制裁

制裁

脱走した凶悪犯。悲劇は繰り返されるのか? 『熊と踊れ』著者の原点。北欧最高の「ガラスの鍵」賞を受賞した〈グレーンス警部〉シリーズ第一作。このミス1位を獲得した『熊と踊れ』の著者のデビュー作、刊行!

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制裁 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    複数の少女を暴行・殺害した犯人が投獄された後に脱獄し、逃走中にさらに少女を殺害。
    ところが、その少女の父親が犯人を射殺してしまう。
    父親は殺人罪で逮捕されて裁判にかけられるが、その結末は…というクライムノベル。
    ストックホルム市警のグレーンス警部が主人公というシリーズの第1作目ということだが、「名推

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    スウェーデン作家「アンデシュ・ルースルンド」と「ベリエ・ヘルストレム」の共著の長篇ミステリ作品『制裁(原題:Odjuret)』を読みました。

    「ステファン・トゥンベリ」との共著『熊と踊れ』に続き「アンデシュ・ルースルンド」作品です… 北欧ミステリが続いています。

    -----story------

    0
    2023年03月11日

    Posted by ブクログ

    アンデシュ・ルースルンドの本は、『熊と踊れ』から入り、『ボックス21』を読み、この『制裁』で3冊目。
    色んな立場の人の視点から物語が進められるが、それぞれの立場に、感情移入することができるのが不思議。

    今回も、犯罪を通して社会問題や倫理の問題を投げかけられた。
    自分の中で考えを纏めるのに時間がかか

    0
    2018年09月16日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    「制裁」という日本語を噛みしめる。
    戦争にしても殺人にしてもいじめにしても、それぞれの立場に立った時に見える景色は違う。
    考え続けること、思考停止しないことしかない。
    ただ1人、犯人だけは本当に最低!と思ってしまうのだが、
    またそこにも落とし穴を感じて、薄気味悪い。

    0
    2018年02月12日

    Posted by ブクログ

    人は誰かのために何かを為すことは多分できない。だから社会は不完全だ。でもその社会の中でしか生きられないのも人なのだという矛盾を強く感じる。
    テーマは重いし、救いはないし、読むのが辛いけど読まなきゃいけない気がしてとても疲れる一冊でした…
    あと訳がやはり素晴らしい。北欧ミステリなのに誰が誰だかわからん

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『制裁』ハヤカワ文庫。

    2007年にランダムハウス講談社より刊行されたグレーンス警部シリーズ第1作を、著者による改稿を反映した上で再文庫化とのこと。既にランダムハウス講談社版を読んでおり、再読となる。

    日本人作家であれば、薬丸岳が取り上げそ

    0
    2022年06月01日

    Posted by ブクログ

    プロローグからおぞましい。あまりのおぞましさに不意打ちで引き込まれてしまった。途中でもしかして別人を制裁した?と思ったけど、そんなことはなく。
    正義という名の下に市民によるリンチがどんどん増していく。
    死刑制度と社会と人間について考えさせられた。

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    つらい描写の続く話でした。
    なのに読まずにはいられませんでした。
    この描写は、読みたくないと思う人がいるかも…
    イアン・バンクスの蜂工場が大丈夫だった私でさえ、昼ごはんがつっかえました…

    ただのフィクションではなく、自分自身はどう対峙するか、世間はどう動くのか。
    自分の正義は本当にうまく何かを導け

    0
    2023年05月16日

    Posted by ブクログ

    女児暴行・殺害の罪で服役中の囚人が護送中に逃走
    事件はそこから始まる

    自己満足のために卑劣きわまりない犯行をおこす性犯罪者の視点

    子どもの頃に性的虐待を受け、その記憶を呼び覚ますあらゆるものを氷釘で刺そうとする囚人の視点

    最愛の娘を殺され、それでもなんとかして生きていかなければならない親の視点

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    怪物をめぐる人間の話、そして怪物となった人間と社会をめぐる話、とこの本は評せるかもしれません。

    冒頭の描写からどきつい……。女児に性的暴行を加え殺害し捕まった男。その怪物の思考と、犯行の描写の残虐さに、自分はいきなり物語にぐいとつかまれました。

    その怪物が移送中に逃亡。物語は様々な人物の視点を通

    0
    2020年01月01日

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