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賢者の棘 警視庁殺人分析班
被害者の生死を決める残虐なゲームが仕掛けられた。 「賢者」を名乗る犯人は、塔子を参加させるよう要求。 一連の事件は、塔子の実家に届き続ける脅迫状とも絡んでいて!? 鮎川賞作家・麻見和史が贈る本物の推理と興奮。 大ヒット「警視庁殺人分析班」シリーズ文庫最新刊! ★★★★★ 『賢者の棘』あらすじ 刑事・如月塔子の実家に届き続ける脅迫状。十円切手が多数貼られた手紙には、刑事だった父・功への恨み言が書かれていた。過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。「賢者(ワイズマン)」を名乗る犯人が現場にゲームを仕掛けて、勝敗で被害者の生死を決める凶行に及んだのだ。犯人は塔子を捜査に参加させるよう要求。脅迫状との関連は。残虐な犯人の正体とは!? シリーズ累計80万部突破の大人気警察ミステリー!(講談社文庫) -
時空探偵 ドクター井筒の推理日記
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作 大正時代から現代に戻る鍵は関東大震災!? 現役医師が描く医療ミステリー×タイムリミットサスペンス 研修医の井筒は東北旅行中、ある洞窟の割れ目に吸い込まれ、 大正12年6月の東京・王子にタイムスリップした。 近所にある病院の院長宅に居候することになった井筒は、 診察を手伝い、病院に持ち込まれる事件や謎を解決しながら現代への戻り方を探る。 そして9月1日の関東大震災発生時、王子で時空の扉が開く可能性が高いことを知るも、 井筒は8月から大阪へ往診に出かけることになり――!? -
一駅一話! 山手線全30駅のショートミステリー
電車内には、たくさんの物語があふれている―― 世界23言語に翻訳 『人生写真館の奇跡』 著者書き下ろし最新作! 笑いあり、涙あり、感動あり! 3分で楽しめる一駅間の超短編集! (あらすじ) 母親から教育虐待を受けている児童を救うため、立ち上がる三人の乗客たち。その方法とは……(「通勤電車の流儀」)。一週間で一番憂鬱な月曜日。そんなとある月曜日、満員電車に乗っていると聞こえてきたのは笛の音で――(「月曜日の笛吹き男」)。駅と駅のあいだの時間で一編が楽しめる、山手線をテーマにしたチャーミングでシュールでハッピーなショートショート・ミステリー全30話、詰め合わせ! (著者プロフィール) 柊サナカ 1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』で2013年デビュー。他の著書に『人生写真館の奇跡』『古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖』「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズ(以上、宝島社)、「機械式時計王子」シリーズ(角川春樹事務所)、「二丁目のガンスミス」シリーズ(ホビージャパン)、「天国からの宅配便」シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP研究所)、『ひまわり公民館よろず相談所』(KADOKAWA)などがある。 -
晴れた日は図書館へいこう
茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。六十年前に貸し出された本を返しにきた少年、次々と行方不明になる本に隠された秘密…… 本と図書館を愛するすべての人に贈る、とっておきの“日常の謎”。知る人ぞ知るミステリーの名作が、書き下ろし短編を加えて登場。 -
がらく屋の呪われた質草
