作品一覧

  • 三年間の陥穽 上
    4.0
    1~2巻1,650円 (税込)
    子どもの人身売買を防止する団体に届いたのは、全裸で犬のリードを巻かれた少女の写真だった。グレーンス警部は、写真の手がかりを元にデンマークへ向かう。そこで明らかになったのは、ダークネットを通じた世界8カ国、21人にのぼる小児性愛者の存在だった。一斉逮捕のためには、グレーンス警部が小児性愛者を装い、ネット上でリーダーと接触する必要があった。残されたのは24時間。〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • 三日間の隔絶 上
    4.4
    1~2巻1,540円 (税込)
    一家惨殺事件の生き残りの少女はグレーンス警部の手により保護された。17年後、その事件の資料が警察署内から盗まれていることが判明する。さらに17年前と同じ手口で当時の容疑者が殺される事件が起こり……。一方、潜入捜査員を引退し家族とともに暮らしていたピート・ホフマンの元に、彼の正体を知る謎の人物から脅迫状が届く。ホフマンは警察の人間が裏切ったのだと考えるが――。〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • 三時間の導線 上
    4.3
    1~2巻1,144円 (税込)
    死体が一体多い──ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。記録はなく、アフリカ出身と思われる以外、素性は知れない。調査を始めたグレーンス警部だったが、さらに身元不明の女性の亡骸が安置所に出現。その謎を追う捜査陣はあまりに凄惨な光景を目撃する。そしてその場に残された指紋から割り出された人物の名前は……。傑作『三分間の空隙』に続く〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • 三分間の空隙【くうげき】 上
    4.4
    1~2巻1,276円 (税込)
    中南米の麻薬組織で窮地に立たされた潜入捜査官。彼を救う鍵はグレーンス警部――名作『三秒間の死角』に連なるシリーズ最高傑作
  • 地下道の少女
    3.8
    1巻1,276円 (税込)
    冬の朝、43人の子供が市内に突然現れた。ほぼ同時に、病院の地下で女性の死体が発見される。〈ガラスの鍵〉賞受賞シリーズ最新刊
  • 兄弟の血―熊と踊れII 上
    4.3
    1~2巻946円 (税込)
    獄中で男たちが出会った。ひとりは連続銀行強盗犯、ひとりは終身刑の殺人者。共通点は“兄”であること、そして市警のヨン・ブロンクス警部を心の底から憎んでいること――時を経て、檻の中で育まれた復讐計画は史上最大の略奪作戦としてついに始動する。暴力で繋がれた“家族”の結末とは。ミステリ・ランキング第1位の北欧犯罪小説『熊と踊れ』、待望の続篇開幕。
  • 死刑囚
    4.1
    1巻1,210円 (税込)
    スウェーデンで逮捕されたその男は、アメリカで六年前に死んだはずの死刑囚だった!? 大好評、グレーンス警部シリーズ第三弾。
  • ボックス21
    4.4
    1巻1,166円 (税込)
    強制売春の被害者が起こした思いもよらぬ事件。グレーンス警部が直面する北欧の闇とは? スウェーデン警察小説シリーズ第二作。
  • 制裁
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    脱走した凶悪犯。悲劇は繰り返されるのか? 『熊と踊れ』著者の原点。北欧最高の「ガラスの鍵」賞を受賞した〈グレーンス警部〉シリーズ第一作。このミス1位を獲得した『熊と踊れ』の著者のデビュー作、刊行!
  • 熊と踊れ 上
    4.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    【ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品】凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった――。連続する容赦無い襲撃。市警のブロンクス警部は、事件解決に執念を燃やすが……。はたして勝つのは兄弟か、警察か。スウェーデンを震撼させた実際の事件をモデルにした迫真の傑作。最高熱度の北欧ミステリ。
  • 三日間の隔絶 下

    Posted by ブクログ

    上巻から続く。
    変装したホフマンはアルバニアに行き、グレーンス警部はストックホルム市警の中のスパイを探し出す。
    ホフマンのパートは今作もあっさりめだが、グレーンス警部のパートが重い。犯人…と言うべきか、少なくとも「過去の捜査記録やホフマンに関する機密文書などを警察署から盗み出してホフマンを脅していた犯人」「一家惨殺事件の容疑者たちを次々と射殺していた犯人」は非常に意外な人物だった。
    結末も非常に哀しい。

    0
    2025年04月13日
  • 三時間の導線 下

    Posted by ブクログ

    ピート・ホフマンの今回の潜入捜査については凡百な印象を拭えないが、グレーンス警部が怒鳴りちらしてばかりというネガティブな印象を大幅に改善しており、読後感は良い。
    しかし、密入国ビジネス組織の黒幕は、その正体は早い段階で見当が付くので驚きは少ないものの、裏のさらに裏の顔(つまり1周回って表の顔)や結末については、単純な勧善懲悪ストーリーとは言いがたく、なかなか考えさせられる。

    0
    2025年03月10日
  • ボックス21

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの作家アンデシュ・ルースルンドとベリエ・ヘルストレムの共著の長篇ミステリ作品『ボックス21(原題:Box 21)』を読みました。
    アンデシュ・ルースルンドとベリエ・ヘルストレムの共著は6年前に読んだ『三秒間の死角』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    暴行事件の「被害者」が取った不可解な行動。病院に立てこもった彼女の目的とは――?
    〈このミステリーがすごい! 第一位〉の『熊と踊れ』著者が、大反響の『制裁』に続けて放つ、北欧警察小説の真骨頂!

    リトアニア人娼婦のリディアは斡旋業者から激しい暴行を受け、病院へと搬送された。
    意識を取り戻した彼女

    0
    2025年02月09日
  • 死刑囚

    Posted by ブクログ

    ストックホルム市警のグレーンス警部シリーズ第3弾。
    傷害罪で逮捕された男性の身元を調べると、アメリカの元死刑囚で、なおかつ既に死亡したとされていた…というミステリ。
    今回もグレーンス警部はボヤキまくりの怒鳴りまくり…だが、さすがに前作のような不法行為はしないで済んだかな。
    「グレーンス警部シリーズ」とは言いながら、このシリーズはグレーンス警部たち警察側の登場人物は脇役っぽく、今回も死刑囚が主役で死刑制度について考えさせられる内容。
    特に第四部は非常にスリリングで、読んでいて胃がキリキリする。

    0
    2025年01月26日
  • ボックス21

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの警察小説シリーズ第2弾。
    今作もグレーンス警部はボヤキまくりの怒鳴りまくりで、挙げ句の果てに証拠品を私情に駆られて破棄してしまうし、かなりのダメっぷり。
    人身売買屋に騙されてリトアニアからスウェーデンに連れてこられて売春をさせられている女性が、入院した病院で人質を取って立てこもるというストーリー。
    グレーンス警部をはじめストックホルム市警察所属の登場人物のダメっぷりは全く褒められたものではないということはともかく、小説としてはテンポ良い展開にグイグイ引き込まれて読み進められる。

    0
    2025年01月23日

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