建倉圭介の作品一覧
「建倉圭介」の「蟻たちの矜持(きょうじ)」「家族の中でひとりだけ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「建倉圭介」の「蟻たちの矜持(きょうじ)」「家族の中でひとりだけ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
現代ビジネスの競争社会で起こる「罠」を描き、「罠」にハマった社長と勤めた企業を支える忠心的な社員が再起を願い奮起するビジネス小説だ。まるで現代版の忠臣蔵を思い出した。偽装を暴くために逆に法を冒し税務調査を偽装し罠を暴く痛快なストーリーだ。世の中には多くの「甘い話」(儲け話)があるが、そこには多くの「罠」もあることを知る事が必要だ。よくある話は、何もしなくとも収益を得て、懐に大金が舞い込んでくるなどだが、一旦立ち止まって「では何故そんな「上手い」話があるのか」を考えるべきだ。特に現代の「詐欺」は個人情報の漏えいから一方的に行動を牛耳られることが多く、データの扱い事項などやたら入力しないことだ。貪
Posted by ブクログ
面白かった。
緊迫した状況が続くので、ハラハラドキドキが止まらず息を詰めながら読んでいた。
あらすじ通り末っ子が1人で奮闘するんだけど、最初は泣いていたのに家族を助けたいと、たくさん考えて慎重に動いて、よく頑張ったと泣けてきた。
家族それぞれの思いも絡み合い、仲が悪いはずなのに、自然とお互いの行動を読んでサポートし合っているのが面白い。
犯人の素性や事件の概要とか、そういうこと?!とビックリしたけど、ちょっと安易にまとめ過ぎなような気もした。
この家族、この後どうなるのかな?
父親は、自分を見つめ直して家族を大切にしてほしいし、母親は子供たちのためにやり直してほしいな。と勝手に思う。
この
Posted by ブクログ
「現代の忠臣蔵」というキャッチコピーがありましたが、まさにその通りでした。
登場人物の名前からはじまり、各所に本家・忠臣蔵のオマージュがちりばめられています。
主君(株式会社の社長)が不正を嫌う清廉潔白な性格ゆえに、商売敵に嵌められて外国で逮捕拘禁されること、会社が破産に追い込まれ、社員が辛酸をなめること、そして復讐のために地下に潜伏して好機を伺う「東京組」と、その動きにブレーキをかけるような副社長・石倉。
経済的なやりとりや政府高官を巻き込んだ不正、反社会勢力とのつながりなど、「現代版」のあれんじはされていますが、根幹が「忠臣蔵」ですから勧善懲悪の物語であることは想像がつきますし、主人公