バルザックの著作の多くは「人間喜劇」で括られていますが、本作は風俗研究-地方生活情景カテゴリ中の作品。
タイトルのラブイユーズは、川揉み女(川の水をかき回してザリガニを罠に追い込む)の意味で、バルザックあるあるで重要だけど主人公じゃない人名(蔑称)。♪エビすくい、えびすくい♬
登場人物整理は、文庫の
...続きを読む巨大しおりが便利で、人名刷り込みができればすごく読みやすく面白い。分類としてはピカレスク的悪者小説です。善い行いをする人は絶対に報われるのが当然と思ってる人にはおススメしません
第1部 悪者Aは何て悪い奴!
第2部 悪者Bに善人が挑戦し、、、
第3部 ABの最終バトルとその終着
まとめるとこんな話です(だいじょぶかww)
小説の面白さが万遍なく散りばめられていて、バルザックをたくさん読みたくなる1冊としておすすめです。