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昔が懐かしい
若い頃、平泉付近を旅行した時に、民宿の御主人が食事の後に、義経から成吉思汗の話をしてくれた。その時は、聞き流していたが、その後、この本に巡り合い、その時の事を思い出し、懐かしく読んだが、最近になり、何十年かたって、又、懐かしく読みたくなった次第。
Posted by ブクログ
私の親父が好きだった作家で、
昭和を代表する推理小説家です。
彼の作品は、高校時代にほとんど読んでいるのですが、
なぜかコレだけ読んでなかった(記憶になかった)ので、
読みました。
いやぁぁ、面白い。
この本は、高木彬光の中でも一番有名な神津恭介探偵シリーズです。
ちなみに、神津恭介は、明智小五郎、金田一耕助と並び日本三大名探偵と呼ばれています。
その、神津が病院のベッドの上で推理を繰り広げていくという、
いわゆるベッドディテクティブスタイルの推理小説です。
簡単に言えば、探偵が動かないで机上だけで推理するってやつですね。
この本の趣旨は、
成吉思汗 = 源義経 という仮説をさまざまな材料、視点から
神津が証明しようとしています。
そんなバカな、と思って読んでいると、
次第に引き込まれていき、
最後には本当にそうなのではないか、と思えてきます。
そりゃあ多少無理なところもあります。
体型が全然違うのに、無理やり説明しています。
うーーーん、ちょっと説得力に欠けるなぁ、と思うところもあります。
が、この本にはロマンがあるのよ。
成吉思汗 = 源義経 だったら面白いじゃない。
そう考えたら、歴史の見方が変わるでしょ。
途中からはもう読むのを止められず、
いっき読みしちゃいました。
多分、大多数の人が未読だと思うので、
ゼヒゼヒ読んでみてください。
あわせて、高木彬光のほかの作品
「白昼の死角」「検事霧島三郎」「青刺殺人事件」「一二三死」「人形はなぜ殺される」
などなど、もオススメですよ。
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