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  • 崩壊マンションは買わない!
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    今、マンションを買う。すると、あとで必ず後悔します。夢に水をさすようですが、大切なお金と家族の命、それがかかっている選択です。まず、ご家族でこの1冊に目を通してください。それからもう一度、考え直してみてはいかがでしょうか。いかに今のマンションが危険か、大事な家族の生命と財産を守るためにはどうすればいいか、本書が教えてくれます!

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  • 増補・W杯 サッカー トリビア
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    2006年のW杯で、日本は自分たちの持ち味を発揮することなく、グループリーグで敗れ去った。新監督を迎えた日本代表チームは、日本ならではのサッカーを追求し、世界と対等に戦うために自己改革に励んでいる。いまも語り継がれる伝説のスーパープレー、数々の名勝負が、世界中にサッカーの魅力を伝え、心をゆさぶるドラマを生み、サッカーならびにW杯の歴史に華を添えてきた。 トリビアという視点から過去の大会にまつわる興味深いエピソード、さらには増補改訂にあたり2006年ドイツ大会で新たに生まれたトリビアを取り上げた。

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  • 独身女性の性交哲学
    4.0
    多くの恋愛や結婚に関する本は、愛を称揚する一方で、あまりセックスには触れていない。しかもセックスを中心に据えた本は、技術マニュアルばかりだ。愛とセックスについては一家言ある私。この未婚男女が大量に発生している現状を、私なりに解き明かしてみよう。――物言う娼婦による脱恋愛論。

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  • 撮影現場にきた女たち
    3.5
    「旦那への復讐」とAV出演し、撮影が終了した途端ハイソ主婦の顔に戻る女、撮影早々「話が違います」を連発する上場企業の受付嬢……。主婦から音大生から――21人の女たちが見せた変貌を、著者の体験から生々しく綴ったノンフィクション!

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  • 殴られる女 殴る男
    3.0
    男からの暴力で彼女たちは何を得て、何を失ったのか、男が殴った理由を理解したのか、そしてどのように消化していったのか…… 女性の3人に1人が男性から暴力を受けているいま、自らも体験者である著者が、決して語られることのなかった彼女たちの心の奥底の叫びに迫ったルポルタージュ。

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  • 雷剣の都 目安番こって牛征史郎4
    3.0
    京都所司代・松平豊後守資訓急死の陰に謀殺の疑いありとの投書が目安箱に入った。真相を探るべく京に上った目安番・花輪征史郎は、鞍馬山中の寺で驚愕の光景に出くわした。境内の裏手で九代将軍家重呪殺の調伏が始まったのだ。しかもその場に、将軍の弟・田安宗武の姿も見える。これは何を意味しているのか? 無外流免許皆伝の心優しき旗本次男坊好評シリーズ第4弾!
  • 虚飾の舞 目安番こって牛征史郎3
    3.0
    九代将軍家重の側近・大岡忠光から示された、目安箱への連日の無記名の投書には「勅語奉答の儀の時、何かが起きる。仮名手本忠臣蔵以上の事件になる恐れあり」とあった。直参旗本千石、花輪家の次男坊・征史郎は「目安番」として、投書の裏を探るべく、将軍の弟・田安宗武の身辺から調べはじめた。征史郎の剣と兄の目付・征一郎の頭脳が策謀を断つ!
  • 誓いの酒 目安番こって牛征史郎2
    -
    直参旗本千石、花輪家の次男坊・征史郎に、九代将軍家重の側近・大岡忠光から密命が下った。日本橋の両替商・両口屋が目安箱に「喜多方藩で御家騒動の恐れあり」と投書してきたので探索せよ、というのである。喜多方藩主と家重の次女紀美姫の婚儀が整っていた。無外流免許皆伝の征史郎は両口屋に出向いたが……。
  • 憤怒の剣 目安番こって牛征史郎
    5.0
    大御所として九代将軍家重を後見していた八代将軍吉宗が没するや、家重の弟・田安宗武を担ぐ一派が暗躍しはじめた。家重の側近・大岡忠光は、直参旗本千石、花輪家の次男坊・征史郎に「目安番」という密命を与え、家重を守らんとする。将軍追い落としをはかる巨大な陰謀に、無外流免許皆伝の征史郎の剣が立ち向かう。
  • 報復の峠 無茶の勘兵衛日月録7
    3.5
    大野藩次期後継直明の不行跡に端を発する陰謀は、着々と進行しつつあった。その中心に幕府大老酒井忠清があり、越後高田、越前福井の両藩が実行役として牙を剥き始めた……。一方、耳役として江戸在勤の落合勘兵衛に、不吉な一報がもたらされた。勘兵衛を討つ、と富田流小太刀の名手丹生文左衛門父子が大野藩を脱藩したのである。
  • 陰謀の径 無茶の勘兵衛日月録6
    3.0
    越前大野藩の忍び目付服部源次右衛門が持ち帰った津軽藩伝説の秘薬<一粒金丹>が、新たな謀略の始めだった。それは次期大野藩主直明への福井藩の贈り物だった。が、江戸留守居役松田与左衛門吉勝と落合勘兵衛は秘薬に疑惑を持った。贈り物の背景を探るうち、やがて巨大な陰謀が浮上。大老酒井忠清の巨大権力と結託した大藩からの圧力……。
  • 刺客の爪 無茶の勘兵衛日月録5
    3.5
    邪悪の潮流は越前大野から江戸へ。そして大和郡山藩に及んでいた。大野藩若君の不行跡は幕府老中の知るところとなったのである。苦悩する落合勘兵衛を打ちのめすかのように更に悲報が舞い込んだ。藩随一の手練れといわれている塩川重兵衛が、江戸潜伏中と思われていた山路亥之助に斬殺されたという……なぜ? どうしてなのか?
  • 冥暗の辻 無茶の勘兵衛日月録4
    4.0
    越前大野藩の無茶勘こと落合勘兵衛は嵯峨野典膳との死闘に勝つも深傷を負い床に臥した。一方、彼の親友で小姓組頭の伊波利三は、若殿松平直明の不行跡を諫言し、その激怒から職を解かれ謹慎処分を受ける身となった。暗雲が二人を包み、それはやがて藩全体に広がろうとしていた。大河ビルドンクスロマンの傑作シリーズ第四弾!
  • 残月の剣 無茶の勘兵衛日月録3
    3.5
    無茶勘こと落合勘兵衛は帰途、浅草猿屋町で病に倒れていた一人の老剣客を助けた。医師によれば重い肝の臓の病で、余命は一ヵ月との診立てである。男の名は百笑火風斎。大和国吉野天河郷に住し、後村上天皇から位衆傅御組の名を賜り代々天皇守護の務めをする家柄という。驚く無茶勘だったが、やがて凄絶な藩主後継争いの渦に巻き込まれて……。
  • 火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2
    4.0
    “山路亥之助を討て”江戸に着くやいなや「無茶勘」こと落合勘兵衛に下されたこれが秘命であった。親友で、次期藩主松平直明の小姓頭である伊波利三によれば、これは上意討ちではなく若君直々の密殺令であるという。山路は先の銅山不正事件で目付けを斬り大野藩を逃亡した男である。なぜ自分が? 政事の暗部が静かに勘兵衛を呑み込みはじめた……。
  • 山峡の城
    4.5
    「無茶勘」こと落合勘兵衛「武士は働くために食う。食うために働くものではない」と父孫兵衛に厳しく教えられて成長した。武を鍛錬し文に励む日々。だが、越前大野藩に不穏な影は忍び寄りつつあった。そしてそれは一人の藩士の斬殺体から始まった……。藩政に翻弄されながらも毅然として生きる父と子の姿を清冽な筆致で描く、著者渾身の教養小説(ビルドゥングスロマン)の傑作!
  • 誇 毘沙侍降魔剣1
    -
    徳川将軍家に連なる名門旗本の次男・松平清之介は武士の一分に懸けて「兜跋組」の頭目・竜崎沙王に単身、闘いを挑んだ。兜跋組とは、法では裁けぬ江戸の悪を賞金と引き換えに仕置する浪人集団である。清之介が一足一刀の間合いに入った刹那、沙王はさりげなく告げた。「このまま死なすにゃ惜しい。俺の組に入れ」
  • 初秋の剣 大江戸定年組1
    3.7
    三人の男は職を退いた。町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁左衛門。旧友の三人はまだまだ気力体力ともに充分で、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと。手頃な隠れ家〈初秋亭〉を根城に、江戸市中の厄介事解決に乗り出した。手前の女房がさらわれまして──初めての事件は、豪商からの突飛な話で始まった。 時代小説の実力派が挑む市井小説の傑作!
  • 刺客の海 もぐら弦斎手控帳3
    3.0
    長屋の手習い師匠・弦斎の養女・お春が消えた。まだ這い這いしかできぬ赤ん坊だ。騒ぎのなか、脅迫状が届く。人足寄場から一人の無宿人を逃がせばお春を返すという。差出人には、覚えがあった。かつて縁のあった悪党にちがいない。弦斎は単身、人足寄場に潜り込んだ。そこは脛に傷もつ荒くれ男たちの巣窟だった。
  • ふたり写楽 もぐら弦斎手控帳2
    3.0
    手習いの師匠・弦斎が住む長屋の大家が東洲斎写楽の浮世絵を手に入れた。だが値が安すぎるうえに、落款が違っている。版元の見立てでは、写楽の絵であることは間違いないというのだが……。深まる謎のなか、「実は写楽は何者かに拐かされたのです」と、版元の主人・蔦屋重三郎が驚くべき秘密を打ち明けた! ミステリー仕立てで江戸の謎に挑む注目の時代小説第2弾!
  • 逃がし屋 もぐら弦斎手控帳
    3.3
    歴史ミステリーの俊英が鮮烈な着想で放つ時代小説の新シリーズ! 記憶を失い、長屋の子らに手習いを教える寺子屋の師匠弦斎には、隠密としての過去があった。ある日、本所深川の「なめくじ長屋」で一人の老人が殺された。老人の息子は旧友の十兵衛。かつて自分をかばって死んだ男だ。賊の目的は、十兵衛が遺した克明な捜査日誌だった。弦斎はふたたび巨大な悪に立ち向かう覚悟を固めるのだった。
  • 紺碧の艦隊1 運命の開戦・帝都初空襲
    4.0
    昭和18年4月18日。ラバウルを発ち最前線視察と激励に赴く途中、敵P38が接近。一発の敵弾が彼に命中、意識は途切れた…。照和の時代に生まれ変わった彼=高野五十六は、二度と同じ過ちを繰り返さぬ為に精鋭集団「紺碧会」を結成する…。

