渇きと偽り

渇きと偽り

1,100円 (税込)

5pt

干ばつに苦しむ町で発生した一家惨殺。ある理由で20年ぶりにこの地へと戻ってきた警官フォークは、事件の犯人と目されている亡き友人ルークの汚名を晴らすべく捜査をはじめる。果たして真相は? オーストラリアでベストセラーとなった、新鋭による抒情あふれるフーダニット。

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渇きと偽り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これはおもしろい。
    処女作というからこの作家の次の作品が楽しみ。

    設定としては過去の事件と、それが尾を引いて起きたかのように見える現在の事件というありがちなものではある。
    決して新しさはないが、過去の謎と現在の謎をうまくオーバーラップさせているし、そこかしこにあやしさをちりばめながら徐々に真相にせ

    0
    2019年03月11日

    Posted by ブクログ

     原題は"The Dry"。なので邦題も『渇き』だけの方が良かった。完結なタイトルは好みなのだ。

     オーストラリア発の邦訳作品は滅多に手に入らないので、南半球ミステリとはかなり興味深い。ここでの『渇き』とは、ずばり乾燥のことである。オーストラリアでは雨に恵まれず長期的な干魃に身

    0
    2018年01月26日

    Posted by ブクログ

    面白かったー!今年のわたし的ベストミステリ暫定1位に、突如躍り出てきた。オーストラリアと言われたら、コアラとかアウトドアスポーツとか大自然とかのステレオタイプなイメージしか持ち合わせていない貧弱な私の脳にとって、衝撃の旱魃。
    暗さと重さも大変に素晴らしい。人物造型○、ストーリー展開○、余韻○。
    閉塞

    0
    2017年08月09日

    Posted by ブクログ

    オーストラリアの作家さんのお話。
    オーストラリアは、乾燥して、燃えやすいんだと、思った。
    犯人が最後までわからなかったが、分かった後からは展開が早かった。
    過去の事件は結局自殺だったのかなーと思ったが、最後に犯人がわかり、ちょっとスッキリしたけど、つらい話だった。
    ストーリー自体は面白かった!

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    オーストラリアのミステリーを読むのは初めてでした
    なかなかに面白かったので「オーストラリアもなかなかやりおるわい」とどこから目線なのか本人もよくわからない目線で偉ぶっておりましたが
    書いたのはイギリス人なんですよね

    しかしながらオーストラリアがもつ特殊な気候風土「渇き」が作品の基幹ともいえ
    「渇き

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    初めてのオーストラリア発ミステリー。

    日本で生まれ育った者としてはなかなか考えにくいのだが、オーストラリアでは干魃は珍しくなく、十年から二十年に一度は大規模な干魃が起こりそんなときに起こる山火事は大惨事になるらしい。
    日本のように毎年どこかで豪雨や台風の災害が起こる国とは真逆だが、これもまた自然が

    0
    2019年10月10日

    Posted by ブクログ

    現代で起きた一家惨殺事件と20年前の殺人事件が交差しながら展開していく。テンポもよく、とても面白かった。あとがきをみると次回作もあるとのこと。期待。

    0
    2017年11月22日

    Posted by ブクログ

    まず邦題が秀逸だと思った。
    旱魃によってより一層疲弊してしまった田舎町・キエワラ。
    その町に20年振りに帰郷するアーロン・フォーク。
    「ルークは嘘をついた。きみも嘘をついた。」という手紙と共に。
    ルークの事件の真相、そして20年前フォークが町を出なければいけなくなったエリーの死の真相。
    過去と現在を

    0
    2017年07月11日

    Posted by ブクログ

    青春時代のほろ苦さなんてものではない、町民のまとわりつくような視線が全編に根付いて、この物語に重くのしかかっている。

    “キエワラ”このオーストラリアの小さな田舎町は、干ばつが続き人々はギリギリの生活をしている。
    それは、全てが乾ききっていて、何かのきっかけさえあれば燃えてなくなってしまうほど。

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    オーストラリアの農村地帯で起きた殺人事件。かつての親友が絡むこの事件の真相を、休暇中の警察官が追っていく。

    閉鎖的な人間関係と極度の干ばつによって、住人は誰もがストレスを抱えてイライラし、その捌け口を弱者に求めている。原題が「The Dry」とあるように、息苦しいほどの熱波に覆われた貧しい町という

    0
    2019年11月07日

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