「女に生まれたということが、女の幸福の第一歩なのである」。女性的原理について論じた表題作をはじめ、ホモ・セクシャリズムやフェティシズム、オナニズムを語る「異常性愛論」、有名女優をめぐる考察「モンロー神話の分析」等、存在とエロスの姿を軽やかに読み解く傑作エッセイ29編を収録。文庫オリジナル。
Posted by ブクログ 2014年12月06日
澁澤龍彥のエロスに関連するエッセイをまとめた作品集です。女性的原理について論じた表題作をはじめ、ホモ・セクシャリズムやフェティシズム、オナニズムを語る"異常性愛論"、有名女優をめぐる考察"モンロー神話の分析"等、29編も収録されています。どの作品を読んでも感じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月15日
エロティシズムに関わる論考を中心に集めたエッセイ集。単行本は1967年に現代思潮社から「ホモ・エロティクス」として刊行、再編集、タイトルを変更して文庫化。文庫版タイトルは収録されたエッセイの一篇から。
I.
現代のエロス/セックスと文化/異常性愛論/わたしの処女崇拝/聖母子像について/乳房、たまゆ...続きを読む