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  • 暗黒流砂
    -
    1巻770円 (税込)
    「国土庁長官が国有地に豪邸を建て、愛人を住まわせている」一通の密告から巨大な政界汚職が顕れ始めた時、警視庁捜査二課の中津は敵の罠に堕ちた。長官の愛人に強姦罪で訴えられ懲戒免職となった中津が、孤立無援の闘いの果てに見たものとは─

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  • 悪への招待 新装版
    4.0
    あなたのお父さんは自殺ではなく殺されたのです――沢木真介の許に届いた一通の手紙。真相を探るため郷里の徳島を訪れた沢木を待ち受ける不気味な影。そして、沢木の調査に協力を申し出る謎の女――。手に汗にぎるノンストップ・サスペンス。

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  • 半魔
    3.0
    1巻770円 (税込)
    あたしはどうして普通じゃないの? 秘密を抱えた同い年の女子高生・陽子と理砂と寛美。孤独な心が出会ったのは偶然だったろうか。陽子の十七歳の誕生日、〈あなたには魔の血が入っている〉不気味な言葉を遺して母が焼死。次いで高校生の連続自殺が始まった。あたしたちの誕生日は呪われている~ まもなく理砂と寛美のその日が迫っていた!

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  • スクランブル イーグルは泣いている
    3.9
    平和憲法の制約により〈軍隊〉ではないわが自衛隊。その現場指揮官には、外敵から攻撃された場合に自分の判断で反撃をする権限は与えられていない。航空自衛隊スクランブル機も同じだ。空自F15は、領空侵犯機に対して警告射撃は出来ても、撃墜することは許されていないのだ。F15(イーグル)を駆る空自の青春群像ドラマ!(『僕はイーグル[1]』改題)

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  • カリスマ(上)
    3.3
    1~2巻770~825円 (税込)
    杉並区阿佐谷に本部を構える宗教法人「神の郷」は、教団設立十年で出家教徒二百四十三人、在家信徒千九百人を擁するまでに増殖していた。教祖は百八十センチ、百キロの巨体の神郷宝仙という男。この十年で信徒より巻き上げた金三百五十億!

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  • 告発!検察「裏ガネ作り」 口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」
    3.5
    日本最強の捜査機関・検察庁。だが裏では組織的な公金横領の疑惑が! 平成14年、その問題をテレビで告発しようとしてた当時の大阪高検公安部長は突然、身内である大阪地検特捜部に逮捕される。それも、誰もが首をかしげる微罪で。併せて「悪徳検事であった」という“検察リーク”で口封じが…。著者(平成22年1月、刑期満了)が係争中に、その手口と顛末を赤裸々に告発し、法務省、検察庁を震撼させた問題の書。

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  • サラリーマンNEO 内村宏幸オリジナルコント傑作集
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    サラリーマン社会の理不尽を吹き飛ばす強烈なキャラクターたちが続々と登場。切ない日常を、破天荒でシニカルな笑いに変換してくれるコントが満載。06年4月から、NHK総合にて放送され、大好評を博した「サラリーマンNEO」から、大人気シリーズの「社内スタントマン」「部長の親」などを収録。「笑う犬シリーズ」でも活躍の鬼才・内村宏幸が贈る63作品。

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  • 白の十字架
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    東京都内の空地で大学生が殺された。犯行時被害者と情交中だった女性は、警視庁の一柳(いちやなぎ)刑事の妻だった。彼女は突然襲ってきた犯人に暴行され、“遺留品”を胎内に宿した。捜査線上にはヒマラヤ・ネパルチュリ登山隊のアルピニスト・津雲(つぐも)の名が浮かぶ。津雲は頂上アタックに失敗し、朋友を死なせていた。心の中に十字架を背負った男女が交錯する、傑作推理小説。
  • 禁じられたソナタ(上・下合冊版)
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    1巻770円 (税込)
    日本楽壇の大御所・飛岡栄一郎は臨終の際、「送別」と題したピアノソナタの楽譜を孫娘の有紀子に贈った。「決して弾いてはならない」という謎の遺言とともに……。有紀子は幻の傑作を託されて戸惑い、楽譜を密かにしまいこんだが……。関わる人々を恐怖に陥れる魔性の旋律の正体とは? ファン待望、赤川版正統ホラー小説の長編力作!

