死者の国

死者の国

パリの路地裏でストリッパーの連続猟奇殺人が起こる。被害者は二人とも同じ方法で殺されており、また、ともに元服役囚の画家ソビエスキと恋人関係であった。パリ警視庁警視のコルソはソビエスキを追い詰めるが、捜査が進むにつれ、自分自身の抱える闇をのぞき込むことになる……フレンチ・サスペンスの巨匠による最新刊

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死者の国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    パリでストリッパーが連続して殺害される。被害者の下着で縛られ、唇の両端は耳まで切り裂かれていた。担当はコルソ警視。パリで最も優秀だが、強引な捜査を行う男。捜査が行き詰まったとき、昔同様の事件があったことを知る。その犯人はフィリップ・ソビエスキ。強盗殺人で刑務所にいたが、出所してから画家として成功して

    0
    2019年10月31日

    Posted by ブクログ

    作中のグロいシーンにはなかなか馴染めなかったが、大好きな街が舞台であるという事と、何より勢いのある文章が最後まで読ませてくれた。いつもは犯人を探し探し読むのだが、この作品は複雑な構成すぎて思わぬ黒幕にやられた感が凄かった。

    0
    2019年10月11日

    Posted by ブクログ

    グランジェ作品、最高です。『クリムゾン・リバー』は映画しかみてないけれど、『通過者』もめちゃくちゃ面白かったし。どの作品も主人公や出てくるひとが普通じゃなくてそういうのが、人間的。いや、変な人ばっかり出てくるんだけども、これも絶対絶対映画になったらみたいかもと思うくらいに人間関係が複雑で、第三部はじ

    0
    2019年08月30日

    Posted by ブクログ

     ポケミスの愛称で知られるハヤカワ・ポケット・ミステリだが、年々ポケットという名が似つかわしくない厚手の本が増えている。もともとポケミスは、海外のペーパーバックを真似た洒落たオトナのデザインを身に纏っている。ペーパーバックは、海外ではハードカバーよりは下に見られていて、安い原稿料でノワールやアクショ

    0
    2019年06月24日

    Posted by ブクログ

    中盤にさしかかってからの二転三転によって大いに揺さぶられ、最後まで楽しく読みました。同じ作者の本で未読の物が少しあるので手を伸ばそうと思います。

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    好きな作品かと聞かれたらそうではないかもしれない。だけど間違いなく面白い。読ませる。とにかく読ませる。ちょう分厚いのに読ませる。まだこれだけページが残っている、というのがうれしくなる。リアルさや隙のなさを考えたら色々とあらはあるだろうけど、複雑な事件が起こってその謎がちゃんと紆余曲折を経てきちんと説

    0
    2019年10月23日

    Posted by ブクログ

    ちょっと今までに感じた事のない読後感。品が無いとも思うし、好きでもあり嫌いでもあるんが率直な感想かな。

    0
    2019年09月15日

    Posted by ブクログ

    700ページ強! バッグの中で重かったぜ…

    パリにて、頰を耳まで切り裂かれ、喉に石を詰められ、下着で縛られたストリッパー連続殺人に始まる第1部。アウトロー刑事が暴力と強引な操作で追い詰めた「犯人」が、第2部で有罪判決を受けて収監されてから、怒濤の展開の第3部という…気の抜けない作り。

    いやー

    0
    2019年07月10日

    Posted by ブクログ

    長かった…。信頼すべき複数の書評家が取り上げていたので、暑さにも怯まず辛抱強く読み進めたのだが…。パリ警視庁犯罪捜査課コルソ課長の犯罪者を憎み正義を追求する姿勢や個性豊かな部下たちを鼓舞し叱咤しながらチームで操作を進めるやり方もみりょくてきではあるのだが。捜査が右往左往する中でなかなか真実に近づくこ

    0
    2021年12月22日

    Posted by ブクログ

     ポケットミステリーなのに非常に重いです。もはやポケットには入りません。。。 本編は765項もあります。ポケミス史上最長項と思います。果たして読み切れるのでしょうか…

     事件はパリのゴミ処理場に全裸の死体で口が耳まで裂かれその開口部に大きな石が詰め込まれて居た。被害者はストリッパーのソフィー・セレ

    0
    2021年07月04日

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