獄中で男たちが出会った。ひとりは連続銀行強盗犯、ひとりは終身刑の殺人者。共通点は“兄”であること、そして市警のヨン・ブロンクス警部を心の底から憎んでいること――時を経て、檻の中で育まれた復讐計画は史上最大の略奪作戦としてついに始動する。暴力で繋がれた“家族”の結末とは。ミステリ・ランキング第1位の北欧犯罪小説『熊と踊れ』、待望の続篇開幕。
Posted by ブクログ 2019年02月28日
2016年海外小説部門圧勝の大作『熊と踊れ』に続編が用意されているとは全然知らなかった。あれほどの作品に続編を繋げる馬力をあるとは、この共著コンビ恐るべし。実は本作は二つの作品でセットした二部作との構想を初めから作者らは持っていたらしい。しかも一部は実際にあった事件を元にし、二部は完全なるフィクシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月03日
アンデシュ・ルースルンド、ステファン・トゥンベリ『兄弟の血―熊と踊れII 上』ハヤカワ文庫。
待望の続編の上巻。父親の暴力の呪縛から逃れるかのように銀行強盗を繰り返し、遂には刑務所に収監された3兄弟。長兄のレオも刑期を終えて塀の外に……傑作北欧犯罪小説『熊と踊れ』の続編である本書はこうしたシーンか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
獄中で男たちが出会った。ひとりは連続銀行強盗犯。ひとりは終身刑の殺人者。共通点はふたつだ。“兄”であること。そして市警のヨン・ブロンクス警部を心の底から憎んでいること―時を経て、檻の中で育まれた復讐計画は史上最大の略奪作戦としてついに始動する。狙われる「存在しないもの」とは何か。そして彼らの“弟”た...続きを読む
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