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  • 鎧櫃の血
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    三浦老人の話は、およそ二十四、五の短編である。単彩の話題をとらえて、人生の断面を衝き、時代相と生活が渾然と融け合っている……。「江戸」がすっかり懐ろに収まっている趣きである。全十八編収録。

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  • 宍道湖殺人事件
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    「だ、だれか来てくれ! 殺される」松江・宍道湖畔のホテルで落合和彦が墜死した。奇しくも、恋人千秋もスイス・レマン湖のホテルで墜落死していた。この死の相似に疑惑を抱いた妹玲子は、週刊誌記者浦上伸介とともに真相を追う。驚くべき奇怪な事実、そして容疑者には鉄壁のアリバイが! アリバイ崩しの名手の長編力作。

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  • 鷲(わし)
    -
    お鷹場を荒らす尾白の鷲をめぐって血みどろの葛藤(「鷲」)、名工の兜が持ち主に祟りをもたらす(「兜」)など、不思議な因縁の糸に導かれ、人知を越えた恐怖の世界を、ふと垣間見てしまった人々の運命は?(全十編)

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  • 奇妙な依頼人
    -
    針持天八、48歳。勘がすべての誇り高き迷探偵。酒と女が大好きでひたすらマイペース。奇想天外な頭脳を持った彼には、これまた摩訶不思議な依頼が持ち込まれる。 マンションに一人住まいの女性から、いたずら電話の調査依頼があった。電話の内容は、針持が大好きな“あの最中”の女の声。そして、ことは殺人事件にまで発展……!?

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  • 白髪鬼
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    壇ノ浦から落ちのびた平家の官女の怨念を秘める幽霊藻(「水鬼」)。試験場にきまって現われる髪の白い女の正体は?(「白髪鬼」)。――など、名作十三編を収録。人々を妖気漂う幻想の世界に導く、綺堂ならではの怪異の世界。

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  • 琵琶湖殺人事件~ハイパー有明14号「13時45分」の死角~
    3.0
    日本最大の湖・琵琶湖。この広大な湖を挟んで向き合う西大津駅と瀬田駅で、同日に同様の轢殺事件が起きた。ルポライター・浦上伸介は、被害者間の接点を求めるうち、数日前に起きた一つの殺人事件に行き当たった。だが……。 琵琶湖と九州にまたがる壮大なアリバイの壁が、浦上の推理を阻む! アリバイトリックの名手が創りあげた、時間と空間の、大魔術!
  • 青春の反旗
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    自分は捨て子! 実の親への怨念を抱き、家財を処分して単身上京した洋介は、全財産を空巣に奪われた。世間への復讐に燃えた彼は近くの豪邸の愛犬誘拐を企て、まんまと成功。エスカレートする一匹狼・洋介の野望。そんな彼の前に美少女と謎の人物があらわれた! この世に反旗を翻す一人の男を描く、ピカレスク・ロマン傑作!(『虹に立てる叛旗』改題)

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  • 流氷の夜会
    -
    智美は会社社長神保公司と結婚したが、半年後、会社は経済ヤクザ鍬形の餌食になった。つづいて神保夫妻の許に何枚もの謎の写真が届く。公司は何者かに怯え、突然失踪! 智美は夫の消息を追い、大学の先輩岩瀬とともに写真が示す信州・ヒョー越峠へ赴く! 常に新しい話題を読者に提供する著者の長編推理傑作!
  • 影を踏まれた女
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    秋の月が鮮やかに冴え渡る宵、子供たちは往来で歌いはやしながら影を踏んで遊ぶ。糸屋の娘おせきは、影を踏まれて以来、自分の影を映し出すものすべてを恐れるようになった(影を踏まれた女)。十五編を収録。

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  • 風葬連峰
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    冬の北アルプス・焼岳(やけだけ)で、稜線上に張られたツエルトから首を出し、頭を割られて死んでいる男が発見された! 横には血糊のついた岩が……。一緒のパーティの他の二人は行方不明になっている。現場は、西穂山荘まで二時間。山での事故死とは思えなかった。 大自然を舞台に、巧妙なトリックで織り成す会心の山岳ミステリー!

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  • 選挙参謀
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    「当選すれば権力者、落選すれば唯の人」勝ち抜く策謀が絶対に必要だ。では、なぜ泡沫候補が絶えないか。なぜタレント候補が転身をはかるか。なぜ買収が続くのか。なぜ有力候補でも涙をのむか。なぜ選挙時に暴騰する株があるのか。これらのなぜを著者は、一つ一つ小説で解き、巻末では実在の選挙の神様を追う異色の選挙小説群。

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  • 政界献金部長
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    冴えない身形の老人が、ホテルの特別室(スイート・ルーム)へ向かう。そこには総理と秘書が打ち合わせ中だった。SPが老人の行方を制した。「花山清五郎です」。すると、総理が笑顔で花山を部屋へ迎え入れて、「衆参同時選挙もあり得る。どうぞよろしく」。老人の異名(ニックネーム)は“ミスター政治献金”。日本の保守党を堕落させた金の入手法を白日の下に曝す内幕小説!

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  • 小説 金満代議士
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    真木学は官僚出身の代議士だ。欧州経済の視察団長に選ばれる。短期間の各国訪問は早朝から行動しなければ…。だが、彼は晴れ姿のPRのため、予定を無視し、昼過ぎにタラップに立った。懐には派閥のボスからの小遣いと関係会社の餞別が唸る。「国のため」と叫ぶたびに私腹は肥えるばかり……(第一話・金満代議士)。 元代議士の秘書だった著者が全読者に公開した極秘小説集!

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  • 小説 議員秘書
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    大島哲夫は、農協の支持で衆議院議員に当選した沼尾良介の第一秘書に抜擢され、上京した。地元民と議員のパイプ役は忙しい。展望のない減反政策、米価の管理、そこへアメリカ産米の上陸旋風。大島は農政に疑念を抱いた。煩悶の日、良き理解者尾形紀子と熱烈な恋に陥る。――政界の荒野を裏面から衝いた問題提起の話題作!。

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  • 木に登る犬(電子復刻版)
    -
    犬が木に登る? 何気ない子供の話に、ぼくは興味を覚えた。先日、崖から転落死した少年が飼っていた犬が登ったという楠は、ぼくがかつて思いを寄せていた真知子の家の側に有る。ぼくは以前、彼女の兄が犯した殺人事件を目撃し、それ以来彼女とは疎遠になっていたのだ。木に登る犬のことで久しぶりに会った彼女は、何かを隠しているようで……。推理作家協会賞短篇賞を受賞した表題作ほか九篇を収録。

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  • 白骨樹林(電子復刻版)
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    北海道の自衛隊局地医学研究所から九州へ超極秘の物体を運ぶ――それが老諜者・叶捨吉に与えられた使命だった。適はCIAとKGB。困難の果てに、叶はその物体を手に入れたが、そのとき早くも敵影が……。一方、妻と娘を惨殺した犯人を追い求める正岡は、事件の背後にその物体がからんでいることをつきとめた。超極秘のその物体の中身は、一体、何なのか?国家機密をめぐって展開する男の死闘!

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  • 太鼓叩きはなぜ笑う(電子復刻版)
    4.0
    雨やどりに飛び込んだデパートで、カミソリ魔の濡れ衣を着せられたばかりか、果ては殺人容疑者にされた男。彼のアリバイ探しに登場するのは、ご存知、要領の悪い上にぼんくら探偵を自称する一匹狼の私立探偵、行きつけの酒場『三番館』のバーテン氏のオカルトもどきの〃名推理〃に補けられ、次々と難事件を解決してゆく〃三番館シリーズ〃第1作。日本有数のトリック・メーカーといわれる著者の代表的連作集。

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  • 捜査本部(電子復刻版)
    -
    八月の大安吉日の夜、気象庁始って以来という豪雨の最中に、女性の腰部と思われる肉塊のついた白骨が発見された。バラバラ殺人事件だった。捜査本部には地元のベテラン部長刑事藤島誠之助も配属されたが、警視庁から捜査主任官として任命されたのは皮肉にも息子の正一郎だった……。刑事ものに定評のある著者が、随所に《犯罪捜査規範》を織り込みながら捜査員の事件解明への執念を描く本格刑事小説。

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  • 小京都殺人水脈(電子復刻版)
    -
    イベント屋久慈克彦は、孤高の陶芸家篠原笙山に南部デパートの秘蔵展への出品を依頼するため飛騨高山へ向かった。だが、高山のホテルでベッドで彼を待っていたのは、東京駅で別れたはずの恋人・片山慶子の変死体であった!? なぜ? どうして一番早い列車に乗った克彦よりも早く? 謎を追い陶芸界の内実に迫る克彦に第二、第三の事件が――。全国の小京都を舞台に展開する長編トラベル・ミステリー傑作!

