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難民児童と施設職員の交流を描くYA小説。
スウェーデンの小さな町にある灰色の建物。高校を出たばかりの「わたし」は、保護者のいない難民児童が暮らす収容施設で働いている。職員は規則と指示に従うことを求められ、帰宅したら仕事のことは考えるなと言われるけれど、アフガニスタンから逃げてきた少年たちと日々接していると、それはとても難しい。「わたし」は、家族と離れ一人で逃げてきた14歳のザーヘルや17歳のアフメド、ハーミドという3人の少年たちと心を通わせるうちに、タリバンへの恐怖やトラウマに苦しむ彼ら、18歳になり施設を出なければならないことを恐れる彼らに寄り添おうとする。
静かな筆致で難民児童の現実と職員の葛藤を描いた、2021年北欧理事会文学賞(YA&児童部門)受賞作。
Posted by ブクログ 2024年04月08日
良かった~~
これがデビュー作とは思えない!
なんだろう?この静けさは・・・
若者らしく弾けるシーンもちゃんと描かれているのに!
スウェーデンの難民施設で働く主人公。
三人のアフガン青年を担当することになる。
それぞれに個性的な三人と、年の変わらない彼女との間には
つながりが生まれるのだが・・・
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