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Posted by ブクログ
ここ最近都知事としていろいろ話題になっている国際政治学者舛添要一氏が、自身が尊敬しているという「孫文」の生涯について記した本です。
孫文というと中国・台湾ともに建国の父とされ、日本に亡命していた時期があることから日本とも浅からぬ関係がある革命家。しかしその生涯については自分はほとんど知りませんでした。
この本を読むと、孫文は一般的な「革命家」のイメージとは違うことが分かります。ファナティック・カリスマという言葉は似合わず、飄々とした部分を持ち、また好機を逸することも少なくありませんでした。
日本と関わりが深いと書きましたが、日本も孫文を(当然)善意だけで支援したのではなく、国益のために利用していた人もいたようで(もちろん孫文もそんな人たちを利用していましたが)、国際政治が甘くないことを教えてもらいました。
孫文の遺書「革命いまだ成らず」という言葉に、まだやり足りなかった無念さと、革命を成すことは容易ではないことを思いました。
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