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  • 剣法秘伝(電子復刻版)
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    三代将軍家光の頃、江戸では親陰流、無明流が覇を競っていた。将軍家指南役、新陰流柳生但馬守宗矩は、無明流の声望高きを怖れ、無明流四天王の謀殺をはかった。三人までは仕留めたが、神月悪源太のみは残った。宗矩は更に刺客を放つが、ことごとく撃退される。ついに旅に出ていた嫡男十兵衛を呼び寄せ、無明流道場へと送り込んだ……(「殺人鬼」)。剣に命を賭けた男たちの生きざまを描く習作十篇収録。

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  • 月村弁護士 逆転法廷(電子復刻版)
    -
    静岡県藤枝市で起った〃食堂一家殺害事件〃の犯人として逮捕された岡野保は、一貫して無実を主張したが、死刑が確定。拘置所で死刑執行におびえる日々を送っていた。一方、東京では岡野の冤罪を晴らすべく特別弁護団が結成された。弁護団の一員月村耕介は再調査のため静岡に赴き、かつて岡野を取り調べ、今は定年退職している志木元刑事を訪ねる。月村は新事実をつかんだが……!?  会心の長篇法廷ミステリー。

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  • 丑三つの村(電子復刻版)
    4.0
    「小夜更けて鬼人衆こそ歩くなれ」「南無や帰依仏南無や帰依法南無や帰依僧」昭和13年5月21日午前1時すぎ、犬丸継男は、祖母はんの枕許に立った。右手に薪割り斧を無造作に持って……。中国山地の山間に位置するここ日暮谷では22戸111名の全村民が深い闇の中で眠っていた。犬丸は斧を振りかぶり、そのままどさっと振り下した。「やったぞ皆殺しじゃ」叫びながら、一気に薮の向こうに駆け下りた。

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  • ラブリバ ♂編
    -
    オレ様は布団がふっとんだくらいの勢いで飛び起き、鏡を見て愕然とした。そこには身長160cmB83(65C)W57H88でおなじみの清原花音こと、かのぴ様の姿があったのだ―。アイドルとヲタファンの魂が入れ替わる! 前代未聞のドタバタLOVEコメディー。「オレがかのっぴって、どういうことだ?」。

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  • ラブリバ ♀編
    -
    イベントでステージから落下した清純派アイドルの清原花音。花音を受け止めたヲタファンの亀子剛。その衝撃で2人の魂が入れ替わってしまった! 前代未聞のドタバタLOVEコメディー。アイドルの目線で書かれた♀編。「これで何もかも忘れられる……かな!?」。

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  • インフォドラッグ
    3.3
    私たちの脳と心は、映像や音などふだん接する“情報”によって、大きな影響を受けている。薬物を濫用すれば依存症が発生するのと同じように、“情報”によっても依存が形成され、脳と心は深刻なダメージを受けることがある。本書では、このような脳と心をあやつる“情報”を「インフォドラッグ」と呼び、その接し方・扱い方に警鐘を鳴らす。 テレビゲームはとりわけ魅力的なインフォドラッグだ。親が放っておいたら、子どもたちはほとんどの時間をゲームに費やす。なぜなら、ゲームに夢中になっているときに脳内で放出されるドーパミンの量は、覚醒剤を注射したときに匹敵するからである。脳は二十歳ごろまでかかって形成される。未成年にとっては、テレビやゲームの暴力・レイプ・殺人シーンは、覚せい剤・コカイン・マリファナと同じだけの注意が必要である。ゲーム依存やネット依存――子どもたちをこの現代病から守らねばならない。

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  • なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか
    3.8
    「モノづくりは人づくり」「人が人をつくる」「モノをつくる前に人をつくれ」――トヨタには営々と語り継がれてきた人づくりへのこだわりがある。成果主義にもリストラにも背を向け、いまだ終身雇用を守りつづける会社が、なぜ純益一兆円を超え、アメリカのビッグスリーを凌駕するトップ企業となったのか? 「上司と部下」の関係に焦点をしぼった人づくりの面から、世界最強経営の根幹を明らかにする。人を育て、自分を育て、会社を大きく育てるトヨタのノウハウは、仕事のうえでも、人生を豊かに生きるうえでも、きっと役に立つ。

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  • 上品な人、下品な人
    3.6
    集合写真では、いつもちゃっかり中央にいる。タクシーに同乗しても、料金は一切負担しない。仕事の責任は逃れて、手柄だけはしっかり奪う。会社の利益ばかり強調する。「自慢じゃないが……」と言って自慢する。「ちょっとだけ……」と言って平気でプライバシーを侵害する。偉い人に挨拶をする姿を周囲に見せつける。電車やレストランなど、人前で化粧をする。異性をジロジロみる。若者に説教をしたがる。取ってつけたような一点豪華主義ファッション。試食の「はしご」をする。フランス料理店で「おしぼり」を注文する。目一杯おしゃれをしても、足下で「はしたなさ」が露呈する。品よく振る舞っていても、つい、いつもの癖が出て、傍からは下品に映ってしまう。あなたの周りにもそんな「裸の王様」がいるだろう。本書は、ビジネスから恋愛まで、巷にあふれる無作法の実例を挙げつつ、気品ある振る舞い方を考察。人のふり見て我がふり直すための気品学。

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  • 議員秘書
    -
    「おやじ」である政治家のため、票・金集めに東奔西走。そして疑惑問題の渦中でカギを握る……。はたしてその実体は黒子か、黒幕か!~ 本書は、普段、表舞台に登場しない「議員秘書」に光をあて、政界の深い闇に斬り込む。「公設」と「私設」の違いは? どのような人が秘書となるのか? どこでどのような仕事をしているのか? 給与はどうなっているか? 政治家との関係は? などわかりにくい政治の仕組みを明らかにし、それらを踏まえたうえで、「竹下流集金システム」を独力で作り上げた鈴木宗男氏の問題や田中真紀子の秘書給与流用疑惑問題、「口利きビジネス」などの真相を探る。さらに、政局を大きく揺るがした事件から知られざる秘書の実像に迫る。「リクルート事件」や「竹下派分裂」の陰で一体何が起っていたのか? 「金庫番」として重責を担った秘書たちの壮絶なドラマを描く。もう一つの日本政治の姿を浮き彫りにする涙と笑いの永田町活劇!!

