高野優の作品一覧
「高野優」の「あなたを想う花」「エッセイマンガ 高野優の育児ハピネス百科」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高野優」の「あなたを想う花」「エッセイマンガ 高野優の育児ハピネス百科」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
フランスの田舎町の古い城館には、科学者スタンガーソン博士と令嬢のマチルド嬢が使用人たちと暮らしていた。
ある夜、実験を続けていたスタンガーソン博士と老僕は、実験室のすぐ隣のマチルド嬢の部屋、別名「黄色い部屋」と呼ばれる部屋からマチルド嬢の悲鳴と銃声を聞く。スタンガーソン博士と使用人たちはなんとか扉をたたき破って黄色い部屋になだれ込むと、大怪我をしたマチルド嬢が倒れている。しかし完全な密室の黄色い部屋に犯人の姿はないではないか!
この事件捜査に呼ばれたのはパリ警視庁の刑事であるフレデリック・ランサン。だがこの事件を何としても自分で解決したい!と張り切る若者がいた。まだ18歳の新聞記者ジョゼフ・
Posted by ブクログ
そんなもん面白くないわけがない
と言うわけで、上巻でフォッグ氏一行が利用した交通手段で、当時と現在も変わらずにあるものの答えは「象」です
簡単すぎて申し訳ない
それにしても、なによこの面白さ
そして面白ポイントは無限にあるんだが、今回は主人公フォッグ氏の魅力について語りたい
フォッグ氏はまずイギリス人紳士なんです
で、外からは感情が良く分からんの
常に冷静沈着、言葉数も少ない
だけど中身はめちゃくちゃ情が厚くて、親切で、誇り高い
そしてなんかちょっと変なことするとだいたい「イギリス人らしい」とか書かれる
ヴェルヌはフランス人なので、恐らくちょっと馬鹿にしてる
イギリス紳士馬鹿にしてる
Posted by ブクログ
以下、中学2年生の時に書いた読書感想文をそのまま掲載:
「あなたの分のメロンはないわ。だって、あなたは私と同じでメロンが嫌いだから…ええ、まちがいないわ」
「そうか、ぼくはメロンが嫌いだったんだ。ママが間違いないと言うなら、間違いない。」
ジュール・ルナール作の「にんじん」。この本は、あらゆる面で私に大きな衝撃を与えたし、私なりの大きな褒め言葉としてあえてこう言いたい。「出来ることならもう二度と読みたくない」。それほどに悲しくて、痛い。
まず、この話の主人公の本当の名前は最後まで分からない。なぜかといえば、この主人公は終始周りから「にんじん」と呼ばれ続けるからである。にんじんは髪色が由来のあだ
Posted by ブクログ
さて、下巻である。
前回、上海で乗り遅れたかにみえたフォッグ氏らだが、間一髪乗せてもらうことができた。そして船ではパスパルトゥーとも再会できる。
舞台はアメリカ大陸へ。アメリカは主に鉄道の旅であるが、インディアンとの闘争が繰り広げられていた時代、鉄道旅といえども一筋縄ではいかない。
ニューヨークを目指して急ぐが、大西洋を渡る船にまたしても乗り遅れてしまい…。
フォッグ氏らは、約束の時間に戻ってくることができるのか。
上巻の感想と重なるけれど、この時代の国々の様子がわかるのが一番面白いところ。
そして降りかかる問題に、(主に金の力をもって)フォッグ氏が慌てずに適切な次善の策をとっていくところ