作品一覧

  • 好色五人女
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    1巻946円 (税込)
    駆け落ち、心中、不義密通……。“お夏清十郎”や“八百屋お七”など、当時起こった実際の事件をもとに西鶴が創り上げた極上のエンターテインメント小説五作品。鋭い人間観察が可能にした性愛と「義」をめぐる物語から、はかない今を恋に賭ける五人の女たちのリアルが浮かび上がる。噺家の語りを駆使した、臨場感あふれる迫力満載の新訳。恋の悲劇と喜劇が交錯する度肝を抜く面白さです。
  • 安倍晴明の一千年―「晴明現象」を読む―
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    怨霊都市平安京を護るスーパー陰陽師・安倍晴明。そのイメージはいかにして誕生したのか。平安時代に一官人として生きた晴明が、時代と世相にあわせて変貌し続ける「晴明現象」を追い、晴明に託された人々の思いを探る好著。
  • いちにち,古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌
    3.7
    1巻990円 (税込)
    誰にも等しく訪れる一日という時間を,見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう.暁の別れを描いた『源氏物語』.白昼堂々と跋扈する不気味な強盗.夕暮れに感じる人の命のはかなさ.月や夜景を愛でるこころ.──古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし,そこに息づく人々の生きざまや感性を活写する.時を駆ける古典入門!

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  • 古典がもっと好きになる
    3.0
    1巻858円 (税込)
    古文の授業がおもしろくない,というだけで日本の古典が嫌いになってしまってはもったいない! 実は,オカルトあり,恋愛ありのわくわくの宝庫なのです.教科書でもおなじみの作品を〈超訳〉で紹介しながら,自称「古文おちこぼれ」だった国文学者が,奥深い古典の世界の楽しみ方,文法にしばられない原文の読み方を案内.

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  • 猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる
    値引きあり
    4.0
    1巻440円 (税込)
    猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた数々の古典文学を紹介する。平安時代には舶来の「ブランド品」で、『徒然草』では「ねこまた」、禅問答の公案になり、秀吉の朝鮮出兵にも従軍し、芭蕉にはその恋を詠まれた、猫。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。さらに、物語絵巻、涅槃図、浮世絵……寺院の天井画まで、猫図版も満載。(講談社学術文庫)
  • セクシィ古文
    4.0
    1巻792円 (税込)
    『源氏物語』や『宇治拾遺物語』には、過激な性愛の描写が満載だった!知的で、エロティックで、抜群に面白い「古文」入門!気鋭の国文学者・田中貴子が著名な古典から24の濡れ場を厳選、奇才・田中圭一の現代語訳コミックと共にエキサイティングに解説していく。
  • 香水のレッスン 今から香水をもっと楽しむための50の方法
    3.7
    パフューマー(調香師)であり香水ショップオーナーでもある筆者が、長年の接客の経験をもとに、究極の「香水の選び方・つけ方」をわかりやすく紹介する。香りを200パーセント使いこなし、キレイになるための「レッスン」が満載。

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ユーザーレビュー

  • 猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    飼い猫を愛でながらふと、猫と人との関係って昔はどうだったんだろう?と思った時にタイミングよく出会ったこの一冊。
    とても読みやすく、古典に出てくる猫たちの様子でやっぱり大昔から猫は可愛い存在だったのねとしみじみ思いました。猫又でも、化け猫でもやっぱり可愛い愛らしい猫さん。古典にちらほら猫の話が出ていたなんて。 また古文の勉強をやり直して、大昔の猫の話を原文のまま色々読んでみたい気にもなりました。猫好きさんにはもちろんオススメ。

    0
    2025年02月14日
  • いちにち,古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌

    Posted by ブクログ

    流れる時間は同じでも、古典のなかの人々と現代の私たちとでは、その時間に起こることへの捉え方が少しずつ異なるのが面白いです。
    出典や参考文献も豊富で、ここからさらに読書を広げていきたいと思えました。

    0
    2024年08月05日
  • セクシィ古文

    Posted by ブクログ

    古文を引用し、田中貴子さんのサバサバした解説と田中圭一さんの手塚治虫風マンガがとてもマッチしています。

    今なら犯罪なことも多いのですが、笑ってしまうお話ばかりでした。
    バカバカしい下ネタが千年後も面白いっていいですね。

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    2023年01月18日
  • 猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる

    Posted by ブクログ

    猫の扱いが時代によって変わっていく様を文学作品の考察を通して論じる。歴史や仏教まで絡んでくるのが面白かった。

    0
    2021年09月06日
  • セクシィ古文

    購入済み

    対談もまた面白い

    作者と、挿絵の田中圭一の対談が面白い。今昔物語とか、漫画日本の古典で水木しげるが描いた作品も取り上げていた。

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    2021年04月15日

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