作品一覧

  • アメリカ「超帝国主義」の正体(小学館文庫)
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    1巻561円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 2001年の9・11同時多発テロ事件から、「テロとの戦争」という旗を揚げ、アフガン、イラクへと戦争を拡大していくアメリカ。アメリカをこうした戦争に駆り立てられる裏の事情とは何なのか。9・11テロ事件に関わる謎、イラク戦争に突入せざるを得なかった理由、そして、「ポスト・イラク」のアメリカの狙いは何か。気鋭のジャーナリストが世界のメディアが報じたニュースを大胆に分析・推論して、「ブッシュ・アメリカ」の危険な正体を焙り出す。
  • 金融世界大戦 第三次大戦はすでに始まっている
    3.8
    1巻1,799円 (税込)
    第三次世界大戦がすでに始まっている! ? そもそも世界大戦とは世界覇権を賭けた戦争だ。 第一次世界大戦は英国覇権に対して独墺が、 第二次世界大戦は英米覇権に対して独(日伊)が挑んだ。 今回の大戦は兵器を使った従来の軍事戦争ではなく、 ドルと金融システムによる覇権を米国が守るか失うか、 中露やEUが覇権を分割するかどうかの金融戦争である。 史上最高値を更新するNY株式市場や債権市場は、 一見米国の独り勝ちを思わせるが実際は違う。 その実態はリーマン危機に始まる金融システムの崩壊を、 QEによって辛くも凌いできた結果のバブル経済にすぎない。 現在、この米国・ドル覇権を見限る動きが世界各国で始まっている。 そしてそれを決定づけたのが、 OPECによる原油減産見送りだった…。 水面下で火蓋を切った金融世界大戦の主役は? その勝敗は? リーマン危機を超える金融のシステム崩壊とは? 大戦後の世界はどうなるか? そして、米国のQEに替わるべく 追加金融緩和をしたアベノミクス日本の運命は? 国際政治ジャーナリスト田中宇が世界情勢の真相を分析する話題作! 【目次】 第1章 ドル崩壊が近い! ●アメリカ 虚像の好景気 ●ドル崩壊の兆候 第2章 覇権の世界史と「多極化」 ●世界の根幹にある覇権の変動 ●覇権の起源:パックス・ブリタニカ ●「多極化」で読み解く政治史:1914~ 第3章 米国金融覇権の時代 ●レバレッジ型金融革命 ●金融覇権の仕組み 第4章 第三次世界大戦はすでに始まっている ●「世界大戦」とは覇権をめぐる戦い ●中国と手を組みロシア ●BRICの覇権戦略 ●対米従属に固執する日本 ●金融世界大戦の新局面
  • タリバン
    3.5
    なぜテロにはしるのか。なぜ「正義の使者」タリバンは世界の敵になったのか。アメリカ、ビンラディン、タリバン――“運命の三角関係”を読み解く、渾身の現地取材。
  • アメリカ以後~取り残される日本~
    4.0
    1巻693円 (税込)
    制限される民主主義、変質する世界経済、中国の台頭……イラク泥沼化の中で、静かにアメリカ自身が「アメリカ一極主義」以後の道を模索し始めていた。世界の見方が変わる書。
  • イラク
    4.0
    1巻693円 (税込)
    イラクを通して見えてきた世界史の巨大な暗渠――英米とアラブの確執、日本はどのようにかかわっていくべきか? 中東問題を深奥からとらえてきた著者の現地取材。
  • イラクとパレスチナ アメリカの戦略
    3.0
    1巻693円 (税込)
    アメリカがイラクを攻撃したい本当の理由は? イスラエルとパレスチナで「自爆攻撃」が続発する理由は? 9・11以降続く異常な国際情勢を、激動する中東情勢から読み解く。
  • 米中論~何も知らない日本~
    4.0
    1巻693円 (税込)
    タリバン崩壊後、世界地図はアメリカと中国によって塗り分けられていた。米中関係史と、現地取材を元に、21世紀の世界を読み解く。日本の明日は?
  • ハーバードで語られる世界戦略
    3.5
    1巻693円 (税込)
    いま、アメリカは世界をどうしようとしているのか。「知の殿堂」で第一級講師により語られるダイナミズムとその生臭さ。ハーバード留学で見たアメリカの本音とは。
  • 米中逆転 ――なぜ世界は多極化するのか?
    4.3
    1巻792円 (税込)
    国際政治は米中二強時代から、中国の一強態勢へ。普天間基地移設問題やgoogle中国撤退問題などのニュースから、その中国の真の意志を読み解く!
  • タリバン