人に呪いを振りまく悪い魔法使いが描いた肖像画の真実とは――? 買取専門ショップで働いていた神楽は、祖父の遺言で彼が経営していた質屋『がらく屋』を譲り受けることになる。 しかし、質流れしてしまった『曰くつきの絵画』を取り戻すまでの期間限定で、千景と祖父の家で一緒に住むことに!? 個人経営の古びた質屋に持ち込まれる質物をめぐるハートフルドラマ 第一章 魔法使いに呪われた質草 第二章 幽霊が喜ぶのは、呪われたラーメン屋台 第三章 呪われた小箱と遺産をめぐる狂想曲 第四章 恩師の呪われたネクタイピン 第五章 魔法使いがかけた呪いを、ポジティブでぶっ飛ばす 第六章 絵の中にいる真実 2012年頃よりWEBに小説を投稿しはじめる。2015年に連載を開始した「コンカツ!」でアルファポリス「第8回恋愛小説大賞」大賞を受賞。2016年、同作にて出版デビューに至る。『第二回お仕事小説コン』優秀賞受賞作家。マイナビ出版より『おいしい逃走』『河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録』1~3巻、『あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中』1~2巻を発行。また著書に『ぽんこつ陰陽師あやかし縁起』(アルファポリス)、『京都北嵯峨シニガミ貸本屋』(双葉社)などがある。 -
僕らは、抱き合いながらすれ違う
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『詩を読みたくなる日』『となりの谷川俊太郎』で知られるポエムピースから、新しい現代詩詩集ができました。 現代詩人 Payaoが書く、苦しくて、もどかしくて、だけど愛おしい言葉の数々。 「失くしたことで気づける愛」をテーマに、30篇の詩をお届けします。 そういえば、 風の強い日が好きだった 永遠にのぼる雲 無限につづく向日葵 届かないモノを追いかけられるほど 心がありあまっていたのに 接続詞がもどかしい 余白のなかに帰りたい 大勢の人に囲まれても 心は宇宙でひとりきり やっと大人になれたのに やっぱり生き直したいなんて そんなの、絶対 寂しくないですか (本文より抜粋) うつ病を経験し、一時は希望を見出すことができなかったという著者。 同じように不安を感じている人に言葉を届けるためSNSに詩の投稿を始めると、またたく間に共感を呼び寄せ、話題になりました。 本書では、その中からとくに反響の大きかった作品を厳選して掲載するほか、新たに書き下ろされた詩も収録。詩の傍らには著者自身が撮影した写真を添え、季節のうつろいとともに繊細な心の動きを感じられるような構成をとりました。 みんなが未来に不安を感じ、愛情に飢えているこの時代だからこそ生まれた、誰かの傷に寄り添うような一冊です。 -
バイオリン狂騒曲
国際コンクール目前。黒人バイオリニスト、レイの楽器が突然ホテルから消えた。残されたのは1枚の脅迫状。盗まれたのは、かの名器ストラディヴァリウスだった――差別と偏見に耐えようやく掴んだ大舞台への切符。バイオリンを狙う思惑と計略が渦巻く中レイは決勝の舞台に立つことができるのか!? そして明らかとなるバイオリンに隠された衝撃の秘密とは!?――「音楽の描写が特に素晴らしく、自分が読んでいるのか、それともコンサートを聴いているのか時々わからなくなってしまう」(ワシントン・ポスト)他、各紙が絶賛! 手に汗握る、青春音楽ミステリー!! -
カーペンターズ・ゴシック
超高密度文体で紡がれる黙示録的ゴシック・サスペンス! 全米図書賞&日本翻訳大賞受賞作『JR』の作家ギャディスによる、一軒の古いゴシック式洋館を舞台に繰り広げられる、世界的陰謀と底無しの悪意が渦巻く狂騒劇―― * 今は亡き大鉱山主の娘エリザベス・ブースは、ハドソン河畔にある古いカーペンター・ゴシック様式の屋敷に、夫ポールと暮らしていた。 山師気質で粗暴なポールは、メディアコンサルタントとしての成功を目論見、いくつもの胡散臭い事業の立ち上げを画策し動き回っている。 ひっきりなしに屋敷にかかってくるいくつもの電話、そして訪ねてくる怪しい男たち。 彼らが交わす錯綜した会話の断片からは、CIA、FBI、放送局、種子販売会社、鉱山開発会社などの影が垣間見え、やがて巨大利権をめぐる遠大な世界的陰謀へと話は広がり、エリザベス自身もそこで起こる事件へと巻き込まれていく…… 全米図書賞受賞『JR』の作家ギャディスによる、一軒の屋敷を舞台に繰り広げられる、超絶技巧×超高密度文体のゴシック・サスペンス&黙示録的狂騒会話劇。 (1985年作) -
幸福御礼
