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「反戦・平和は野暮」「お金は万能」「世の中すべて自己責任」……。身も蓋もない「現実主義」が横行し、理想を語ることは忌避される。心の余裕が失われ、どこか息苦しい現代のなかで、世間の「常識」が大きく変りつつある。様々な事象や言説から、いまどきの「常識」を浮き彫りにし、それらを形作る日本社会を鋭く考察する。
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Posted by ブクログ
香山リカさんは、1960年生まれの精神科医。臨床の現場でカウンセリングをしながら、現代人に起きている変化を注意深く観察し、警鐘を鳴らし続けています。主な著書に、『ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義』(中公新書ラクレ)、『生きづらい〈私〉たち―心に穴があいている』(講談社現代新書)、『〈...続きを読むいい子〉じゃなきゃいけないの?』(ちくまプリマー新書)などがあります。◆『いまどきの「常識」』は、現代で「常識」となりつつある考えを、本当にそうなのか、と問いかけます。たとえば、「自分の周りはばかばかり」「結局お金がものをいう」「『平和』や『反戦』にとらわれるのは頭が古い証拠」などといった、現代社会で広がりつつある「常識」に危機感を持っています。◆禅の研究と実践の大家、鈴木大拙は、1960年代のテレビインタビューで、「(その当時の)現代の若者は何が問題か」と問われて、「自分で考えないのがいけない」と答えていました。豊かになり切った現代で、ますますそうなっているのではないでしょうか。(K) 紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉2006年8月号掲載
いまどきの「常識」。香山リカ先生の著書。世間で常識とされていることが本当の意味での常識なのかどうか、常に疑いの目を持って考えることが必要。常識も非常識も紙一重。常識が非常識に変わったり、非常識が常識に変わったり、そんなことは日常茶飯事なこと。常識、非常識の枠にとらわれない自由な発想を忘れないようにし...続きを読むないと。
かなり鋭い視線で世の中を見ている文書です。 しかしやや断定に足るだけの資料が提示されずに筆者の考えを語っただけ、という可能性もあって完全に信用しきれないという、いい勉強ができる一冊。
いまどきの若者は軟弱だなぁと思いながら読み進めてみたりするけど、いざ客観視すると、「自分のことだ」とハッとさせられる。
常識とは何でしょう。 お金、コミュニケーションなど、いくつかのテーマで、著者の思いが語られます。それに感心させられたり、共感したり、反論したくなったり。 自分の思いが頭をよぎり、読むのには時間がかかりました。 いろいろ考えるきっかけになり、満足な一冊でした。
香山リカの本は読んでいて気持ちが良いです。すぱっと私がもどかしく思っていた事を言い切ってくれます。 香山リカの視点、考え方と、私の考え方は似ていて、共通点が多いことから共感が出来るのですが。 どうも、世間では彼女に対するバッシングが多いようですね……。 彼女はまともな考えを持つ人間だと思うのですが、...続きを読むそれはさておき。 「B型人間は自己中心」だの、「平和」「反戦」思想は今やタブーだのとか……鋭く突っ込んでいきます。 そういえば私の親友はB型ですが、とんでもない! 真面目なタイプで、約束もきちんと守ろうとする人ですよ。 自己中心というのは、確かにB型にも当てはまりますが、A型、AB型、O型にだって自己中心は当てはまりますよ? B型だけを非難するのは大間違いだ、と香山リカは懸念を示しています。 そういった突っ込みをしてくれるので、読んでいて気持ちが良いです。 あくまでも、彼女は専門外のことで疑問を持ち、突っ込んでいるだけなので、それ以上の詳細は専門家にお任せ、ということでしょうか。
香山リカのエッセー。様々な現在の事象や言説に鋭く著者が切り込む。 では一体どうしたらという所にまで至っていないが、数々の問題・疑問点の指摘は鋭い。 今まで数冊香山リカの著作を読んだが、この本は一番のお薦め。
世の中で「あたりまえ」になりつつあることを、本当に正しいのか?と問いただしている本です。はっとさせられる。筆者さんの意見の展開の仕方が、分かりやすいのにおしつけがましくなくてすばらしいと思う。世代関係なくおすすめしたい本です。
これは、外れではない。 思想的に近いというのもあるのかもしれないが。 国を愛していればいいってもんじゃないものね。そういう多様な見方をしてもいいということを示す。
基本的に、こういう発想が好きなんです。常識、前提となっていることを疑う。私のテーマでもあります。元気がないと難しいけど。
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香山リカ
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