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Posted by ブクログ 2018年11月25日
秀逸で分かりやすく面白い。
物語としても素晴らしく、翻訳も本当に素晴らしい。
ただ語学的にただしく訳しただけでは作品にならない。音符通りに正確に弾いただけでは音楽にならないのと同様に、という言葉に痺れた。
そこに、翻訳の「美学」を感じる。
物語に登場する博士に対して、不安や恐怖からそん...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月08日
2018年30冊目。
小学生の頃、ヴェルヌの『海底二万里』を渡されて、ほとんど読まずに放棄していたことを思い出す。
これだけ想像力が刺激され、未知の世界にワクワクできるヴェルヌの作品を逃していたことを後悔。
『地底旅行』は、大人になって読んでも心踊る、素晴らしい本だった。
危険な地底への旅に邁進...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月21日
地層を遡ることで過去への知見は広がります。
地底旅行は、地層を遡ることで過去を体感することになります。
高度な科学技術などは現れませんが、古生物学・地質学等に焦点を当てた風変りなSF小説と言えるでしょう。
科学は絶対であるとしていた教授が、間もなく理論などどうでも良いとする様が、変化を許容する科学と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月23日
ヴェルヌ恐るべし。
読みやすく、またヴェルヌらしく見せ場もきちんと用意されている。とにかく科学的知見の造詣が深い。
解説には科学、哲学、宗教学にも影響を与えると書いてあり、なんだかヴェルヌが途轍もない人間として書かれてる。しかし本編でプレートテクトニクス論を思わせる箇所があり、もしかしたら彼は大陸移...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月20日
出口治明さんの本に紹介されていて読んだけれど、科学的知識がふんだんに詰まった小説でとても面白かった。解説とセットで読むことでこの小説の醍醐味を理解できたような気がした。もともとSF小説はあまり好きではなかったけれど、科学知識の延長だと捉えられるようになったことで、ほかのSF作品にも興味をもてそうな気...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月25日
久々の再読。やっぱり面白かった&読みやすかった。
地底に広がるセンス・オブ・ワンダー。このイマジネーションに驚きつつも、すべてにそれなりの科学的説明をつけているジュール・ヴェルヌの知的能力の高さに感心します。
変人のリーデンブロック教授に振り回される常識人のアクセル少年という安定した話型をベース...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月07日
空想科学小説とは」…巻末にある解説が面白い。
現代の地球科学の定説から見ると、ヴェルヌのこの小説は荒唐無稽すぎてちょっと引いてしまうかもしれない。
でも冒険物語として読むと、「映画」ではインディ・ジョーンズシリーズもハムナプトラシリーズも、古くはロマンシングストーンシリーズだって「ありえない」が...続きを読む
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