ついに、来た?

ついに、来た?

522円 (税込)

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父の死後、年下の男に奔ったサチの母。七十
歳で出戻ってきたが、どうも様子がおかしい
(「母、出戻る?」)。専業主婦のマリは義父の
ボケを疑い、検査を受けさせたいが、横暴な
夫は断固反対する(「義父、探す?」)。働い
たり、結婚したり、出産したりしているうち
に、親たちの「老い」という問題がやって来
た!? シリアスなテーマを、明るく綴る。

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ついに、来た? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    出だしにとんでもないお母さんの登場で、とんでもない相方のお金をむしり取って捨てる、最初から疑っていた人柄じゃない客商売の顔は当たっていたね お母さんを自分の購入したマンションに引き取るという転換期にハラハラして、でも上手くやって欲しいと願い一話終わると、あーこれ連作違うんかい、そんな今日この頃でした

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ

    誰しもが通るであろう「老い」ついてのお話!
    そして親の介護の苦しさや辛さがある、
    とても現実的な短編集でした。

    内容に出てくる介護する“側”の人間たちの
    本音の部分が前面に出ていて、
    読みながら『自分の親なのになんでそう思うの…』と
    悲しくなってしまった。
    でも実際、自分の身にそれが起こった時に

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    ついにきた?
    という題名どうり 痴呆がきた!という瞬間の物語ばかり集めた短編集
    それで そのあとは どうなったの?
    と思うお話しばかり
    なんか作者が 痴呆の始まったお話しを書きましょう!
    と思いつくまま はじまったところを何種類か かいてみました。
    という感じですね。
    この中の続編が 書かれるのはあ

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    誰にでも可能性のある、また誰の親にも可能性のある認知症。
    明るく共存していくか、悲壮感を伴う介護になるのか、それまでの人間そして家族の在り方によるのだろうか。

    0
    2023年09月20日

    Posted by ブクログ

    認知症と家族を描いた短編集。

    なんとなく、どこかの家庭ではこんなふうなのかな。と想像してしまうような内容で。そうか、、、こんなんかぁ、、、、

    義母が、バタバタに巻き込まれて倒れた。

    ↑これリアルです。

    と丁度この本読み始めに聞いて、まだ60代ではあるけど、、、全くないことじゃないよなぁ、、、

    0
    2022年11月16日

    Posted by ブクログ

    親の介護を題材にした短編が8つ。高齢化社会でいずれも起こりうる話だった。介護に直面した問題が最終的にどうなった?と気になる終わり方の話もあったけれど高齢化社会になって現代は誰の身にも起こりうる問題でそのケースは色々だとわかる。さて、自分にはどんな形で介護問題がふりかかってくるのか。。。
    2023.8

    0
    2022年01月09日

    Posted by ブクログ

    親族からみた、認知症の家族、という目線で、いろいろなパターンを簡潔に読むことができ、飽きずに一気読みできました。
    年齢的に両親が認知症になるのも視野に入れ始めているので、他人事ではなく、自分だったらどうしよう、という目線で読めたので勉強になりました。
    うちは兄弟仲が悪いので、誰が面倒を見るかでまた一

    0
    2020年12月06日

    Posted by ブクログ

    主に認知症になってしまった親を抱える娘の本。オムニバス形式で、問題は解決することなく次のストーリーに行ってしまう。サクサク読めるので物足りないかと思ったけれど、そんなこともなかった。この手の問題は現実では解決などほぼしないので、こういう形で終わるほうが読者の共感を得られるのかもしれない。

    0
    2020年09月06日

    Posted by ブクログ

    人間は歳をとる。歳をとると若い頃とは違うひとになってしまうことがある。
    親がそうなったとき、子どもはどうするのか?
    いつかはそうなるかも、と思っていてもそれが現実になると慌てる、途方に暮れる、逃げ出す。
    ともすればシリアスになりがちな高齢の親の変化を作者独特のユーモアで包んでいる。
    自分の親の年齢を

    0
    2020年06月10日

    Posted by ブクログ

    「親」たちの老いをテーマにした8つの短編が収録されています。

    それぞれが独立した短編になっていて痴呆、介護、デイケアサービス、リハビリなど 親たちの老いに伴う現実味のある問題が満載です。

    どうしても暗く重くなりがちなテーマですし、今現在、介護をされていらっしゃる方には甘々な内容と捉えられるか

    1
    2021年05月18日

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