さよなら、ブラックハウス

さよなら、ブラックハウス

1,100円 (税込)

5pt

4.4

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寂しい島だった。だがそこには、支え合った友がいた、愛し合った恋人がいた――エジンバラ市警の刑事フィンは、イギリス本土から離れた故郷に望まぬ帰還をする。惨殺体となって発見された島の嫌われ者をよく知っていたからだ。フィンは事件を解決し、島から出たかった。袂を分かった親友と別れた最愛の恋人に再会する前に。少年時代に経験した儀式「鳥殺し」の記憶から逃れるためにも……。息苦しくせつない青春ミステリ。

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さよなら、ブラックハウス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イギリス最北のルイス島が舞台のミステリー小説。知らない場所なので調べてみたら観光地で、読む前に写真でイメージできました。主人公視点で話がすすむのですが、最初は多くが語られず話がなかなか見えないですが、中盤から引き込まれます。ミステリーの要素を除いてもルイス島の自然や風景描写が美しく読み応えがあります

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    いい本に出逢った時の気持ちは、いい女に出逢ったのとはまた違うけど、何とも言えない気持ちになる。
    感想は他のレビューを見てもらえばいい。
    いい作品かどうかは分からないが、俺にとっては素晴らしい作品だった。
    次作が出るらしい。楽しみにしたい。

    0
    2016年01月31日

    Posted by ブクログ

    警察官フィンが担当中の猟奇殺人と酷似の殺人事件が彼の故郷で起き、18年ぶりに帰郷し捜査をおこなう。
    被害者はフィンの幼なじみだったため、その他の古くからの知り合い数人と久々に再会して、つらかった少年時代や苦い過去を思い出す羽目になるが、少しずつ事件の真相に近づき、最後は衝撃の結末が。。。
    20年近く

    0
    2015年08月23日

    Posted by ブクログ

    とてもせつないミステリ。最後の一言に少し救われるものの、これでハッピーエンドにはならない。青春のうずき、幸福、残酷、年を経て振り返った時の苦しい、けれど甘酸っぱい感傷が共感をよぶ。続編が待ち遠しい。

    0
    2014年11月13日

    Posted by ブクログ

    重かった 表紙の絵の雰囲気からは程遠い どろどろ展開

    大学生時代のフィンの行状があまりにもひどい 自分のイケメンに胡坐をかいてるクズ男 クズ過ぎる
    女は産んだら100%我が子だけど、男はDNA検査せんとわからんもんね ざまーw でも、このクズ男フィン、転んでもただでは起きない ラストでそうきたか…

    0
    2017年08月02日

    Posted by ブクログ

    寂しい島だった。だがそこには支え合った友がいた、愛し合った恋人がいた―エディンバラ市警の刑事フィンは、イギリス本土から離れた故郷に望まぬ帰還をする。惨殺体となって発見された島の嫌われ者をよく知っていたからだ。フィンは事件を解決し、島から出たかった。袂を分かった親友と別れた最愛の恋人に再会する前に。少

    0
    2015年07月26日

    Posted by ブクログ

    イギリスのエディンバラ市警察の刑事が主人公。生まれ育った故郷の島で知人が殺されたため、事件解決のために訪れる。幼馴染や元恋人や知り合いたちとの再会によって、幼かった昔の思い出がよみがえる。昔の回想と、現実の描写が交互に語られる形で話が進むのだが、最初は単調でつまらない気がしたが、後半は一気に話が動き

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

    あのとき自分の気持ちを素直に言葉にできていたら、
    失敗したとしても、お互いの思い違いを修正するため、追いかけて、追いすがってでも時間を作っていたら
    ありえたはずの未来を、他人の家庭を見守るのではなく
    自分の世界にできたはずなのに。
    初恋の少女の思い出と面影、ありえたはずの未来。
    捨てた故郷と過去、す

    0
    2014年10月17日

    Posted by ブクログ

    もうちょっと突っ込んで欲しい箇所もあったけど、シリーズ続編あるみたいなので納得。
    全体的には大満足。

    0
    2014年09月13日

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