東京で夫と穏やかな暮らしを送っていた由香にとって、悩みの種は夫の実家のことだった。 結婚当初「どうってことないうち」と言っていた夫の実家は、北関東にある河童市の由緒ある家柄で、祖父が元市長であり伯父は現職の市長だったのだ。 煩わしいことには関わらないと宣言していた由香だったが、夫の伯父である現職市長が病に倒れてから状況は一変。 地元に帰ることはないといっていた夫は、姑や伯父の懇願に負けてしまい、選挙に出ることを決意してしまう。 最初は別居して選挙と距離を置いていた由香だったが、次第に選挙をめぐる問題に巻き込まれていき――。 選挙を通じて描かれる、本音と建て前が渦巻く家族小説! -
君のために鐘は鳴る
島田荘司推理小説賞受賞! 21世紀の『十角館の殺人』がマレーシアから登場 最愛の妻を亡くし引退したベストセラー作家がある日、 ふと目を覚ますと、そこは見知らぬ孤島だった。 やがて桟橋に船が着き、老若男女が島に降り立つ。 一行はデジタル機器に囲まれた日常の疲れを癒し、 本来の人間性を取り戻す「デジタルデトックス」のために 島に渡って来たという。 メンバー相互の会話や、視線を合わせることさえ禁じられ、 読書やメモをとること、音楽を聴くことも不可。食事は菜食のみ、 そして殺生も厳禁という環境の中でデジタル・デトックスが始まるが、 やがて残酷な連続殺人事件が発生する。 作家はそのすべてを目撃するのだが、 なぜかメンバーたちの目には彼の姿が映らないらしい……。 華人系マレーシア人の女性作家が、 ミステリ界の巨匠・島田荘司氏が提唱する21世紀本格に応えて放った、 〈21世紀の『十角館の殺人』〉! -
逝きたいな ピンピンコロリで 明日以降
「今日もまた アレ・コレ・ソレで 日が暮れて」「何度目だ? 同じ映画が 新鮮だ」 認知症が心配になるほどのもの忘れ、墓じまいをめぐる親戚騒動、定年後の夫とのうんざりする暮らし。 問題解決を試みるも頭は回らず、集中力は続かず、あまつさえ膝に水まで溜まる始末。 それでも明日はやって来る。それどころか明後日も。思ったよりも人生長い。それならばーー 頭と体はガタだらけ。失われゆく記憶、気力、体力。簡単に決壊する涙腺と堪忍袋。 でも心と知恵と経験なら、たっぷりある。 60代~アラ100男女7人が笑い、泣き、困惑し、挑戦する! 人生100年時代の新・シニア像を描く書き下ろし7編 -
おかえり、めだか荘【電子特典付き】
「めだか荘」でルームシェアをするアラサー女性4人。 恋愛願望が強すぎて上手くいかない遥香、あと少し売れたくて「脱ぐ」か悩む女優の那智、 プロポーズされるも仕事を頑張りたいからと結婚に踏み切れない楓、父親や弟との関係にもどかしさを抱える柚子。 性格や職業がバラバラな4人でも楽しく過ごしていたが、 リニア開通に伴う都市再開発のため、8ヶ月後に退去するよう連絡が来て……。 ――私の人生、これでいいのかな? ●著者コメント 子どもの頃から、物語を想像したり妄想したりすることが好きでした。 文章を書くことも好きだったので、作家になりたいな、なんて思っていた時期もありました。 ですがいざ書き始めても、物語を完結させることができない。読書感想文で褒められることもない。 いつのまにかそんな夢を持っていたことも忘れて、わたしはアイドルになり、いまは結婚もいたしました。 そんなわたしの元に突然現れた小説家デビューのお話。 KADOKAWAさんに助けていただきながら、人生で初めて物語を完結させることができました。 特別に教養があったり、詩的センスがピカイチではないわたしに何が書けるだろう、と不安でしたが、 これまで経験してきたことを武器に、そして今のわたしにしか書けないものになったかなと思います。 人生何があるかわかりません。何年越しに忘れられていた小学生の時の夢が叶ってとても嬉しいです。 たくさんの方に手に取っていただけますように。 -
ブックキーパー 脳男
乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた! 驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決! 警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ3件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。異常犯罪のエキスパートとして現地に急行した警察庁の若き女性警視・鵜飼縣は茶屋警部を従えて捜査にあたる。一方、同市の鞍掛署は秘かに謎の老人の行方を追っていたが、発見した途端に鈴木一郎=脳男が現れて妨害する。鞍掛署にはまた署をあげての交通事故隠蔽疑惑があり、真相を探ろうとした茶屋のかつての部下が殺される……。 鍵を握る「ブックキーパー」とは何者か? 残虐な連続殺人事件の真相とは? そして神出鬼没の脳男=鈴木一郎が戻ってきた理由とは? 乱歩賞受賞最大の問題作「脳男」シリーズがさらにパワーアップして登場。総勢60名以上の人物を見事に描き分け、テンポよく切り替わる場面に目が離せない、エンタメの王道を行く超弩級サスペンス巨編。 -
人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直木賞作家が60代にして漫画家デビュー! 荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。「アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……(大河の彼方より)。「93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……」(人生がそんなにも美しいのなら)。「4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……」(あの日の桜の木の下で)など、人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全9編収録。 -
終末のアリア
2021年9月11日午前8時46分、国会議事堂に無人偵察機が墜落・炎上した。 同時多発テロから20年後のこの日、誰が何を目的にテロを起こしたのか? そしてなぜターゲットは日本なのか――。 奇しくも同じ日、アメリカが国際指名手配するイスラム過激派テロリスト・赤星瑛一が警視庁に出頭してくる。このままではCIAに暗殺される、身の潔白を証明させてほしいと保護を求めてきたのだ。 警察はテロ犯の疑いをもって赤星の身柄を拘束するも、その後に次々とサイバーテロが発生、取調室の赤星は「神の裁き」だと繰り返すばかりで犯人像はまったく掴めない。 首相官邸、防衛省、警察庁は一枚岩になりきれず右往左往、具体的な対策を打ち出せないでいるうちに、東京の電力供給がストップし、国民生活にも被害が及び始める。 大混乱の最中、追い打ちをかけるように北朝鮮のミサイル発射を知らせる警報が鳴る・・・・・・。 突如訪れた国家と世界の危機に、「平和の国」日本はどう立ち向かうのか。 -
独り身同心
北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎に、上役から縁談話が持ち込まれた。相手は五百石鳥の旗本の出戻り娘だが絶世の美女だという。独り身ゆえの気楽さから、如何に話を断ろうかと悩んでいたある日、縁談相手の百合が伊十郎の元を訪れた。評判通りの天女のような美しさに一目惚れした伊十郎。しかし時を同じくして、妖艶な音曲の師匠・おふじが現れ、伊十郎の心は揺らぎ始める――。一方で、江戸市中を騒がす盗人『ほたる火』と対峙した伊十郎だったが、あることから『ほたる火』を取り逃がしてしまう……。独り身同心に降りかかる、女と事件の行く末は? 待望の新シリーズ、第一弾(解説・三田主水) -
サイレント 黙認
あのとき、わたしが黙っていなければ――。 見て見ぬふりの負の連鎖が、おぞましい悪夢を呼び寄せる。 デビュー作『スイート・マイホーム』が映画化決定! ホラーサスペンス界の鬼才が放つ、戦慄のサイコ・スリラー! 建築会社に勤める勝人は、コーヒーショップ店員の華と運命の出会いを果たす。一目で心を奪われた勝人は、彼女との距離を少しずつ縮めていく。ところが、それから勝人は奇妙な子どもの姿を目撃するようになる。自分以外の誰にも見えない幻影に苦しめられながらも、華の優しさに救われる勝人。一方、華の弟である星也は、突然様子が変わった姉が気に入らない。華の彼氏は、本当に信用できるやつなのか? 血のつながらない姉にほのかな恋心を寄せる星也は、親友の葉月とともに、勝人のことを調べ出すが……。 -
