あなたを想う花 上

あなたを想う花 上

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

4.7

ヴィオレットはブルゴーニュの小さな町の墓地管理人。墓参者がいなくなった墓まできれいに手入れしている。ある時、一緒の墓に入ると決めた男女の存在が、彼女の人生を大きく揺るがすことに──フランスで130万部突破。別れの場所で輝く生を描く感動の長篇。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    あなたを想う花
  • タイトルID
    :
    1341060
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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あなたを想う花 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • あなたを想う花 上
    1,980円 (税込)
    ヴィオレットはブルゴーニュの小さな町の墓地管理人。墓参者がいなくなった墓まできれいに手入れしている。ある時、一緒の墓に入ると決めた男女の存在が、彼女の人生を大きく揺るがすことに──フランスで130万部突破。別れの場所で輝く生を描く感動の長篇。
  • あなたを想う花 下
    1,980円 (税込)
    ヴィオレットが管理する墓地は美しい。通路には樹齢百年になる菩提樹が並んでいて、多くの墓が花で飾られている。誰も訪れなくなった墓が淋しく見えないよう、ヴィオレットが花を手向けているから。墓地管理人の仕事は、そこに眠る者たちの世話をするということなのだ。ある日、ジュリアンという警視が母親の遺言をもって突然やってきた。母親が、家族には秘密で愛人と同じ墓に入ると約束していたのだという。50歳を間近にして、何度も絶望に襲われ、新しい人生をあきらめていたヴィオレットにとって、この男女の物語は大きな衝撃を与える。花が新鮮な水で生き返るように、彼女の人生もまだ終わってはいないのだ、と――

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あなたを想う花 上 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    久しぶりに素敵なお話を読んだ。

    50歳になるヴィオレット。彼女はブルゴーニュの小さな町にある墓地の管理人をしている。
    夫は随分前から行方不明。その夫との間に娘がいたが小さい頃にある出来事で亡くしてしまう。

    彼女の閉ざされた心は墓地の前の管理人と出会ってから溶け出していく。

    管理人として働きだしていろんな人々と出会い、
    その中には彼女の人生を変えてくれる人も。

    彼女の夫の思いも最後の方でわかったり、とにかく複雑ににいろんな話が混ざり合って、1本の映画を見たよう。実際に映画になるんじゃないかな。

    作者は、映画「男と女」の監督クロード・ルルーシュのパートナーという事で、そういった世界観かも。

    0
    2023年06月20日

    Posted by ブクログ

    「たったひとりで墓地を管理するヴァイオレット」という紹介文を読んですぐに読みたいと思いました。ここ半年で3冊墓暴きの小説を読みました、墓地には人生を変えるなにかがあるのでしょう。ちなみにその3冊とはスティーヴン・キング『ダーク・ハーフ』、チャド・ハーバック『守備の極意』、チャック・パラニョーク『インベンション・オブ・サウンド』になります。この小説には墓暴きシーンはありませんが、墓を掘り起こすときの注意事項が語られています。
    「墓を掘り起こすときには、墓堀り人が両隣の墓を壊さないように、見張ってほしいということだ。」
    ということで墓暴きは複数人で行うことを推奨しています。

    私は本の表紙をしらずに予約したのですが、手にとって見て驚きました。かわいらいいパステル画で装飾されているのです、この小説はハートフル・ヒューマンストーリー的なものなのかと、予想と違うなというのが最初の感想です。普段読まない小説だと困ったなと思ったのですが、思いっきり予想を越えてくれました。これは表紙と内容のギャップで驚かそうとする戦略なのでしょうか。

    上巻はヴァイオレット・トゥーサンの悲惨な半生と墓地での暮らしが交互に語られていきます。生い立ちも可哀想なのですが、フィリップ・トゥーサンというクズと結婚したのが決定打となっていくのです。

    フィリップがどのぐらいクズかというと仕事はしない、自宅にいるときはゲーム三昧、毎日浮気をする、母親の言うことには絶対従う、でも朝食にはバリッと焼いたバケットを要求する徹底ぶりです。

    ですが、クズを徹底すると色気というのが出てくるのでしょうか。女性にはもてまくります。下巻から登場するマニャンという女性の第一印象がそれをズバリ言い当てています。
    「格好も素敵だった。革ジャンの下にいつのぴちっとしたTシャツを着ていて、長い脚にジーンズが似合った。百メートル離れていたって、セックスが上手なのがわかった。女好きで精力絶倫な男だ。冷たい青い瞳でチラっと見ただけで、女なら誰でも服を脱がせることができた。」
    マニャンは結局《小さな岩》のそばで毎週同じ時間にフィリップとセックスをすることになり、かなりざつに扱われます。そんな扱いを受けたのに忘れられない人となっています、その考えは数年後に再開したときも残っています。
    「あの人はすぐ手の届くところにいた。ほんの1メートルのところに。ああ、触りたい。あたしは思った。服を脱がせたい。あたしも服を脱いで、うしろからやってほしい。前みたいに・・・。あたしはテーブルに手をついて、あえぎ声をあげる。あの時、岩に手をついたみたいに・・・。そんなこと考えていたら、自分が嫌になった。」
    愛とは何なんだと思ってしまうのですが、フランス人と日本人という人種の違いでしょうか。でも、心の奥底に眠っている感情を表に出すか隠しておくかの違いで、同じような考えは私の中にもあるのかも知れません。

    墓地での暮らしは一転して楽しく描かれています。これらがフレンチジョークというものなのでしょうか。墓地に妻をなくした男やもめをねらってた女性が現れること、墓地でキャンプするヒッピーを白いドレスを着た幽霊に紛争して追っ払うところは笑ってしましまいました。その他にもくすっと笑えるジョーク集が続きます。自分が好きなところを2点上げます。
    ・「私の墓に新しい住人が来る。五十六歳の男性で、死因は肺癌。医者によると、煙草の吸いすぎが原因だという。だが医者の言うことだ。五十六歳の男性が誰かに愛されなかったせいで死んだとは、医者は言わないからだ。話を聞いてくれない人がいなかったせいだとか、請求書が多すぎたせいだとか、借金がたまっていたせいだとかは。あるいは、苦労して育てた子供たちが、さよならも言わずに出ていってしまったせいだとかは・・・。」
    ・埋葬された個人に詩を朗読するのです、ジャック・プレヴェール「猫と小鳥」という詩を。猫が小鳥を半分食べたことで村人が悲しんだ、悲しませないために全部たべればよかったと後悔する内容です。このかわいらしいのにブラックな詩が実際にあるものなのか作者の創作なのか。後者であれば作者は本当に天才だと思います。

    ヴァイオレットの半生と墓地での暮らしが淡々と語られていき上巻が終わります、下巻でどのようにヴァイオレットが変わっていったのかがわかってくるのでしょう。

    0
    2023年05月01日

    Posted by ブクログ

    めずらしくフランス文学の和訳本。何かでおすすめされてて。最初は人物覚えられなくて、時間軸も分かりにくいからリタイアしそうになった。でも読み進めていくにつれて興味が増して行った。下巻も読みたい。

    0
    2023年10月15日

あなたを想う花 上 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    あなたを想う花
  • タイトルID
    :
    1341060
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年04月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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