いいわけ劇場

いいわけ劇場

小説・文芸
682円 (税込)

3pt

言い訳しながら様々な方法で心のスキ間をうめようとする世間の人たち……。もう「コレ」なしじゃ、生きていけない! ――いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    いいわけ劇場
  • タイトルID
    :
    855852
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年10月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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いいわけ劇場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「だってこれがないと生きていけないんだもん」
    何かに依存するあまり本末転倒な日々を送る、
    12人それぞれの物語を描いた短編集。


    すっごい面白かった。
    もったいない精神をむき出しにしてゴミ収集に明け暮れるおばあちゃん、
    長生きをしたいが為に添加物の入った食品を一切口にしない青年、
    流行のファッションを身にまとうべく家族や友人から借金しまくる販売員、
    夫と別れ息子と2人で暮らすお金を稼ぐためにぶりっこを続けるパート主婦、
    などなど、コミカルだけど物悲しさが漂うお話ばかりでした。

    自分と向き合うことって難しいけど大切。
    でもそれ以上に大切なことは、
    自分と向き合うことによって見つけた「自分が作り上げた現実」を受け止めて、
    方向転換が必要なのかもしれないっていう気付きを得ることだと思う。
    何かを守ることによって何かを少しずつ破壊しているのなら、
    それはきっと間違っているのかもしれないんだよね。

    「強靭な精神力よりも、柔軟な心を持つべき。
    あまりにも強度があってもパキッて折れちゃいそうだし。」
    って内田有紀が言ってて、
    確かに…やっぱ辛い思いをいっぱいしてる人は違うなぁって思った。

    あ、こんなこと書いてるけど文章自体は重くなくてスラスラっと読めるから、
    電車の中とかでの暇潰しにはもってこいの1冊です。

    0
    2011年02月07日

    Posted by ブクログ

    やめたくてもやめられないとかじゃなく、他人からは言い訳に聞こえるけど、本物はやめさせられるものじゃないってことが意地悪い視点で書かれてた

    客観的にみてみるって考えるほど難しいものなのかもしれない

    スラスラ読めた 短編集もたまには良い

    0
    2026年05月23日

    Posted by ブクログ

    悲劇は離れて見ると喜劇。
    絶対お近づきにはなりたくないし、自分がこうなりたくもない、何かしらに依存せずにはいられない人たちの生き様。
    群ようこさんの筆致で楽しく読めた。

    0
    2025年03月11日

    Posted by ブクログ

    誰もが持ち得る狂気と紙一重な言動を面白く描いていてさらさら読める。
    自分は違うと思いながらも、ちょっと理解できるなと思わせる所がすごい!

    0
    2018年07月09日

    Posted by ブクログ

    群ようこさんの「いいわけ劇場」、2002.4刊行、2005.3文庫化。面白かったです。群ようこ節、炸裂といったところでしょうか。短編小説12編、エッセイではありません。老若男女12人の、面白くて、そしてちょっと哀しい物語です。

    0
    2018年01月04日

    Posted by ブクログ

    2002の作品。
    何かに依存するあまり、どこか本末転倒な人々の13の物語。
    どの話も少々毒があって愛おしくて面白かった。

    厚化粧と言われようとも毎朝化粧に120分かける「120の女」
    借金踏み倒して友達なくしてもおしゃれがしたい「欲望の女」
    野良猫にエサをやることが生きがいの「餌やり爺さん」
    麻雀にのめり込むOL「炎の勝負師」 等々。

    0
    2016年06月25日

    Posted by ブクログ

    極端に何かに執着してる人とか何かをやめられない人たちを主人公にした短編集。ちょっと狂気すら感じられる依存の話しを重苦しくなく、こうもユーモラスに、「わかっちゃいるけどやめられない」心理を細かく書ける群ようこさんは凄いなーと爆笑しながら何度も思いました。出てくる人たち、それゆえにどこか憎めない感じがするんですが、現実に身近にいたら困るかな。こんな人がお友達だったら、こんなが家族だったら、ご近所さんだったら…と考えるとちょっと嫌かなぁ。
    かく言う私は、そうですね、スマホのゲーム止められないんです。課金はしないし、簡単なパズル系とか育成ゲームだけなんですが、こんなのしてないでその時間でもっと本読めよとか自分に突っ込むんですが、やめられないんですよね。どうしてかな?教えて群ようこさん。

    1
    2017年12月03日

    Posted by ブクログ

    これが無いと生きていけない、何かに依存して生きていく人達の短編集。
    理解できるものもあれば、そうじゃないものもあるけれどもやっぱり人って何かしら楽しみや、すがれるものがないと日々を送れないよね、と。
    笑っちゃうような話でも自分も同じ気持ちになる日がくるかもしれない。
    みんなそういうものだよねと読み終えるとなんだか許されたような、ほっとするようなお話でした。

    0
    2024年11月18日

    Posted by ブクログ

    おかしな人たちが次々出てくる短編集であっさりと結末となり、後に残らない。読んでる時はそれなりに楽しめるからいいのだけれど、、短編を読み終わると次は長編でじっくりと読書の醍醐味を味わいたくなる。

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    偏執的な人がどんどん出てくる短編集。「だって、これがなきゃだめなんだもん!」多かれ少なかれ誰にでもある。どこかで自分を甘やかしてあげないと生きづらいんだもん。異常とも言える彼らに笑いながらも自分にも異常なとこがあるんだろうなぁ〜と思ったり。

    0
    2012年11月07日

いいわけ劇場 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    いいわけ劇場
  • タイトルID
    :
    855852
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年10月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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