ゴースト・ポリス・ストーリー
妹への叶わぬ恋心を抱いたまま、俺はどうやら死んでしまったらしい。 「お兄の仇、私、絶対とるから!」 妹は刑事になり、死んだ俺は内通者の疑いをかけられ、そして「幽霊のセブンルール」に戸惑っていた。 渋谷署の刑事・長島日樹は、同じく警察官の妹・聖奈と二人暮らし。 実は血の繋がらない妹に切ない感情を抱く日樹だったが、その思いを断ち切るべく捜査に明け暮れていた。 ある日、帰宅中の夜道で何者かに襲われた直後、ある人物と出会う。 「あのね、幽霊にもルールがあるの。だいたい7つくらい。『幽霊のセブンルール』ね」 その1、無念が晴れたら成仏する その2、昼間はけっこう疲れる その3、幽霊に生理現象はない その4、好きな場所に移動できる その5、寺と鏡には近づくな(焼肉店も追加予定)。 その6、人間界にも影響を与えることができる(ティッシュペーパーを揺らす程度)。 その7、………… -
道をたずねる
地図の空白地帯を埋めろ! 人はみな「自分の道」をゆく英雄である。 友情、青春、仕事、人生。 俺たちは、ただ前だけを見て歩いてきた――。 地図会社キョーリンの調査員・合志俊介。彼の仕事は日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めること。 俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた。 一つ、友のピンチは助けること。二つ、友の頼みは断らないこと。三つ、友に隠し事はしないこと。 その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始めた。 地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語! ※この作品は単行本版『道をたずねる』として配信されていた作品の文庫本版です。 -
ミセス・マーチの果てしない猜疑心
人気作家の妻ミセス・マーチには妄想癖がある。夫は殺人犯だと信じ込む彼女は調査を始め……現実が妄想に侵されるサイコミステリ -
彼女はそこにいる
第1話「あの子はついてない」 母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。妹の面倒を見ながら、新しい学校に馴染んでゆく茜里だが、家の中で奇妙なことが起こり始める。知らない髪の毛が落ちている。TVが勝手に消える。花壇に顔の形の染みが出来る。ささやかだが気になる出来事の連続に戸惑う茜里。ある夜カーテンを開けると、庭に見知らぬ男性の姿が――。 第2話「その家には何もない」 不動産仲介会社に勤める朝見は、大学の先輩でフリーライターの高田に「曰わく付きの物件」を紹介して欲しいと頼まれる。次々に貸借人が入れ替わる家の話をしたところ、「内覧したい」という高田に押し切られて現地へ向かうことに。そこは最近まで中学生の娘と母親が暮らしていた庭付きの一軒家だった。 第3話「そこにはいない」 その家にはなぜ人が居つかないのか? 新たな住人をきっかけに、過去の「ある事件」が浮かび上がる。 -
こちら横浜ポートシティ不動産
勤め先の倒産で、横浜市中区にある横浜ポートシティ不動産に勤めはじめた浜野マリ。けれど勤め先の社長は一見なにも仕事をしていないようで、夕方から車内でお酒をのみはじめるという変わった人物。1週間くらい会社に顔を出さない期間もしばしばだ。しかしそんな社長のもとにさまざまな人々が訪れ、社長と話をしたあとは笑顔になって帰っていくのを、マリは不思議に思っていた。 そんなある日、ポートシティ不動産に弱々しげなひとりの老婦人が訪れる。彼女は2か月前に急逝した地元の大地主永田金蔵の妻、永田君子で「資産家だった夫が急逝したことで相続争いが起こっているので、助けてほしい」と言う。横井とマリはクセ者ぞろいの相続人たちに話を聞きながら、金蔵の遺した資産の全容に迫っていくが、しだいに金蔵の知られざる一面が明かされることになる――。「相続」「不動産」をテーマとして横浜市を舞台に繰り広げられるミステリ・エンターテインメント小説! -
