と貧で二極化。自分の日常がいかに幸せかを認識せざるを得なくなってしまった。
    ソフィーの【fossil】が訳されて居なかったことで考えを深めることができた

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    2026年01月16日
  • 罪の声

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    臨場感、リアリティ感が強すぎて、読んでて力が入った。何となく、現代社会に対する警鐘も感じ取れた一冊。

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    2026年01月15日
  • 罪の声

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    1980年代、世の中を震撼させた「ギン萬事件」に、事件関係者と記者が迫る、お話(?)。

    グリコ・森永事件をモチーフに、事件に関係した子どもたちの「声」と事件の真相を双方の立場から明らかにし、「真実」が明らかになる。なかなかに凄まじい作品であった。

    事件関係者としての立場、記者としての立場、海外にまで話は展開していたところ、スケール大きく、濃厚であったなぁ。

    映画にもなっているとことで、こちらもみてみようと思いました。

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    2026年01月11日
  • 存在のすべてを

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    二児同時誘拐、そして門田と里穂、全く別々のところから絵を通して交差して繋がるストーリーに読む手が止まらん。
    空白の3年間の別れのシーンは思わず鼻がツンとする。
    もう、親子なのに。悪いこととはいえ、一緒にいたい人たちが離れ離れにならなきゃいけないのは辛い。
    そして表紙のこの写真、って写真じゃない、絵...なの??ってなった時の衝撃。写実ってすごい。

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    2026年01月08日
  • 罪の声

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    とても面白かった。
    グリコ森永事件を扱ったフィクションでありましたが、
    ある程度リアルが入っている内容だと感じましたが、
    どうなんでしょうね。
    でもとても入り込めてよかったです。
    最後はしっかりすべてを終わらせる内容にするために
    激しかったですが、それでもよかったと思います。
    ただ、この作者は読むスピードが上がらないので、
    少し苦手なんですよね。年末に一気に読み終えることが
    できてよかった。

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    2026年01月05日
  • 罪の声

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    最初はミステリ物と思ってました。実際に起きた事件(グリコ.森永事件)を題材に作られた作品でした。実を言うと私自身あれだけの大事件なのに余り覚えてません。最近になってTV番組で放送されるので多少興味を持ちました。実際まだ犯人はわからずじまいです。最後はある意味被害者達の心情が描かれてました。本人は何も悪くないのに。この作者の他の作品も読みたくなりました。

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    2025年12月09日
  • 罪の声

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    あの「グリコ・森永」事件をベースにした物です。どこまで真実なのか?どこまでフィクションなのか?読んでいてこれはと思わせることが沢山ありますね。よくここまで書けたなと。読んでいて、どっぷりハマってしまいました。非常に興味深く読める小説ですよ。

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    2025年11月06日
  • 歪んだ波紋

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    塩田さん初作品。
    怖!ジャーナリズムの世界怖!情報社会怖!!となる作品でした。
    登場人物が皆ジャーナリズムの世界に関係している人達の連作短編集。
    作中では虚報について深く掘り下げられていて、締切やプレッシャーにより真実でない記事を出したり、誰かを貶めるために意図的にフェイクニュースを流したりする恐ろしい展開があります。
    フェイクニュースが作られていく過程•何故フェイクニュースが作られてしまうのかが、事細かく説明されていて、末恐ろしい情報社会になってしまったと実感しました。
    普段何気なく目にしているネットニュースやtvのワイドショーについても、無意識に信じ込んでしまわないように、自分の中で軸を持

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    2025年10月13日
  • 氷の仮面

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    本書を読んで、性別適合手術が違法だったり、強姦罪が女性にしか適応されない時代があったことを初めて知った。

    さらに詳しく調べると強姦罪は改正されて、まだ10年も経っていないことが分かり驚愕した。

    一昔前は現代と比べ、性の不一致を抱える人たちが格段に生きづらかったことが伝わってくる。


    前半は辛い展開が多く精神が削られたけど、後半は主人公が友人や家族に恵まれていたことが分かる展開で心が温かくなった。真壁くんは最後まで男前。


    あと、大阪弁に違和感がないと思ったら、作者が関西出身でなるほどだった。

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    2025年10月07日
  • 罪の声

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    何も知らずに子供達が巻き込まれて
    その後の人生が変わっていく
    最後読んでいて泣きそうになった

