塩田武士のレビュー一覧

  • 存在のすべてを

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    作品は長編ですが、面白いことと、各章がちょうどいい長さであっという間に読み終えました。
    映画に相当期待してしまいます…
    ジョージウィンストンも昔良く聞いていて懐かしかったです。

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    2026年06月04日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    うちの子になったら情が移るからうるうるする。
    映像化されたものも観たい。
    なぜかロンギングラヴって曲を知ってた(アーティスト名もタイトルも知らず)。ヒット曲?
    りょうは兄の実子ではないのか?

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    2026年06月04日
  • 起点

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    文庫550円シリーズ。
    薄い本だけど、550円以上に楽しめました。
    短編なので合間にも読みやすい。

    一番、塩田さんらしい作品だなと思ったのは『鈍い火』かな。だんだん嫌な展開に進んでいくけど、後を引かない終わりかたなので、イヤミスみたいにならなくて良かった。

    『仮縫い』は冴えなかったはずの旧友の結婚話から主人公も再生していく物語。

    『小さい上司』は何か笑えるダメ上司。"小山田"ってネーミングもいい。

    ↑ここまでは40歳代の冴えない登場人物が活躍している物語。作者自身も40代なので、自身の経験と照らし合わせているのかな~と思った。

    『起点』だけは未来設定。
    罪の声(2

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    2026年06月03日
  • 存在のすべてを

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    30年前に起きた2児同時誘拐。
    囮と思われた1人は無事に保護されたものの、本命と思われたもう1人は行方しれずのまま事件は未解決となり、誘拐が起きてから3年後突然被害者男児が祖父母の家に戻ってきた。
    その事件を追い続け解決に至らぬまま亡くなってしまった元刑事、その思いを引き継いだ新聞記者が、執念で真相に迫っていく。
    どうして被害者は戻らなかったのか、そこに何があったのか、読み進めていくうちに何ともやるせない気持ちになって、被害者加害者という言葉だけでは片付けられなかった。
    そしてこの話は、もう1人の主人公であるギャラリストの女性の視点からも書かれているが、そちらの視点が果たして必要だったのかどう

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    2026年06月03日
  • 踊りつかれて

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    ネットでの誹謗中傷を受け自死した芸人、はるか昔、昭和の時代に消えた歌姫、2人の無念を晴らすかのように中傷した83人の加害者達の個人情報を世に放った枯葉なる人物。彼らのつながりは。…

    すごかった。
    世に蔓延るネットによる誹謗中傷の危険性をテーマにしつつ、美月の壮絶な過去が明かされ、最後に壮大な愛で収束する。
    途中どこに向かうのかがわからない感じに戸惑ったが、半分から先は一気読み。
    疲れたけどたまらなく面白かった。
    少し前に読んだ葉真中氏の家族を思い出す。
    ベストテンとかヒットスタジオとか、懐かしい。
    天童くんが残念。

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    2026年06月02日
  • 踊りつかれて

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    すごい本でした。
    私はこれを読んで一部のSNSを辞めました。
    大切なものを壊された人間が狂ってもいないのに犯罪に手を染める理由にも納得できました。
    まだまだ深く掘ってないところもあるのですが、それすら蛇足と思えるくらい、主人公と大切なもの(人)、そして弁護士の絡みが秀逸でした。

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    2026年06月02日
  • 朱色の化身

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    塩田さんの作品はとても好きです。過激な描写がなく真摯で品の良さを感じます。
    所々で、マスメディアへの不信や警告みたいなものを感じるのですが、最後の書評を読んで凄く納得しました。
    小説は正義と不正義の狭間にあるものをすくいあげ寄り添う事の出来る数少ない媒体であり、作者は、危うくて弱いけれど個人の尊厳を手放そうとしない個人の姿を書いていくだろうとありました。
    長い序章の先にある、ラストの風景はとても美しくすぐにでも雪の舞い降りる朱色の橋に立ってみたいと思いました。
    しかし、車から降り立った咲子さんの発する言葉を聞きたかったと思った私は、次の章があるのを期待していました。
    珠緒さんの穏やかな行先が描

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    2026年05月31日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    現在の社会に疑問を投げかけるとともに、美しい物語でした。

    自分に見えている世界はほんの一部で、人々は絡み合いストーリーが生まれている。それを自分の価値観やその時の感情に乗せてアンチコメントに変えている人は、きっとこの世の中には少なくはないんでしょう…。

    本を読み進めていて、浜崎あゆみと松浦さんが思い浮かびました(彼らは恋愛関係にありましたが)。

    序盤はどんな展開になるのかと思っていましたが、人情味がある話になり引き込まれました。何より描写が細かい細かい。置いてある机の描写…それいる?って思ったりもしました。笑

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    2026年05月30日
  • 存在のすべてを

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    登場人物やキーとなるモノが多く、また人物名も独特で読むのに時間はかかった。が、サスペンス・家族愛・社会問題・恋愛・哲学などエンタメ要素ぜんぶ盛りで読後感がとても良い。もう一度読み直したい。

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    2026年05月30日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    とても良かった。
    語彙力がなくて言語化が難しいけど、貴彦と優美と亮は間違いなく家族だったし、みんなで過ごしていた時間はすごく尊いものだった。

    圧倒された。

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    2026年05月29日
  • 存在のすべてを

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    30年前の2児同時誘拐の真相を追う中で写実画家の存在が浮かび上がる。冒頭のスリリングな事件展開から、事件の真相にせまっていく様子、時折関係者の目線でも話が語られ、とにかく目が離せずあっという間でした。そして泣いた〜。事件を追う警察関係者も、記者も、画家の関係者も、真摯に向き合う様子がとても惹きつけられた。読んでよかった、ととても思える小説でした。また好きな作家さんが増えました!