黒い瞳のブロンド
マーロウのオフィスを訪れた女は、消えた愛人の捜索を依頼する。だが、彼はすでに死んだはずで……『ロング・グッドバイ』公認続篇 -
子ども嫌いな私のアパートに、座敷童が住んでました。
ハウスメーカー勤務の東湖澪・通称とっこは子供が苦手。ある時、兎のビッケと悠々自適に暮らしていたアパートの両隣と真上の部屋に子連れのファミリー世帯が住むことに! 突如敷かれたお子様包囲網を脱するべく引っ越しを決意したとっこだったが、新たな物件に入居した日の晩、そこには見知らぬ子供の姿が……!? 「ぼくは…ざしきわらしぜよ」 やむなく座敷童子のたっくんと同居生活を始めたとっこ。それでも一緒に暮らし、次第に打ち解け始めた頃、たっくんの悲しき真実を知ることに――。 -
濃霧は危険
過保護に育てられたレデヴン館の相続人ビル・レデヴン少年は、同年代の少女のいる知人宅で休暇を過ごすよう親に命じられ、気乗りしないまま、シルバーのロールスロイスに乗せられ目的地に向かっていた。ところが、霧が濃くたちこめた荒れ地の途中で、いきなり、意味も分からないまま、お抱え運転手のブランドンに車からつまみ出されてしまう。同じころ、周到な計画のもとに、〈ナイフ〉と呼ばれる若者がボースタル少年院から逃亡する。 ビルは荒れ地をさまよううちに少年パッチと知り合い、行動をともにするようになる。二人はビルが思わぬ形で手に入れた暗号で書かれた文書を解読しながら、〈にやついた若者〉、〈ヴァイオリン〉、片手が鉤爪の男との、追いつ追われつの冒険へと踏み出してゆく。 オールタイムベスト級の傑作を次々と発表し、いわゆる英国ミステリ小説の黄金時代最後の作家としてゆるぎない地位を築いたクリスチアナ・ブランドが、すべての少年少女のために、みずみずしい筆致で、荒涼とした大地と海が広がるイギリス南部のダートムアを舞台に繰り広げられる冒険を描いたジュヴナイルの傑作。 装訂・シリーズロゴデザイン=坂野公一(welle design) -
眠れないほどおもしろい信長公記
「歴史書探訪」シリーズ累計13万部!第六天魔王・織田信長の激しすぎる生涯を描いた一代記にして、一級史料の『信長公記』をわかりやすく、おもしろく読み解きます。頭脳も切れるが、気分もキレる!こんな人物、もう二度と現われない!?◇悪童上等! “ヤンキー仲間”は小姓の前田利家◇濃姫に「偽情報」をリーク! 閨房での狡知な計略◇桶狭間――伝説の奇策で「勝ち目ゼロ」からの限界突破!◇宿敵の首を「金ピカ髑髏」にあつらえて酒宴!◇第六天魔王のスイッチON! 霊峰比叡山を焼き討ち◇京都御馬揃え――“超ド派手な軍事パレード”で権力を誇示◇「集めた茶器を見せびらかしたい!」その心は…?◇究極のワンマンが招いた劇的な幕切れ「天下布武」を邪魔するヤツは容赦しない――「第六天魔王」と呼ばれた男の真実がわかる本! -
生まれてきてごめんなさい定食
5分で、どこからでも読める! 脳内が混乱し、癖になる――病みつきグルメ短編集。『余命3000文字』著者最新作。 ふらっと立ち寄った定食屋の『生まれてきてごめんなさい定食』。どんな定食かと店員に尋ねたら…?(「生まれてきてごめんなさい定食」) 自分にとっての母の味は幼いころ食べた手作りカレー。辛いだけでなくどこか舌がピリッと痺れるような味には、おぞましい秘密が……。(「母親のカレー」) -
幽霊と探偵
元刑事の探偵・巻矢健太郎には、幽霊の相棒・月島人香がいる。人香は巻矢の元同僚で、失踪時の記憶を失くして巻矢の前に現れた。以来、悩みを抱える依頼人に取り憑き、事務所に連れてくるようになる。 部屋から忽然と姿を消した歩けないはずの父を捜す男性。神社に現れる少女の幽霊に会いたがる女子大生。人香が持ち込むやっかいな問題を片付けながら、巻矢は人香失踪の真相を探るのだが……!? 『探偵・日暮旅人』シリーズ著者が贈る、心優しき幽霊と苦労性の探偵の、心温まる謎解きミステリ! ―登場人物紹介― ◆巻矢健太郎(まきやけんたろう) 刑事を辞め、探偵として元同僚・人香失踪の謎を追っている。ぶっきらぼうながら面倒見が良く、幽霊になった人香に振り回される苦労人。 ◆月島人香(つきしまひとか) 巻矢の元同僚で心優しき美青年。突然行方不明になり幽霊となって現れた。失踪時の記憶はない。依頼人に取り憑き、探偵事務所に厄介な問題を持ち込む。 -