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  • 「いい人」が損をしない人生術
    4.0
    「ありがとう」「すみません」「おはよう」……そんなさりげない挨拶はめっきり減り、互いを拒絶して睨みつけんばかりの殺伐とした風景。無愛想でいることが自己防衛とされる時代に、「いい人」を続けるなんて、まったくもってバカらしい?いやいや、そうでもないですよ。やわらかい微笑で接してごらん。気分が悪いはずはない。「以心伝心」などいまはむかし、もっと自分を演じよう。人間関係はお芝居、ならば「出のいい」役者でいたい。ちょっとの工夫で心が軽くなるなら、すぐにでも真似したい<モタさん流コミュニケーション>。

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  • ドラえもん学
    3.1
    見切り発車で誕生して35年、お茶の間のアイドルから世界のトップスターにまで登りつめたドラえもん。その魅力は何なのか? 藤子・F・不二雄オリジナルの短編1345話、大長編17話をデータベース化し、「ドラえもん学」を打ち立てた著者が、国民マンガの成長の軌跡をたどる。本書の後半では、絵だけでは読み解けない作品の真髄に肉薄。ドラえもんの使命、のび太の結婚までの道のり、主人公の意外な素顔に迫った。熱烈なファンであってもなくても、話のタネにこれくらいは知っておきたいネコ型ロボットの秘密。

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  • だから女性に嫌われる
    -
    どうしてこんなことくらいで、セクハラ扱いされるのか。職場の女性に漠然とした不安すら覚える御時世、好かれる必要はないにしても、せめて嫌われたくない。彼女たちの本音が知りたい。「よかれと思って蘊蓄を語る」「雑用を頼む前に『いま忙しい?』と聞く」「面と向かって注意ができない」。何気ない言動で、人間性が暴露する。互いの好き嫌いにはキリがない。でも、気持ちよく毎日を過ごしたい。一度のギクシャクが長引いて、職場が苦痛の場にならないために、人事のプロが伝授する「転ばぬ先のコミュニケーション術」。

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  • 「おいしい」となぜ食べすぎるのか
    4.3
    人はなぜ「おいしい」がわかるのか? どのような流れでおいしいと感じるのか? 人間の味覚の構造と現代の食文化を脳の働きから解明。

