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作品一覧 2019/08/16更新 休日はコーヒーショップで謎解きを 試し読み フォロー 日曜の午後はミステリ作家とお茶を 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> ロバート・ロプレスティの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日曜の午後はミステリ作家とお茶を ロバート・ロプレスティ / 高山真由美 タイトルだけで「あぁ、軽いヤツな。海外版ラノベな」と思っていたのだが、いやいやこれはオモロい。タイトル通り、お茶でも飲みながら、あるいは通勤電車で1編ずつとか、軽く読めるのは間違いないのだが、決してラノベではない。 日常ミステリーもの…と括ってしまえばそうなのだが、短くて(20Pくらいかな、中には...続きを読むショートショート程度のものも!)かつ、起承転結はっきりしてて、ミステリー部分も抜かりなく、キャラクターの個性まで書き分けている。その上で洒落ているというかあか抜けているというか…。 重厚長大な作品もいいが、薄くても軽くても面白い小説は駈けるのだということ。星新一が教えてくれていたこのことを、歳をとって忘れていたみたい。この本を読んで思い出せて良かった。 作者の短編集がもう1冊出たみたい。機会をみて読むこととしよう。 Posted by ブクログ 休日はコーヒーショップで謎解きを ロバート・ロプレスティ / 高山真由美 「ローズヴィルのピザショップ」。穏やかな店内にピリッとした空気が流れる瞬間、そしてそれが緩むとき。その加減がいいし、血が流れるけれどどこかドタバタ劇のような展開でラストもいい。 「残酷」。冒頭の殺し屋の場面から思わぬ方向に展開されていくのが面白く、前半と後半の落差が楽しめる。 「赤い封筒」。探偵と助...続きを読む手のような関係。探偵の造形の良さ、怪しさがいい。推理と饒舌さでもっと読んでいたくなる。 他にも面白い短編が収録されていてとても満足度の高いもの。 Posted by ブクログ 日曜の午後はミステリ作家とお茶を ロバート・ロプレスティ / 高山真由美 それぞれ短い中で謎とその解決がユーモアを散りばめらながら語られています。趣味の良さが感じられる小品集。 小品とはいえ、14話それぞれ事件と解決のバリエーションが豊富でワンパターンにならず最後まで飽きることはありませんでした。 それぞれのストーリーは完結していますが、14話を通じて登場人物たちの関係性...続きを読むや環境の変化が感じられて読み込むとまた違う面白さもあります。 続編を期待してしまいます。 Posted by ブクログ 日曜の午後はミステリ作家とお茶を ロバート・ロプレスティ / 高山真由美 50代のミステリ作家シャンクス。 恐ろしい事件が起きるわけではなく、日常の謎解きです。 とても力の抜けるいい感じです。 夫婦共に小粋です。 Posted by ブクログ 休日はコーヒーショップで謎解きを ロバート・ロプレスティ / 高山真由美 ―― まさに変幻自在。御見逸れしました。 本格から変格、ハードボイルドからドタバタコメディまで、魅力的な短〜中編が詰まったまさにとっておき。タイトルのとおり、休日のコーヒーショップにうってつけの一冊でした。 ミステリ的な楽しみはもちろん、習俗や文化、人種等に対する視座もスパイシィで、アメリ...続きを読むカ文学の面白さも味わえる。 個人的には「ローズウィルのピザショップ」が、シチュエーションスリラー(兼コメディ)の戯曲じみていてお気に入り。舞台化してみようかしら。 大満足の☆4 Posted by ブクログ ロバート・ロプレスティのレビューをもっと見る