香華宮の転生女官
「働かざる者食うべからず」が信条の苦労性貧乏OL・長峰凜、28歳。仕事も恋も、最近若干停滞気味。 ある日凜は、彼氏が親友と浮気をしている場面に遭遇する。 追いかけようとして車に轢かれてしまった凜は、目覚めると中国とおぼしき過去の世界に転生していた! すぐ横には血まみれの死体。まったく状況が呑み込めずにいると、なんと殺人事件の犯人と間違えられ、投獄されてしまう。 窮地に陥る凜だが、時の皇帝の甥で武官である趙子陣(ちょう・しじん)に助けられ事なきを得る。 周囲の人の話から推測するに、どうやら凜は、自分と同じ名前を持つ宮廷女官・南凜(なん・りん)の体に転生してしまったらしい。 子陣の屋敷に居候することになった凜は、現世では全く役に立たなかった数々のスキルを使い、子陣や周囲の人を助ける。 その活躍ぶりが耳に入り、凜は皇帝の勅命を受けて香華宮で女官として働くことに! 裏ミッションとして、皇帝のスパイを命じられた凜は、宮中で数々の奇妙な事件に遭遇し……? -
妖しいご縁がありまして
「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。 ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。 時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。 「おまえ、面白いものをなくしているな」 二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!? 記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母ととも過ごした田舎町を奔走する。 記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。 -
エンドロール
『時空犯』でリアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10第1位に輝いた著者の、待望の長編! 202X年。新型コロナウイルスのせいで不利益を被った若者たちの間で自殺が急増する。自殺者の中には死ぬ前に自伝を国会図書館に納本するという手間をかけている者がいた。その数200人。共通するのは陰橋冬という自殺をした哲学者の最後の著書と自伝を模倣するということ。 早世したベストセラー作家・雨宮桜倉を姉に持つ雨宮葉は、姉が生前陰橋と交流があり、社会状況の変化から遺作が自殺をする若者を肯定しているという受け止められ方をしてしまったという思いから、自殺を阻止しようとするが……。 -
弁護士サマンサ・ブリンクマン 宿命の法廷
悪徳渦巻くロサンゼルスで 彼女は犯罪者のために戦う! 女性弁護士の激闘を描くリーガル・サスペンス 「マーシャ・クラークが法廷や殺人ミステリーに精通しているのは当然だ――そのうえで、彼女はすばらしい作家であり、ストーリーテラーだ」ジェイムズ・パタースン 「LAの元検事による、トップクラスの謎解きミステリー……驚愕の展開と衝撃のシーンを散りばめる稀有な作家である」パブリッシャーズ・ウィークリイ誌(特選) サマンサ・ブリンクマンは、苦難の道を切りひらき、ハリウッドの近くに法律事務所をかまえる少壮の弁護士だ。 だが、その内実は火の車。依頼人は犯罪多発地区の懲りない面々ばかりで、報酬は安定せず、車の修理費にも事欠くありさま。今夜も、まともな法律家ならことわりそうなケーブルテレビの番組に出演したのはいいが、帰りの街角で強盗に遭遇、生命の危機に直面する。そんな場所が彼女のフィールドなのだ。 さて、メディアはいま、女優とルームメイトが殺害された事件で持ちきりだったが…… -
野心と軽蔑 電力王・福澤桃介