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  • 歌姫に薔薇の花を
    3.0
    オペラ歌手を夢見るローズは、ロンドンで初舞台を踏んで喝采を浴びた。早速さる高名な侯爵の秘書が家を訪れ、主が後援者になりたがっているとの知らせをもたらした。その瞬間、キューピッドの矢は間違った相手の心臓を射抜いた。ローズは侯爵の秘書フリンとひと目で恋におちてしまったのだ。けれど、舞台に立つ女性が後援者を得るとは、愛人契約を結ぶこと。強欲な後妻にたきつけられ、父は今にも契約書にサインしそうだ。歌は大好き。でも……真実の愛だって見つけたい。そこへ、サド侯爵の信望者と囁かれる放埒な伯爵が現れ、ローズの運命は思いもよらない方向へむかう。■お待たせいたしました。胸を打つクリスマス短編作で日本デビューを果たしたダイアン・ガストン、初の長編をお贈りします。スリリングかつシェイクスピア作品を彷彿させる独特の作風をご堪能ください。
  • 寂しき婚礼
    3.0
    ★結婚が苦しみしかもたらさないのなら、一生夫を拒み続ければいいのだ。★エレナは親が決めた結婚相手から逃れるため、出会った当初から惹かれていたキットの元を訪ね、駆け落ち同然で結ばれた。ところが式を挙げた直後、夫が忽然と姿を消してしまう。おかげで、ひとり屋敷にとり残されたエレナには捨てられた花嫁という、ありがたくない呼び名がついた。口さがない人々の中傷は無視すればいい……そう思っていたエレナだが、夫が大陸でオペラ歌手と恋仲になっているという噂が耳に入る。もういつまでもめそめそと泣き暮らすわけにはいかなかった。
  • 夜明けまでの魔法 キャバノー家の真実 III
    -
    ~堕落したルシファーは大天使のなかで最も美しい~パトリックを見たとき、マギーの脳裏をよぎったのはその言葉だった。警察一家に育った彼は、彼女が務めるオーロラ市警でも一流の刑事だ。だが魅力的な外見と有能さを持ち合わせているため、汚職を働いているのでは、というやっかみ半分の噂があとをたたない。だからこそ、マギーは彼の身辺調査を上司に命じられたのだ。少しずつ心を通わせよう。そう誓った日から苦難は始まった。「きみとは相性が悪い」「きみが嫌いなんだ」けんもほろろな態度に、マギーは怒りではなくうずきを覚えて驚いた。まさかわたし、捜査対象(ターゲット)に恋してしまったの?★M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』第三話は、通常よりページ数が多く、読みごたえ充分です。太陽のように明るいマギーはパトリックの凍った心を溶かせるのでしょうか。★
  • 臆病な女神
    3.0
    アイアンサは心の扉を閉ざして生きている。彼女の唯一のやすらぎは絵を描くこと――絵筆を取って風景画を描いているときだけ、忌まわしい過去の記憶を忘れられるからだ。今日も雪が降りしきるなか、彼女は外へ出かけていった。だが突風にあおられ、足を滑らせて、斜面を転がり落ちた。気がつくと、大柄な紳士が馬上からアイアンサを眺めている。「断じて危険な者ではありません」紳士は穏やかに言い、雪まみれのアイアンサに手を貸そうとした。次の瞬間、彼女はピストルに手を伸ばし、紳士の心臓に狙いを定めた。彼の眉が上がり、二人の間の空気がぴんと張りつめた。★独特の流麗な筆致でスリリングな世界を描くパトリシア・F・ローエル。RITA賞ファイナリストの彼女が今回送り出すのは、自分の中の闇と闘うヒロインが再生していく物語。彼女を見守るヒーローの辛抱強さに乾杯です。★
  • 干し草をかぶった乙女
    -
    家具職人の娘アナリースは夜の森で瀕死の若者を見つけ、放っておけずに家へ連れ帰った。きっとならず者に襲われた犠牲者に違いない。なぜなら、わたしの母も同じように襲われ、殺された……。心やさしいアナリースは若者がかわいそうでならず、必死で看病を続けた。その甲斐あって、若者は日ましによくなっていったが、決して素性を明かそうとしない。体を動かせるまでに快復すると、なにを思ったか、彼はアナリースの父に家具作りの手ほどきを受けたいと言いだした。どこか奇妙なこの申し出に、彼女は首をかしげるばかりだった。★本作の舞台は西暦1472年、イングランド王家がランカスター家とヨーク家の二派に分かれて争っていた時代にあたります。ランカスター家が赤ばら、ヨーク家が白ばらのバッジを使用したことから、ばら戦争とも言われ、1455年から三十年あまりも続きました。★
  • 公爵のためらい
    3.0
    「ママ、こちらはデイトン公爵よ」娘にそう言われて、ヴェリティは激しく動揺した。まさか彼と再び顔を合わせる日が来るなんて!十年前の夜、放蕩者の名をほしいままにしていた彼と、招かれた屋敷で寝室をともにした。だが、それは喜びとはほど遠く、ヴェリティは恥ずかしさに身悶えしながら自宅へ逃げ帰ったのだった。脳裏をよぎる場面を振りはらい、彼女はひとり娘の手を取った。この秘密だけは絶対に知られたくないと思いながら。
  • 勇者は死なず
    -
    ドミニ・ド・モントフォードはハーウッドの女君主である。彼女の領地は“湿地帯の狼”という盗賊団の脅威にさらされていた。家臣と領民を救うために、ドミニは修道院へ向かう。かつてハーウッドの君主であり、勇猛果敢な戦士だったアーマンドを連れ戻すためだ。アーマンドは政治的な裏切りにあったことがきっかけで厭世的な気分に陥り、修道院に入ったのだった。俗世に戻ることをかたくなに拒むアーマンドに、困りはてるドミニ。二人の言い分を聞いた大修道院長は意外にも彼に修道院を去るよう促す。こうしてアーマンドは再び剣を手に取ることになったが……。★ゴールデン・ハート賞受賞作家デボラ・ヘイルの作品をお届けします。物語の舞台は1143年のイングランドで、ヘンリーI世亡きあと、王位継承争いが勃発し、国内が二分した時代です。作品中に登場する女帝モードはヘンリーI世の長女に、スティーブン王は甥にあたります。★
  • 婚約のゆくえ
    3.0
    温泉保養地バースを訪れたアビーはあるパーティーで、祖父の名付け子のバートと再会した。数年前、アビーは彼にプロポーズされたが、断った過去がある。バートが祖父を喜ばせるためだけに求婚したとわかっていたからだ。お祖父さまはバートがここに滞在しているのを知って、私に温泉を勧めたにちがいない。まだ諦めてなかったんだわ!その手には乗らないとばかり、アビーはつとめて冷ややかにバートに接した。ところが、彼に同行していた妹がアビーになつき、どうしても一緒にピクニックに行きたいと言いだして……。★英国貴族たちの地方での過ごしかたはたいへん優雅なものでした。紳士は野外へ狩猟や魚釣りに出かけ、淑女はおおいに寝坊して遅い朝食をとり、庭園をぶらぶら散歩して過ごします。彼らにとって、馬車で遠出するピクニックは、ロマンチックな出会いを提供する貴重な場でもありました。★
  • ダイアナの秘密
    4.0
    外務省に勤める夫が何者かに刺殺され、残されたダイアナは恐怖のどん底に突き落とされた。事情を知る夫の友人ヴィンセントが不憫に思い、援助の手を差し伸べてくれた。ダイアナの身辺に異変が起こり始めたのは、その直後だ。いつも誰かにつけ狙われているような気がする。それだけではない、闇から薄気味悪い声が語りかける。誰が?いったい何のために?ダイアナは見えない影におびえ、ヴィンセントにすがるほかなかった……。★RITA賞ファイナリストのパトリシア・ローエルの作品をお送りします。サスペンスタッチのじりじりするような展開が独特の世界を生みだしています。★
  • 貴婦人の素顔 リージェンシー・ブライド II
    -
    アッシュ家の末娘メグはいつも美しい姉たちと比較され、母親にもないがしろにされて窮屈な日々を送っていた。だから幼なじみのサイモンが求婚しにやってきたとき、メグはロマンチックな告白を期待して胸をときめかせた。ところが――「わたしたちの友情がより親密なものになることを望んでいます」それは、とある国の王子と恋に落ち、お姫様になる夢を見ていた少女にとって、あまりに味気ないプロポーズだった。メグはがっかりして申し出を断り、パリに渡った。一方、サイモンも自堕落な放蕩者に変貌し、ついに二人が再会する時がやってきた!
  • レディ・サラの冒険
    5.0
    サラ・ハンターは理想の花嫁候補として社交界でもてはやされている。しかし彼女には別の顔があった。今夜も寝室の窓から抜け出し、男装姿でロンドンの裏通りをひた走る。ある筋からの依頼により失踪した子どもたちの行方を捜しているのだ。ついに手がかりとなる人物の尾行を始めたとき、イーサンという男にじゃまをされた。それ以来、行く先々で彼とでくわす。不審に思ったサラは、逆にイーサンの周辺を探ろうと思いつく。霧雨の中、“夜のレディ”の追跡が始まった。★本作のヒロイン、サラは仲間のレディ三人で水曜同盟というクラブを作り、活動の拠点にしています。一方、イーサンは“アルセーシアの悪魔”の異名をもつ謎の多い男。二人の道が交錯し、魂が呼応しあって……。本作で日本デビューの作家がヒストリカル仕立てのミステリーをお届けします。★
  • いたずらな運命 リージェンシー・ブライド I
    4.0
    運命とは皮肉なものだ、とジェームズは思った。イギリスに戻って最初に会ったのが、よりによっていちばん会いたくない女性だとは。二台の馬車がすれ違い、あやうく衝突しそうになった。その相手の馬車に乗っていたのが、誰あろう、七年前に婚約しておきながら、彼を捨てて、父親ほども年の離れた金持ちと結婚したアリシアだったのだ。馬が暴れ、気絶した彼女は今も変わらず美しく、ジェームズはついときめいてしまった自分が許せなかった。彼は苦い思いを噛み殺し、そっと彼女を抱き起こした。★運命のいたずらで別れた恋人たちの麗しい再会を描きます。★
  • 婚礼の夜に
    -
    「ああいう娘をロンドンに連れてきては……」ティルダの耳に飛びこんできたのは自分への中傷だった。いったい誰がそんなことを?振り向いたティルダは目を疑った。たった今、楽しげに踊ったばかりの紳士だったからだ。それから七年。ある屋敷の車寄せにシャペロン付添人として従妹に付き添う彼女の姿があった。従妹に求婚した公爵からハウスパーティーに招かれたのだ。現れた公爵を見たとたん、ティルダの顔から血の気が失せた。忘れもしない、あのときの紳士だ!彼女は微笑を口元に貼りつけたまま丁重に挨拶した。★2003年にHolt Medallion賞を受賞し、じわじわと実力をつけてきたエリザベス・ロールズ。一見おすまし顔のヒロインが尊大な公爵とわたり合う、リージェンシーの恋の鞘当てをお楽しみください。★
  • 奪われた福音書
    -
    ノルマンの王に土地を取り上げられ、意にそまぬ結婚を強いられたローズ。すべてを失った彼女に残されたのは美しく貴重な福音書だけだった。一度はイングランドの地から奪われ、亡き父が苦労の末に捜し出したその書は、ノルマン人の夫に抱かれながら、なお冷たく心を閉ざす彼女にとって、わが身より大切なものだった。これだけは渡せない!ローズは自分の運命を呪いつつ、夫への復讐を誓うのだった。★時は11世紀、ノルマン・コンケストの嵐が吹き荒れるイングランドのヨーク地方が舞台です。女地主ローズは、ノルマン人の騎士ジュードに土地ごと売られてしまいます。復讐に燃える彼女が選んだ道とは……?ロマンティック・タイムズ誌で好評を博した作品です。★
  • 伯爵夫人の出自
    5.0
    余興のために結婚式に呼ばれた煙突掃除人の娘ジェマイマは、式場で居合わせた伯爵に幸せを運ぶキスを求められ、思わず胸がときめいた。数日後、驚いたことに彼が家に訪ねてきて便宜上の結婚をしてはもらえないかと申し出る。聞けば、亡父の遺言で、花嫁を迎えなければ遺産を手にすることができないという。「結婚しても、きみはきみ、ぼくはぼくで暮らそう」すてきな申し出だわ。もう煤(すす)だらけの生活をしなくてもすむ。ジェマイマはにっこり笑って承諾したのだが……。★一作ごとに大物感が増してきたニコラの最新刊をお届けします。今回のヒロインはなんと煙突掃除人の娘、ジェマイマ。結婚式に煙突掃除人とキスをすると幸せになれる――その言い伝えをヒントに、作者は寓話性の高い物語を書きあげました。さて、その結末は?★
  • 結ばれた真実
    3.5
    キャサリンは監禁状態から自分を救ってくれたクリスチャン・デュモンの城に身を寄せていた。城の練武場では騎士たちが剣の稽古に励んでいる。そして六人のうら若い令嬢が息をひそめてその様子を見守っている。令嬢たちは城主の弟であるジェフリーの花嫁候補に名乗りを上げようと、精いっぱい着飾っていた。だが、キャサリンは独り、気持ちが沈んでいた。大好きなジェフリーが結婚してしまう……。それだけではない、彼の顔を見るのもこれが最後かもしれない。そう思うと、寂しくてしかたなかったのだ。★12世紀末、イングランドは現在のノルマンディー地方の領地を巡ってフランスと激しく対立していました。本作のヒロイン、キャサリンもその時代の波にのまれた犠牲者でした。★
  • 奇妙な家庭教師
    4.0
