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若くして評価を受けるも、すでに失業気味の画家・濱松蒼(はままつ・あお)。同棲していたフオンも「あなたの匂い(アロマ)が消えた」と言い残して家を出て行ってしまう。フオンを追いかけ二人の出身地・浜松に戻った蒼は、腐れ縁の友人でありアロマテラピストの小吹蘭都(おぶき・らんと)の住居に転がり込み、当座の仕事とフオンの行方を探す。だが蒼に持ち込まれるのは奇妙な依頼ばかりで……浜松まつり直前の故郷で、蒼は大切なものを取りもどすことができるのか?
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Posted by ブクログ
この手の、一人の女を聖女のように扱って尊い存在としてひたすら追い求める、という構造の物語は感心できない。
一人の女を聖女として扱うことは他の女をその他大勢として雑に扱うことで、実際に風俗嬢の描き方はとても雑になっている。なにより、大学までガリ勉して大学で出会った女と同棲を始めて結局生涯で女を3人くらいしか知ることがなかった中の下くらいのおじさん的なしみったれたみっともなさを感じてしまうのでしんどい。
とはいえ「聖女」を最後まで登場させずに期待を煽って最後でバーンと出すのはとてもよかった。匂いとエロティシズムは結びつきやすいと思うので、濡れ場に匂いを絡めるのもよかった。あとはハッピーエンドでない苦味のある最後も悪くない。
他方で、なんで復讐するん?という動機が決定的に足りない。そのせいで「聖女」が薄っぺらになってしまったのは残念。
Posted by ブクログ
著者が浜松湖東高校出身で話の舞台が浜松で、神間智博君が森君は後輩だから読んでみて~って推薦してたから読んでみた。
最初から最後まで浜松が舞台のハードボイルドだね。
ハードボイルドといっても殺人や死体は出てこない。
恋愛小説と言ってもいいくらい。
映画の「探偵はBARにいる3」の小説化をしたのもこの著者。
私は2012年1月に 東直己著 「探偵はバーにいる」 も読んでるけどあまり良い印象はない。
私はハードボイルド系はあまり好みじゃないので、良かったよ~とはならなかった。
還暦過ぎたおっさんがハードボイルドって事もないしね。
まあ、浜松の人で若い男性なら読んでみてもイイかも。
あ、いやいや、浜松出身の作家さんなんてなかなか居ないから、是非読んでみてください。(笑)
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