    Posted by ブクログ

    ニュースだけの報道を見るだけでは
    彼らの本心は決して見えてこないのです。
    そもそも、メディアは悪いところを誇張しますからね。

    でも、別に読んだ本を
    この本を読む前に読んでいたので、
    彼らが悪の権化ではないことは
    分かっていました。

    彼らは、大国に踏みにじられた
    国を守りたかっただけ。
    隣国の不条理に立ち向かっただけ。

    だけれども、かの二大国は
    それを認めません。
    愚かなものですね。

    人の欲がいかに人を追い詰めるか
    分かる一冊です。

    0
    2014年04月19日
  • 米中逆転 ――なぜ世界は多極化するのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私が国際情勢について初めて手に取った本。初心者でもわかりやすく、目が鱗。中国という国の世界からみた重要性と、アメリカ外交の本当の理由など。どうしてこの時に、こうゆう政策を行ったかなどわかりやすく書かれています。著者のメルマガにも書いていますが、アメリカの多極化についても触れています。この本を読めば、メルマガにもついていけると思います。

    0
    2012年02月19日
  • イラク

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    湾岸戦争時の劣化弾の後遺症で苦しむ子供達、国中に満ちあふれるサダム・フセインの肖像画、その一方で、高級品が豊富な巨大市場、ジャンクでパソコンを組み立てるバグダッドの「秋葉原」、市場最高値をつける株式市場、ビジネスマンで混雑するホテル…経済制裁下のイラク庶民は、アラブ的絆のもとに、どこか平穏で安定した生活を送っていた。
    イラクを通して見えてきた世界史の巨大な暗渠―民主主義は万能薬か?
    はたして国家とは何だろうか?
    アメリカはいったい何をしようというのか。

    [ 目次 ]
    大使館訪問
    バクダッドへの道
    表敬訪問
    二つの民族主義
    シーア派の聖地
    庶民生活
    プロパガンダと部族政治
    バクダ

    0
    2011年04月10日
  • 金融世界大戦 第三次大戦はすでに始まっている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去の金融危機の解説まではフムフムと内容を追えたが、本題の「第三次世界大戦が金融の世界ですでに始まっている」とする仮説に入ってから話が壮大過ぎて、かつどこまで事実で何が憶測かの境界線が曖昧になって付いて行けなくなった。

    大まかには『米国覇権構造が崩れて多極化する』仮説に沿って金融関連の出来事を憶測含めて解説している。本書は2015年に書かれているようだが、ロシアを孤立させプーチンを怒らせて、ウクライナが米国の代理戦争をするシナリオも本書の仮説に沿った流れに見える。

    しかし注意が必要なのは、この手の本はまず「表のストーリー」をしっかり理解しておかないと「陰謀論」という迷宮にハマりがちなこと。

    0
    2022年08月05日
  • アメリカ以後~取り残される日本~

    Posted by ブクログ

    【要約】
    ・アメリカの中には自らを頂点とする覇権主義と、世界に幾つかの極を置いて発展させる多極主義がある。

    【ノート】
    ・もうアメリカはダントツの力を持った覇権国家ではない。数々の失策で経済的にも軍事的にも失墜してきているが、それをあえて志しているように見える意志のベクトルがある、というのが田中さんの分析。

    ・この田中宇(さかい)は「タリバン」を読んでから自分の中で要注意人物(いい意味で)になった人。

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    2018年10月28日

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