    伯爵令嬢オクタヴィアは伯母からロンドン郊外の屋敷を相続した。初めて自分の家を手にした彼女はうかれた気分で早速、屋敷を見に出かけていった。しかしそこにはすでに先客がおり、オクタヴィアはけたたましい少女たちの声に迎えられた。声の主は富豪エドワード・バラクラフの二人の小さな姪だった。彼女たちの世話に手をやいていた彼は、オクタヴィアのことを職を求めてやってきた家庭教師だと思いこみ、せきたてるように彼女を家の中へ引き入れた。★昨年刊行のヒストリカル別冊<スティープウッド・スキャンダル>で人気に火がついたシルヴィア・アンドルーの新作をお届けします。どこか『メアリー・ポピンズ』を思わせる洒脱な作風は作者ならでは。午後のゆるやかな時間、ティータイムのお供にぴったりの作品です。★
  • 未熟な淑女 テンプル兄弟の旅 II
    -
    かつて、アフリカで内乱に巻き込まれたサミュエルは、人に触れられると激しい嫌悪と恐怖を感じるというトラウマ心の傷に今も深く悩まされていた。彼の望みはただ一つ、学者として研究に没頭することだった。女性に触れることもなく……。ある日、彼は幽霊が出るという噂の宿を訪れ、宿に着くなり、誰かの手が体に触れるのを感じた。だが、そばには誰もいない。幽霊にも、この不思議な感触にも、何かからくりがあるはずだ。サミュエルは探るようにあたりを見まわした。★4月刊『聖なる刻印』に続いて、<テンプル兄弟の旅>の二作目をお届けします。前作のヒーロー、ジャック・テンプルの弟サミュエルが本作の主人公です。博物学者の彼が旅路の果てに見つけたものは?★
  • 騎士と修道女
    -
    アシュトン城の城主サースタン卿は思い悩んでいた。娘のベアトリスが修道院に行くと言ってきかないのだ。少女の頃から人を愛することを怖れ、特に母親を亡くしてからはいっそう心を閉ざすようになった。卿はじきにウェールズとの戦争に出陣しなければならず、娘をひとり城に置いていくのも忍びない。そこで大勢の護衛をつけて修道院へ送り出すことにした。一行のなかに若き騎士レミー・セントレジャーが加わっていたのは運命だったのだろう、誰にとっても思いがけない旅になったのだから。★本作で日本デビューのキャサリン・マーチは、ロンドン編集部お薦めの作家です。物語の舞台は1277年のイングランド国境地方、ヒロインの父サースタン卿が戦う相手は、“プリンス・オブ・ウェールズ”と称したケルト族の首長ルウェリンです。★
  • 天使の休息
    -
    お酒って意外とおいしいのね……。エンジェルはワルツを踊りながら胸の内でつぶやいた。ここは仮面舞踏会の会場。ダンスの相手は知り合ったばかりの男性。本当ならレディが来るような場所ではないけれど、ちょっと夜の世界を覗いてみたくなったのだ。相手の男性に誘われるまま外へ出て、ほてった顔を冷ましているうち、気がつくとエンジェルは花が咲きこぼれる温室にいた。世間知らずの彼女はちっとも気づいていなかった――男性がその花のような唇にキスしたいと思っていることに。★『名誉の代償』(HS~226)で北米、イギリスともに高い評価を得たジョアンナ・メイトランドの最新作をお届けします。見事な筋立てはいつもどおり、入り組んだ糸が次々ほどけていく妙をお楽しみください。★
  • 愛の足かせ 三人の求婚者 III
    -
    アントニアは幼いころからフィリップとの結婚を夢みていた。それなのに、のほほんと年月を重ね、気がつくと二十四歳になっていた。大変!ぐずぐずしてはいられないわ。幸い、フィリップにはまだ結婚を約束した相手はいないらしい。ここで私が彼の花嫁にふさわしいレディで、男爵の妻としても立派にやっていけると証明できたなら、求婚してくれるかもしれない。かくして二人は八年ぶりに再会したのだが、彼はアントニアのことをなかなか思い出してくれず……。★ステファニー・ローレンスの三部作〈三人の求婚者〉の最終話をお届けします。放蕩者を気どっていたフィリップもついに年貢の納めどきのようです。ヒロインのアントニアが仕掛けた愛らしい罠とは? 恋人たちがついばむ協奏曲をお楽しみください。★
  • 恋に落ちた七日間
    -
    クレアのもとにある日、継母が訪ねてきた。娘のテッサが素性もわからない男に夢中になり、スキャンダルに巻き込まれそうだというのだ。異母妹とはいえ、駆け落ちでもされたら一大事。クレアは探偵を雇って男の身辺を探りつつ、自らその男とテッサが出席しているパーティーに乗り込んだ。そこで優雅に踊る紳士は、なんと昔クレアが思い焦がれた使用人のユアンではないか。十年前に突然、姿を消した彼が、今なぜここに?そして、どうして妹に近づいたりしたの?
  • 料理番の娘
    4.2
    高潔な聖職者だった父親の死後、エマ・リンに遺された財産はほとんどなかった。自活することを余儀なくされた彼女はかつて自分の子守をしてくれたマーサ・ラッジのもとへ身を寄せ、得意な料理の腕を生かしてラッジ夫妻の経営する小さな宿屋で働き、生計を立てていた。そんな折、ベネディクト・グラントリーという貴族が宿を訪れ、たちまち村人たちの耳目を集める。でも……あんなに都会的で洗練された人がいったい何をしにこんな田舎までやってきたの?エマの興味は尽きなかった。★お待ちかね、アン・アシュリーの新作をお届けします。彼女の持ち味であるミステリアスな作風が極上のワインのように効いて、格調高い物語に仕上がっています。この春、一押しのリージェンシーをどうぞ。★
  • 愛の円舞曲 三人の求婚者 II
    3.0
    ハリーは魔の手から逃げるようにロンドンをあとにした。都会に留まっているかぎり、なんとしても彼を結婚させようという縁結びが好きなご婦人方から逃れられないからだ。彼は愛馬の手綱を取り、郊外の道を飛ばしていた。その途中、道の真ん中に大型の馬車が横倒しになっている現場にでくわした。中に人が閉じこめられている。急いで助け出そうと扉を開けた瞬間、ハリーはくらくらした。極上の真珠を思わせるような女性がこちらを見ていたからだ。★先月から始まったステファニー・ローレンスの三部作〈三人の求婚者〉の二作目をお送りします。前作のヒロイン、レノーアの兄が今回の主人公です。レスター家をめぐる恋の鞘当てをお楽しみください。★
  • 塔を守る貴婦人
    3.0
    ジュリアナは今日も剣を携えて森へ出かけた。一年前、城主だった父を亡くし、それ以来、男装して領地を守っているのだ。森は血と陰謀の匂いに満ち、闇夜にまぎれて密偵たちが馬を駆る。ジュリアナはひづめの音に耳をすまし、さっと身がまえた。誰かいる。敵だろうか、味方だろうか?彼女は部下を引き連れ、人影に近づいた。月明かりが蒼白の騎士の顔を照らしだした。★お待ちかね、シャロン・シュルツェの作品をお届けします。本作のヒーローは『砦に立つ貴婦人』(HS~220)にも登場したラナルフ卿に仕える騎士、サー・ウィリアム・ボウマンです。★
  • 仕組まれた縁組
    4.0
    うるわしい春の宵、オールマックス舞踏会場はいつものようにきらびやかな上流階級の人々でにぎわっていた。宴もたけなわというとき、会場の入り口がざわめき、一人の紳士が現れた。第七代ダーレストン伯爵――社交界が注目する今年いちばんの花婿候補だ。上背があり、このうえなく優雅でハンサム、そのうえ男やもめとくれば、レディたちが放っておくはずがない。彼はたちまち踊りの輪の中に吸い込まれた。★舞踏会で踊った相手が気に入り、結婚を申し込んだダーレストン伯爵。つつがなく婚姻が整い、万事うまくいったはずでしたが、花嫁が入れ替わっていたとわかり……。HS~189『子爵の誘惑』の関連作品です。★
  • 天使のたくらみ
    -
    母を亡くして初めての十二月。ジュリーは悲しみに沈んでいた。せめて愛する男性でもいれば話は別だが、お世辞にも美しいとはいえない教師に恋の予感は訪れない。そもそも運命の出会いなど信じていなかった。クリスマスも近いある日、彼女は通勤中に高級車にはねられた。奇跡的に無傷だったものの、車を運転していた男性はあくまで高圧的だ。どうやら、彼こそが悪名高き億万長者ロイ・フレッチャーらしい。冷血漢ときいていたけれど、やっぱり評判どおりだわ!謝罪や気遣いもなく金ですべてを解決しようとするロイに怒りをつのらせ、ジュリーは再三の示談金を拒否する。するとロイがとった行動は……。彼女は我が目を疑った。★世界的な人気を誇るデビー・マッコーマーが、シアトルを舞台に心あたたまる奇跡のストーリーを描きます。発売わずか二週目でニューヨークタイムズのベストセラーリストに登場した秀作です!★
  • 遠い夢の秘宝 モアランド公爵家の秘密
    3.0
    ニューヨークの新聞記者ミーガンは、偽りの履歴書を手にイギリスへ渡り、ある公爵家の使用人の面接に臨んだ。目的はただひとつ――10年前に愛する兄を殺した次期公爵のテオ・モアランドに近づき、証拠を握って罪を償わせること。薔薇の咲き乱れる庭でミーガンが公爵夫人の質問に答えていると、不意にひとりの男性が現れた。豊かな黒髪、日に焼けた肌、官能的な曲線を描く唇。明るいブルーの瞳にとらえられ、ミーガンの心に不可思議な感覚が湧き起こった。だが公爵夫人が発した言葉に、彼女は衝撃を受けた。「これが長男のテオよ」
  • 月の光を抱いて
    -
    幼い頃から死んだと聞かされていた父がメキシコで生きていた。ずっと私に自分の存在を知らせたがっていた――急死した母の遺品から明らかになった事実に、ロレインは激しく動揺する。父に会わなければ。あれほど父を愛していた母が嘘をついた理由を知りたい。ロレインは周囲の反対を押し切り、一人旅立つ。その時の彼女は、まさか自分がマヤの秘宝を巡って生命の危機にさらされることになるとは夢にも思っていなかった。そして、その危機の向こうに運命の出会いが待ち受けているとは……。世界的ベストセラー作家の感動ロマンス。
  • 見つめる瞳 ジャッキー・カミンスキー II
    -
    ★人々の裏切りと欲望のすべてを、その瞳は見つめていた……全米で話題沸騰のジャッキー・カミンスキー・シリーズ、待望の第2弾!★一見なんの変哲もない家宅侵入事件を担当することになった女刑事ジャッキーは、事件の関係者に恐ろしくも淫らな脅迫状が届いていたことを知る。それは本人たちしか知り得ない過去の秘密を暴き、連続殺人を予言するおぞましいメッセージだった。悪質ないたずらと見られていたが、予告どおりに殺人は起こり、凶悪な事件は急展開を迎える。そしてついに、ジャッキーをも死へと誘う殺人予告状が届き……。タフで繊細な女刑事のスリリングなラブ・サスペンス。
  • 永遠の旋律
    4.3
    ある舞踏会で、シェフィールド公爵ラファエル・ソーンダースは思いがけない再会を果たした。ダニエル・デュバル――5年前、ラファエルと婚約中の身でありながら他の男とベッドをともにし、社交界を締めだされた罪深き女性。怒りを再燃させるラファエルに対して、ダニエルは身の潔白を主張しつづけた。だが調査によって無実が証明されたのは、彼女が新たな婚約者の待つアメリカへと旅立ったあとだった。この思いに決着をつけなければ、一生後悔することになる……。ラファエルは揺るぎない決意を胸に、ダニエルを捜す旅に出た。
  • あなたへ続く空
    4.0
    祖父の余命が短いという知らせに、モリーは最後の日々をともに過ごすため、モンタナ州の牧場へ移り住んだ。そこで暮らすのは祖父ウォルトと、サム・ダコタという一人の流れ者――けっして過去を語ろうとしない、謎の男だった。衰弱していく自分に代わって牧場を切り盛りするサムに、祖父は全幅の信頼を置いているらしい。結婚に破れ、都会での暮らしに疲れ果てていたモリーは、美しい自然と家族の愛に癒されて生気を取り戻し、いつしかサムに心惹かれはじめる。だが折しもある勢力が、彼らの牧場を奪おうと動きだしていた……。
  • 惑わされた女 ジャッキー・カミンスキー I
    -
    刑事に昇進して二年のジャッキーは、ある日ワシントン州の小さな町で起こった幼児誘拐事件を任される。被害者の母親は地元有力者の令嬢、父親はクロアチア人の大学講師。反目しあう元夫婦の周辺で事情聴取を進めるにつれ、謎は混迷を深めていく。少年の命だけは、なんとしても助けなければ……。ジャッキーは犯人を親族に絞りこみ、昼夜を問わず捜査を続けた。悲劇の母親、愛情あふれる父親、元州検事総長夫妻、クロアチア移民の大家族――善良な仮面の下で嘘をつき続ける悪魔は誰なのか? 全米で話題沸騰の人気シリーズ第1弾。
  • 殺意はやさしく誘う
    -
    ジェナの写真展初日の夜、離婚後一度も会っていなかった元夫アダムが会場に姿を見せた。彼女が撮った、あるパーティーの写真が欲しいのだという。大企業の顧問弁護士である彼は、何かのスキャンダルを暴こうと躍起になっているらしい。一晩考えたいと言って帰宅したジェナは翌朝、アダムが深夜の公園で殺されたことを知り衝撃を受けた。警察はすでに物盗りの犯行と断定し、疑念を抱いたジェナの言葉には耳を貸そうとしない。ジェナは意を決し、アダムが密かに協力を依頼していた人物――旧友フランクの探偵事務所のドアを叩いた。★米探偵作家クラブ主催、メアリ・ヒギンズ・クラーク賞にノミネート ★