    未解決事件が元になっているとはいえ
    全てが本当のような気がしてくる

    阿久津と俊也が会った時
    やっと来た!
    何か嬉しかった笑

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    2025年10月06日
  • 騙し絵の牙

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    こうやって有名人をモデルに小説が書かれるパターンを初めて読んだが、誌面から大泉洋が立ち上がってきてそれはそれで面白い体験だった。
    人間の多面性ってあるよねって話をどんでん返しで返してくるあたり面白い。
    こうやってハングリー精神がある人が出世すますよわね、世の中。私はハングリー精神ないからのほほんだわ。

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    2025年09月29日
  • 騙し絵の牙

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    本は紙派な私としては、思うところが沢山ある物語でした。本屋が減って行って、電子で読む人が増え
    ていって、、、今後の本ってどうなってくんだろう。

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    2025年08月30日
  • 女神のタクト

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    演奏のシーンは曲を実際に聞きながら読むのがおすすめです
    拓斗の普段と指揮をする時のギャップとか明菜の豪快さが楽しくて、オーケストラの人々のキャラクターがそれぞれはっきり際立っててコミカルで、一気に読んでしまいました
    最後の演奏のシーンは音の表現が素敵で、自分もホールにいるような気持ちで読み進めることができました

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    2025年07月17日
  • 氷の仮面

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    ネタバレ

    今でこそLGBTQという言葉を聞くことも増えたが、昭和の頃は『保毛尾田保毛男』だった。
    あの頃、当事者は辛かっただろうな。
    桜木紫乃さんの『緋の河』と『孤蝶の城』を読んだ時も衝撃を受けたが、この作品はもっと家族との関係が濃厚で、その悩みも大きい。
    翔太郎から蘭へ名前も性別も変更した、その裏にはこれほどの苦労があった。それでも自分を信じ、貫き通す潔さがすがすがしい。この壁を乗り越えられず、やむなくそのままという人もいると思うと心が痛む。

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    2025年06月25日
  • 氷の仮面

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    女の子になりたい翔太郎の物語。
    こんなに心動かされる小説を久しぶりに読んだ。読んでいる間中胸が苦しかった。
    私も真壁くんが大好きだったし蘭世になりたかったし、らんま1/2も見ていたし、HEPの観覧車の行列も知っている。
    とにかく惹き込まれる。まだLGBTQなんて言葉のない時代。男であることを受け入れられない翔太郎がどれほど生きづらいか。
    エピローグがとてもよかった。

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    2025年05月24日
  • 盤上のアルファ

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    ネタバレ

    挫折した男たちの再起の物語。

    人間関係が上手くなく、左遷に近い人事異動をくらった新聞記者。
    生まれも育ちも不遇で、将棋だけが残された男。

    そんな二人が出会ってもう一度前を向いてもがく。

    新聞記者を将棋未経験者としたことで、読者が将棋を知らなくても読める様にしたのは親切。
    将棋を通して描く人間模様こそが主題なので、安心して手にとって欲しい。将棋を知っていると輪をかけて面白いのはあると思いますが。

    将棋にすがって生きてきた男の生き様は確かに不遇であるが、場面々々で手を差しのべる人がいたのはほんの少しの幸運だったなぁ。そのほんの少しの幸運が後に大きくなって帰ってくるとは。

    秋葉にとっては大

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    2025年03月18日
  • 【無料お試し版】『デルタの羊』試し読み&雑誌ダ・ヴィンチ<『デルタの羊』刊行記念特別企画>記事付(著者インタビュー/特別対談 作家・塩田武士×声優・速水奨/アニメ関係者の声!)

    購入済み

    引き込まれる

    この本は色々なテーマから成り立っている本で要素が多いのにかなり物語の世界に引き込まれるおかげで読みやすくとても面白かったです

    #深い #共感する #ドキドキハラハラ

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    2025年03月15日