ガラスの殺意

ガラスの殺意

836円 (税込)

4pt

「憎い男を殺したのは――わたし!?」20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。自ら「殺した」と通報したのは、その事件で両親を殺害された女性・柏原麻由子。だが、彼女は20年前の惨劇から逃げる際に交通事故に遭い、高次脳機能障害を負っていた。記憶が10分しか保たない。警察の取り調べに対し、麻由子の殺害の記憶は定かでなく、供述は二転三転する。はたして復讐は成し遂げられたのか? それとも……。衝撃の真相に驚愕し、切ないラストに涙する傑作サスペンス。

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ガラスの殺意 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリーであり恋愛小説でもあった。

    両親を殺され、通り魔から逃げる際に事故に遭い、その事故を起こした加害者と結婚をした万由子。
    高次脳機能障害を患ってしまった万由子は、たった数十分しか記憶を保持できない。

    そんな虚ろな記憶と自分がメモした記憶。
    ふとした時に流れてくる記憶。
    どれが一体正しくて

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    ●あらすじ
    20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。
    自ら殺したと通報したのは、その通り魔事件で両親を殺された柏原麻由子だった。
    だが、麻由子は通り魔事件の直後に交通事故に遭遇して記憶障害を患っており、記憶が20分と持たない女性だった。果たして麻由子は本当に両親の復讐を果たしたのか?

    ●感想

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    話が二転三転して、とても面白かったです。
    文章も読みやすかったです。
    最後は感動しました。親の偉大さ愛情、改めて感じました。

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    秋吉理香子『ガラスの殺意』双葉文庫。

    何とも面白い設定のサスペンス・ミステリーの小説であった。

    ガラスのように脆い僅かな時間だけしか記憶を持つことの出来ない女性が殺人犯として逮捕されるのだ。勿論、この事件には裏があるのだが、それが一筋縄ではなく、二転三転と予想外の展開を見せるのだ。

    僅かな時間

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    登場人物が少ないので、犯人はおそらくこの人だろうなーと推理できてしまった。
    内容はとてもよかった。
    終わり方も美しくて切なくて。胸がぎゅっと締め付けられた。

    0
    2024年11月13日

    匿名

    購入済み

    何度も疑ってを繰り返し最後は刹那さで胸が苦しくなりました。彼女の記憶がなくなる瞬間が何度もあり、すごくリアルで可哀想で、病気の恐ろしさに震えました。

    #切ない #深い #怖い

    0
    2025年07月01日

    Posted by ブクログ

    秋吉理香子イメージ通りのイヤミスではありながら、介護問題ベースの社会的な要素もあって、話の根幹がしっかりしてる印象を受けた。キモは主人公の1人に記憶障害があることで、すぐ物事を忘れてしまうという斬新な設定で最後まで描き切ったのが凄い。記憶障害視点での描写は、映画のファーザーを少し思い出した。状況が異

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

    記憶障害で10分前のことも忘れてしまう女性。年齢も家族も、今まで生きてきた人生も全く記憶できない彼女に殺人容疑がかかる。献身的に彼女を支えているように見える夫は、実は介護に疲れ切ってこの生活を終わらせたいのでは?と懐疑的にもなる。事件を捜査している刑事の優香は、自分の母親がアルツハイマーで介護の大変

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    記憶をわずか数分しか保てない彼女の儚さと危うさが、ページをめくるたびに胸を締め付ける。
    寄り添う夫のトラウマと深い愛情、警察官の葛藤や介護の問題が多面的に描かれ、
    愛、記憶、家族のかたちが丁寧に織り込まれた作品です。

    物語は何度も意外な展開を見せ、読み手を飽きさせないのは、さすが秋吉理香子さん。

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公柏原麻由子。
    20年前に交通事故にあい、記憶障害を持っている。
    そんな彼女に殺人容疑がかかる。
    彼女が殺したのは、通り魔事件を起こした閤田。
    夫は、麻由子が事故にあったときに運転していた加害者だった。
    麻由子の記憶は定かではなく、2転3転する展開に。
    真犯人は、久江。

    介護問題はもちろん、

    0
    2025年10月22日

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