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  • 海風の追憶
    3.3
    絞首刑を宣告された父親の命を救うため、グレースは秘密組織に金を払った。このことが明らかになれば、グレース自身が罪人となる。彼女は身を隠そうと、大叔母の家を目指して船旅に出た。一週間が経った夜、大型の帆船が近づいてきた。そして、イーサン・シャープ船長と名乗る男がグレースを呼び出した。憎悪と嫌悪に満ちた表情。これほど冷たい青い目も、たくましく引きしまった美しい体も、グレースは今まで見たことがなかった。「残念だが、あなたに選択の余地はない」男はグレースを抱えあげ、自分の船へと連れ去った。

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  • 花嫁の首飾り
    3.3
    遠い昔、ある貴族が贅を尽くした首飾りを婚約者の令嬢に贈った。愛しあう二人は結婚式を目前に非業の死を遂げ、花嫁の遺恨をまとった首飾りの伝説は数世紀にわたり人々を畏怖させた。それを手にした悪人は恐ろしい惨劇に見舞われ、善人は素晴らしい幸運に恵まれるという。そして今トーリィは、その美しい秘宝を盗み出そうとしていた――誰よりも大切な妹を男爵の魔手から守るために。19世紀初頭の英国で花開く豪華絢爛なリージェンシー・ロマンス。

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  • 令嬢マレーザの運命
    -
    ★百年に一度の愛かもしれない。愛を知らない少女がたどる数奇な運命を、男は優しく見守っていた。★18世紀末の英国。荒野にたたずむ貴族の館で産声をあげたのは、待望の世継ぎでなく五人めの娘だった。母の命と引き替えに生まれたその子はマレーザと名づけられ、愛を知らないまま美しく成長した。社交界の華となり、大勢の紳士たちに求愛されてもなお癒えぬ心の渇きを抱えていたマレーザは、ある日突如として知ることとなる――戦火よりも激しく、清らかに燃えあがる愛の炎を。ベストセラー作家が激動の時代を描く魅惑のヒストリカル・ロマンス。

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