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スウェーデンで逮捕されたその男は、アメリカで六年前に死んだはずの死刑囚だった!? 大好評、グレーンス警部シリーズ第三弾。
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Posted by ブクログ
ストックホルム市警のグレーンス警部シリーズ第3弾。 傷害罪で逮捕された男性の身元を調べると、アメリカの元死刑囚で、なおかつ既に死亡したとされていた…というミステリ。 今回もグレーンス警部はボヤキまくりの怒鳴りまくり…だが、さすがに前作のような不法行為はしないで済んだかな。 「グレーンス警部シリーズ」...続きを読むとは言いながら、このシリーズはグレーンス警部たち警察側の登場人物は脇役っぽく、今回も死刑囚が主役で死刑制度について考えさせられる内容。 特に第四部は非常にスリリングで、読んでいて胃がキリキリする。
テーマ、設定に強烈に引き込まれ、満員電車内での細切れ読書が恨めしくなるほど。最初から最後まで一気に、でも丁寧に、読み進めた。 特に執行までのカウントダウン描写は、まるで自分が執行されるかのように手に汗握り、心臓が痛くなった。 「死をもって死を償う」「死刑やむなし」が多数を占める日本。冤罪の可能性...続きを読むがあるからとの理由で、死刑制度廃止へは傾かないのではないかと思う。
この人の、このシリーズは、結末が一癖ありますね。クセがつよい(笑)。それが、このシリーズの魅力でもあるんですけどね。 そして、例によって、スッキリとする結末ではありません。それも、このシリーズの特徴。むしろ、なんか悲しいですね。それがまた、アメリカやイギリスのミステリーとは違うところですね。
毎回の事ながら 心して読み始めて入るものの 「ん、今回はそんなでもないかなぁ」と思いきや ストンと落とされてしまう。 新たな展開も多く 読み応えがあった。 ため息しか出ない。
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『死刑囚』ハヤカワ文庫。 再文庫化されたので再読。グレーンス警部シリーズの第3弾。奇抜な設定と予想外の結末が待ち受ける社会派ミステリーの傑作。読み返しても、なお面白い。 スウェーデンで暴力事件を起こし、逮捕されたジョンと名乗るカナダ国籍の男は...続きを読む6年前にアメリカの刑務所で、死刑囚として獄死した男だった……何故、獄死したはずの男がスウェーデンに居るのか、彼の犯した罪は冤罪だったのか、彼の運命は……多くの謎を提示しながら、ストーリーが展開していく。
死刑制度を扱った、死刑制度のないスウェーデンを舞台とするミステリ小説。 題材が重いだけに、話の内容も重くなる。 復習、私刑感情、善と悪、処罰感情、いろいろなものがない交ぜになり、読書する側も考える内容。 話の展開、決着もよかったが、ミステリ小説よりも、死刑制度について改めて考えた。
このシリーズの根底に流れるテーマは「復讐」なのだろう。 一作目は幼い娘を殺された親による復讐、二作目は国境を超えた人身売買の被害者による復讐、今作は社会的復讐装置とも言うべき死刑制度に対する復讐劇となっている。 「死刑囚」を物語の中心としながら最終的に制度全体に対する復讐に仕上げていく構成が素晴ら...続きを読むしい。単なるミステリー・サスペンスではなく、社会派小説とも言うべき、人物だけでなく社会、民衆全体に波及するストーリーとなっている。 ただ単に「正義」をかざすのではなく、そこに人物一人ひとりの細かいまでの描写と人としての苦しみ、悲しみも合わせて描かれている。 特に今回は主人公であるグレースンの哀切も描かれており、シリーズの深みを一層増している。
暴力事件で逮捕されたカナダ国籍の男。グレーンス警部たちは、彼が米国の死刑囚であることを突き止める。死刑制度に対する国家間の考え方の隔たりなど、忌憚なく問いかけられる。読後感は良いとは言えないが、珍しい形の骨太ミステリーである。
シリーズ物は一作目から読まないと気が済まない性分だが、前二作の前評判に気圧され、第三作となる今作から手に取ってみた。現行の死刑制度が孕む矛盾点を問い質す重苦しいテーマで、ラストの一頁まで全く情け容赦ない展開が続いていく。形式上、シリーズものという体裁を取ってはいるものの、各巻で取り上げるテーマそのも...続きを読むのが作品を司っている様な印象を受けた。それゆえ、登場人物達の造詣が実に記号的で、尚且つ傀儡的である。ダイジェストさながらに進行する終盤の無機質さ、怜悧さといい、陰鬱さに溢れたこの作風はちょっと私にはキツいな…。
7月-9。3.0点。 グレーンス警部シリーズ。傷害事件で逮捕した男は、アメリカで死刑囚だった男。 一体どうやって逃れてきたのか、また死刑の原因の罪は、どうなるのか。 ラスト100頁からスピードアップ。真相は意外。まあまあ面白かった。 警部の怒りっぽさが、少しはましになったかな。
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