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    2026年05月28日
  • 存在のすべてを

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    ただただ面白かった
    誘拐事件のスリリングな場面から始まり、空白の3年を経て戻った子供。そして場面は未解決のまま30年後に。
    当時の刑事が亡くなったことをきっかけに真相に迫るために動いた物語
    誰が読み始めてからこの結末を予想しただろう
    読み終わった後の満足感充足感

    透き通った愛が確かにあって、それを支えに生きているように見えた

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    2026年05月28日
  • 踊りつかれて

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    ネタバレ

    瀬尾さん辛かっただろうな。
    自分が大切にしてきた人達がつぶされていって。

    人間は本当に恐ろしいなあと感じる。
    今はSNSで簡単にいろんなことが発信できるようになったのでより混沌としてきているように感じる。

    ただ気軽に発信できることはいい面もあるので今回は悪い方向へ行き過ぎてしまった結果なのだろう。

    そもそもSNSで誹謗中傷できることにすごいと感じてしまう。全世界に発信していますよ。なんなら拡散もされるから拡声器で大音量で叫んでますよ。

    しかも、失敗に対して必要以上の制裁が行われる状況がその人たちにとってプラスなのかなあ。
    自分が制裁を加えられる側に回る可能性も十分にあるわけで。

    この

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    2026年05月27日
  • 存在のすべてを

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    最初は2児同時誘拐事件を捜査する警察物の話かと思いながら読み始めたら、芸術の世界の闇を知ったり、ロードノベルのようになりったり、若い2人の不器用な恋愛もあったり。この1冊で色んな作品を読んだかのような話の展開でした。
    でも最後、誘拐されていた亮の空白の3年を知ると、涙涙でした。
    あの兄がいなければ、この夫婦はこんな辛い目にあわずに済んだのに…
    でも、この事件が起こらなければ、亮はどうなっていたのか…
    考えれば考えるほど、色々な感情が込み上げてきました。
    そんな最後にちゃんと小さな希望があって救われました。

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    2026年05月26日
  • 存在のすべてを

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    たくさん視点が切り替わり、人物への印象がどんどんと変化していく作品だった。
    最後の最後まで展開し続けるストーリーで、飽きることはなかった。
    空白の三年間が亮にとって1番幸せな時間であっただろうと思われるのに、亮に愛情を注いだ善良な人間にとっては罪の意識から逃れることができないことが切ない。

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    2026年05月23日
  • 踊りつかれて

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    SNSの「正しさ」の炎上社会に反撃する物語。しかしこの小説自体でメタ的に反論しているので、物語であるとともに思想書・社会論のような作りになっている。
    物語はかなり昔のストレートな「美しい話」のようになっているが、これも思想書としての著者の「論法」なのかもしれない。
    実際には、この「正しさ」を克服する方法も目処もあまり論じられていないかもしれないが、今後の社会への一石には充分値する作品。
    物語の重要人物が子供時代にかなり残酷な不幸に見舞われる(フィクションとはいえ読み進めるのをちょっと躊躇するくらいな凄い描写)が、これを救ってくれる人物が現れる。この人の職種、立ち位置としては一般的に「グズの外道

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    2026年05月22日
  • 存在のすべてを

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    めちゃくちゃ良かった〜。
    後半は号泣だわ、亮君、貴彦、優美、3人には絶対幸せになって欲しい〜!
    父は写実画を描くことで、質感なき時代に実を見つめる 大切さを教えてくれました。
    亮君、いい子だね〜。
    塩田さんの小説はどれも臨場感半端なくて、はなしの中に自分も居るみたい凄くいい。

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    2026年05月22日
  • 踊りつかれて

    匿名

    購入済み

    現代のSNSの問題を直接的に描いていて、考えされられる作品だった。
    SNSやってる奴はとりあえず読んだ方がいい。

    でも、それで終わらず物語としても面白かったし、綺麗にまとまっていたと思う。

    #深い

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    2026年05月15日
  • 罪の声

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    はじめはバラバラのパズルのピースが思いがけないところで繋がっていく。事件の真相を暴くことが本当に正しいことなのか。過去を白日の元に晒して終わりではなく、今と未来を考えて前進する。数少ない偶然が誰かの救いになるのなら。これから映画を観てきます。

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    2026年05月09日
  • 罪の声

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    グリコ森永事件がモデルの作品。確かに、あの声の子供は実際にいるわけで、その子たちの人生はどうなったのかと考えた。面白い作品だった。

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    2026年05月08日