カミラレックバリの作品一覧

「カミラレックバリ」の「黄金の檻」「奇術師の幻影」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 奇術師の幻影
    4.0
    1巻1,599円 (税込)
    北欧ミステリの女王、渾身のドンデン返し まさかこんな結末が待っているとは ――池上冬樹氏(本書解説より) 北欧ミステリーの女王+スウェーデン最高のメンタリスト。 最強タッグで贈る警察ミステリー、誰も予想しなかった 驚愕のラストを迎える。 地下鉄トンネル内で発見された白骨の山。やがて連続殺人だと判明した事件は、法務大臣の失踪へと予想を超える大事件へと発展した。ストックホルム警察特捜班が奔走する中、たびたび犯罪捜査に関わってきたメンタリスト、ヴィンセントのもとにはパズルめいた挑戦状が頻々と届き、彼の過去を暴こうとする……。 特捜班の刑事ミーナと、ヴィンセント。それぞれを巻き込む事件は、いずれもクリスマスをデッドラインとしていた。聖夜にいったいどんな惨劇が演じられるというのか? 事件捜査のスリルに、個性あふれる刑事たちの物語をよりあわせる警察ミステリー、最後の最後に明かされる驚愕の真相。 「すでに一作目から作者たちは、大どんでん返しの伏線をはっていたことになる(本書解説より)」。
  • 罪人たちの暗号 上
    3.0
    1~2巻1,300円 (税込)
    北欧の人気ミステリー・シリーズ第2弾! ミーナら特捜班を嘲笑うように連続する誘拐殺人。次の犯行はいつ? ストックホルムを舞台に犯人との頭脳戦が始まる。 ストックホルム警察特捜班に届いたのは幼児誘拐事件の報告だった。白昼堂々、保育中の子供を連れ去るという大胆な手口。過去の少女誘拐殺人との類似から特捜班は最悪の事態を想定するも、捜査は難航。刑事ミーナは2年前に捜査協力を仰いだメンタリスト、ヴィンセントに接触する。 極端な潔癖症の刑事ミーナと、「数字」に執着する心の偏りを持つメンタリスト、ヴィンセント。互いに惹かれ合う二人が挑むのは連続児童誘拐という卑劣な犯罪です。別れ別れだったミーナの娘も登場、事件捜査のみならず特捜班の面々の「秘密」からも目が離せない快作です。
  • 魔術師の匣 上
    3.5
    1~2巻1,200円 (税込)
    スウェーデンで20万部突破! 北欧ミステリーの女王、新シリーズ開幕。 女性刑事と男性メンタリストが忌まわしい過去に端を発する奇術連続殺人に挑む。 女は箱に幽閉され、剣で貫かれて殺されていた。まるで失敗した奇術のように……ストックホルム警察の刑事ミーナは、メンタリストで奇術に造詣の深いヴィンセントに協力を依頼する。奇術に見立てた連続殺人が進行中なのだ……。スウェーデン・ミステリーの女王レックバリが一流メンタリストとコンビを組んで送り出した新シリーズ第1作。 60か国43言語で刊行され、売上は3000万部を突破。スウェーデン・ミステリーの女王カミラ・レックバリが長年の友人でもあったスウェーデン屈指のメンタリスト、ヘンリック・フェキセウスとタッグを組んだ新シリーズ第1作である本書は、人口900万人のスウェーデンで20万部を売り上げ、36か国での翻訳刊行が決定しています。
  • 黄金の檻
    4.5
    1巻1,496円 (税込)
    ストックホルムの高層アパートで、CEOの夫と暮らすフェイ。夫の成功のために全てを捧げた末に獲得した、誰もが羨む人生。しかし幸福だったはずの家庭が次第に彼女らしく生きる道を奪っていく。夫の束縛と裏切りで傷ついた妻の、一生をかけた復讐が始まる。スウェーデン犯罪小説の女王の、新シリーズ第一作。

ユーザーレビュー

  • 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エリカ&パトリックシリーズの作者だったので。

    面白いか、面白くないか、と言われれば、
    面白かった。

    若くして大富豪となった男の妻フェイが、
    浮気され娘も奪われて離婚される。
    そのあとの彼女のサクセス・ストーリーが上手くいきすぎとはいえ、
    リベンジがコンセプトというヘアケア製品と香水が売れる気がしないとはいえ、
    ちらりと見てしまった裏表紙の「復讐劇」の期待は裏切っていない。

    フェイの子供時代からの秘密も、
    殺人も犯罪行為も、
    夫の非道ぶりも、
    ラストに登場する人物も、
    ぶっ飛んでるとはいえ、読者としては「許せる」。

    悲しかったのは、
    フェイの長年の親友クリスが真実の愛を見つけながら、

    0
    2022年10月16日
  • 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    エリカ&パトリックシリーズが好きで、発売を楽しみにしていた本。
    ドロドロした展開だがテンポが良くて夢中で読んだ。
    作者はエリカやフェイのような強く逞しい女性を描くのが上手で、読んでいて気持ちがいい。
    ドラマ化したら面白そう。

    0
    2021年07月10日
  • 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    フェイと言う女性の現在と過去を描きながら巧みに父親と元夫に復讐を果たすミステリー。
    最初の方は実の父親のDVや見栄っ張りで女好きの夫の態度に読むのが苦痛になる程だったが、フェイが追い出された後からの胸がすくような活躍がとても面白くて一気読み。女性を家政婦とみなす様な描写があり、先進国のスエーデンでもガラスの天井があるのかと驚いた。最後の締め方もとても気持ち良かった。

    0
    2025年08月24日
  • 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     少し前に読んだ『ブラッドレディー』と設定が似通っているものの、ただの胸糞女のルビーと違って、フェイは欲しいものを手に入れるために努力を重ねるところが気に入った!読んでいて「よっしゃ!!」と自分も前向きな気持ちになれた。
    女同士の友情が描かれた場面にも惹かれた。
     
     そんなに上手くいく?と何度も思ってしまったところが星一つ少ない理由笑

     フェイ、貴女は生き方全てを母親から学んだのね。次の作品で、また貴女に会えるのが楽しみ❤️

    0
    2025年05月29日
  • 奇術師の幻影

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とうとう読み終わっちゃった
    なるほどな〜……そうしてオメガに到達した彼はアルファへ帰るのかあ。

    解説で言及のあったシックスセンスは観たことがないので比較できないんだけど、シャッターアイランドを思い出した。罪の重さに耐えきれなくて認知を自己改竄する話。

    骨の盗難は防犯カメラの描写的にも内部犯しか考えられないしローケの自作自演なのでは?とは思ってたけどヴィンセントも無自覚の自作自演だったか…。
    "家族"のそれぞれが彼だったと思うと、彼と"家族"/"家族"同士のこれまでの関係の動きも色々考えさせられるなあ。
    最初に冷笑(達観)をそばに置

    0
    2025年04月15日

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