サイレンス

サイレンス

小説・文芸
800円 (税込)

4pt

一気読み必至の偏愛サスペンス。
婚約者が雪深い孤島で突然失踪……、故郷の島には恐ろしい“秘密”があった。

深雪は婚約者の俊亜貴を連れ、故郷の雪之島を訪れる。結婚してありふれた幸せを手にいれるはずだった。ところが、祝宴の席で深雪は思いもよらないことを島民たちから知らされ、状況は一変する。やがて俊亜貴は行方不明に……。この島、何かがおかしい――。『暗黒女子』の著者が、人間の奥底にある執着心と狂気を描いた傑作サスペンス。

解説・澤村伊智

※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    サイレンス
  • タイトルID
    :
    696633
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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サイレンス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怖い。静かに、寒気が立ち昇るような冷え冷えとした感じがする。これは何かと思ったら冬である。雪がわんさかと降り、静かに歯を食いしばるでもなく過ぎるのを待つしかない悪夢の季節だ。
    田舎の最低で最悪のところがこれでもかと描かれているが、誰も彼もが悪人ではない。窮地には手を差し伸べてくれるし、話も聞いてくれる。
    そういうところが嫌なのである。読みながら、放っといてくれ、と叫びそうになった。
    島から出たい、なのに出ていけない。オリバー・ストーンの『Uターン』のような悪夢の群像劇だが、映画がノワールならこちらはミステリだ。そのくせ心まで凍りつかせる。ああヤダ……。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    新潟の島出身のアイドルになりたかった女、深雪が、アイドルのマネージャーとして働きつつ同業界の男と付き合い、結婚するために実家に連れて行くのだが、というの流れのやや薄いのサスペンス。その男は、おそらく殺されて雪に埋もれているんだろうけど、深雪は地元の男と結婚して子をなし、幸せに生きているので、これはこれでいいんだろうなという読後感という面白い作品だった。

    0
    2023年09月19日

    Posted by ブクログ

    表紙の女の人が不気味で…
    誘われるように本が手元に…(^◇^;)

    うちは、田舎ってのがないので、古い因習とか縁がないけど、息苦しさは何となく分かる。(おじいちゃんの代ぐらいに、勘当かなんかされて、実家とは切れてるような話を聞いたが…詳細不明…)
    でも、ええとこもあるんやろな。知らんけど^^;

    大どんでん返しみたいな種明かしは、ないけど、何となく段々と分かってくる。
    島の守神の仕業か、それとも犯人は?

    島出た娘が、婚約者連れて来て、品定めして…碌なヤツでない場合、何故か、別れてしまう。というか消える…
    多分、島にとって、島出身の人にとって、良くないと思われたら、ジ・エンド!
    まぁ、確かに、祟られてもしゃーない気もするから、神さん応援するけど、度を越さんのか?
    神さまでも何でもないのに…

    島の人ら、平然とし過ぎで、めっちゃ不気味!









    神も仏もあったもんじゃない…

    0
    2023年07月22日

    Posted by ブクログ

    基本イヤミス、たまにサスペンスめいた話だなーと思ってるとホラーが紛れ込んでくる。徐々に真相っぽいものがチラ見えするが、もやっと不気味な感じがずっと漂う。こういうの好きだし、この人の作品は全体的に好きな部類。

    0
    2023年01月16日

    Posted by ブクログ

    やっぱり秋吉理香子さん!
    どの本読んでも今のところ好きです。

    田舎ならではの窮屈な感じが伝わってきて
    なんとなく、わかる、わかる、ってなりました。

    身勝手男のだらしない感じもわかるし、
    それを好きな彼女の気持ちもほんとわかる描写で、ペースよく読めました。

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    主人公が婚約者となる男性を連れて故郷の島に帰る。
    そこで、婚約者の秘密や島民の得体のしれなさが徐々に明るみになっていって…という話

    田舎から抜け出したいと思っていた主人公が、本当はそうした閉塞的な暮らしに居心地の良さを感じているというのも面白かった。

    婚約者がかなりのクズなので同情の余地はほとんど無いのですが、島民側も色々と理由をつけて主人公(若者)を島から出すまい、という思いが見えていて人間の黒いところが見え隠れした。

    また、島からは誰も出ることができない、を改めて繰り返すことが予見されるラストも良かった。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    意外とないかも?・・・なミステリーの設定かもしれませんね。
    アイドルを目指したかった田舎の女子。
    でも、育った環境って、その人に染み付いていて、意外と抜けないものなのかもしれません。
    そして、そこが安心する場所になっていく。
    都会ぐらしで巣食われていく、人間の心の闇。
    皮肉でもあり、考えさせられることも多いです。
    ある意味、本当に怖いストーリーって、こういう、普通の人たちのやることかもしれません。
    この著者の、他の作品も読もうと思っています。

    0
    2020年09月30日

    Posted by ブクログ

    閉鎖的な田舎特有の、逃げ場のない恐怖を突きつけられる一冊でした。
    深刻な過疎化に歯止めをかけるため、若者を都会へ逃がさず地元へ永住させようと画策する村人たち。その「村を守りたい」という一見純粋な願いが、次第に狂気を帯び、取り返しのつかないミステリーへと変貌していく過程に鳥肌が立ちました。
    じわじわと追い詰められていく感覚と、読後の何とも言えない後味の悪さは、まさに至高の「イヤミス」です。

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    結婚の報告にと田舎の島へ帰省した主人公。しかし神のいたずらかその島から出る事ができない。そこにこの小説の怖さがある。田舎特有の狭苦しい価値観や風習がリアリティをもって描き出され、村社会の閉塞感がもつジワジワくる嫌な感じが主人公達を外へと向かわせる。島の魅力と相対するように島ならではの連帯感が恐怖を倍増しているようように感じた。どんな形にしろこの島からは出られない内容になっているので読後感の嫌な感覚は一級品でした。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    オチははっきり書かれていないけど、途中で予想できた。
    島の人たちが一丸となって深雪を守ろうとする田舎特有の怖さが象徴的なイヤミスだった。

    0
    2024年04月28日

サイレンス の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    サイレンス
  • タイトルID
    :
    696633
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年01月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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