憎まれて世を渡れ! 華々しい経歴の一方で、悪評も多かった稀代の実業家の生涯に迫る歴史小説。日本の電力事業の基礎は、この男が築いた! 明治元年、貧しい家庭に生まれた桃介は、大いなる野望を抱いて慶應義塾に入学。福澤諭吉にその才能を認められ、娘婿となることと引き換えにアメリカ留学を果たす。帰国後、結核や妻との不和に苦しむも、相場で財を成した桃介に対し、世間からの評判は厳しかった。自身が何を為すべきか悩んだ桃介は、急流木曽川を舞台に水力発電に挑む。そこから関西電力・中部電力の礎を築いて、ついには「電力王」と呼ばれるまでに至った男の仕事観と波瀾の人生を描いた渾身の長編小説。 〈目次〉プロローグ 第一章 美少女 第二章 名門 第三章 アメリカ生活 第四章 新入社員 第五章 失意の時 第六章 裏切りは世の常 第七章 勤め人の生き方 第八章 電力は面白い 第九章 木曽川開発 第十章 桃介流に愉快に生きる エピローグ 参考文献 -
孤島の十人
そして誰もがいなくなる…… 嵐に閉じこめられた孤島の屋敷ではじまる恐怖の殺人劇 休暇をすごしに孤島の別荘に集まった十人の若者たち。家族に内緒で参加したメグは、予想外の事態に直面する。親友のために恋愛を断念した憧れの相手が来ているのだ。嵐が島を襲うなか、何者かの恨みを示す謎の動画が発見され、ついに犠牲者が! 通信が遮断され、完全に孤立した状況下で、人間関係はもつれ、十人は次々命を落としていく。いったいなぜ? そして犯人は? 映画化・ドラマ化で人気の著者が『そして誰もいなくなった』の世界に挑んだサスペンスフルなミステリー。〈解説・千街晶之〉 -
曽我兄弟より熱を込めて
「伝え残したい古えの心、今ふたたび」 曽我兄弟遺跡保存会会長 久保寺公雄氏推薦。 妖刀・膝丸の主としても注目の曽我十郎祐成・五郎時宗兄弟。 どんな困難にもめげず、父の仇討ちを果たして散った若き二人の物語が 講談調の語りと徹底した時代考証で鮮やかに蘇る! 鎌倉期の生活や文化に関する解説も満載の一冊。 幼くして理不尽に父を失った曽我兄弟。 仇討ちが禁じられた鎌倉殿の時代、どんなに世間から虐げられても、その志を砕くことはなかった。 はたして彼らの運命は如何に――。 一心同体の兄弟愛、揺るぎない信念の美しさ。 歌舞伎や講談の題材として800年にわたり愛された若武者たちの実像。 -
遺品博物館
遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館です。古今東西、さまざまな遺品を蒐集しております。選定基準については諸事情によりお話しできません。ただ、その方の人生において重要な物語に関わるものを選ぶことになっております……生前に約束した遺品の寄贈を受けるため、契約者の遺族の元を訪れる遺品博物館の学芸員、吉田・T・吉夫。この男が収蔵品として選ぶのは、死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々だった。彼が遺品と引き換えにもたらすのは、救済か、破局か――。熟練の技巧がえぐり出す、死者と生者を繋ぐ八つの謎物語。/【目次】川の様子を見に行く/ふたりの秘密のために/燃やしても過去は消えない/不器用なダンスを踊ろう/何かを集めずにはいられない/空に金魚を泳がせる/時を戻す魔法/大切なものは人それぞれ/解説=三島政幸 -
シャーロック・ホームズの誤謬 『バスカヴィル家の犬』再考
ホームズの推理は間違っている! 『アクロイド殺害事件』におけるポワロの推理に異を唱え、真相を暴いて話題を呼んだ推理批評家バイヤール。フランス論壇の雄たる彼が、今回はシャーロック・ホームズに挑んだ。長編『バスカヴィル家の犬』のホームズ推理の疑問点・矛盾点を鋭く指摘し、真犯人を炙り出す。/【目次】登場人物/ダートムアの荒地/捜査/第一章 ロンドンにて/第二章 荒地(ムーア)で/第三章 ホームズの手法/第四章 不完全性の原理/再捜査/第一章 推理批評とは何か?/第二章 複数の語り/第三章 犬のための口頭弁論/第四章 ステープルトンの弁護/幻想性/第一章 シャーロック・ホームズは存在するのか?/第二章 テクストへの移住者/第三章 テクストからの移住者/第四章 ホームズ・コンプレックス/現実/第一章 文学による殺人/第二章 見えない死/第三章 真実/第四章 そして真実のみを/バスカヴィル家の犬/訳者あとがき/解説=杉江松恋
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