ワルツを踊ろう

ワルツを踊ろう

742円 (税込)

3pt

容疑者は村人全員! ?

20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。
愛するワルツの名曲〈美しく青きドナウ〉を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが……。
雄大な調べがもたらすのは、天啓か、厄災か⁉

著者史上最狂・最悪のどんでん返しミステリ!



「まっさらで読めば、滝川野菜のところで

おりょ?と騙されます。

あーラッキーだなー自分。最高に楽しんじゃいました。」

新井見枝香(三省堂書店)



●あらすじ

金も仕事も住処も失った“元エリート”溝端了衛が帰った故郷は、7世帯9人の限界集落に成り果てていた。
携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ……。

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ワルツを踊ろう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年11月24日

    了衛さんがやむなく戻った故郷は限界集落。田舎の暮らしに馴染めるのかこの元エリートは。受け入れて貰おうとした努力は無駄だったのか。何でこんなことになるのか……人の悪意は恐ろしい。悪意に見えない悪意に弄ばれないようにするには何か方法があるのだろうか……

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月27日

    怖すぎる。救われなさすぎる。
    終始暗黒すぎる。後味の悪さもずっと纏わりつく。
    限界集落の現実はどうなのか。狭量なんてもんじゃない。
    人間の卑しさを最大に活かした、なんとも振り切れた作品です。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    あれ?
    中山七里さん、人死なんやん!
    中盤超えても?
    何か、違った意味のミステリー?
    う〜ん。珍しい…

    ごめんなさい〜
    認識間違いでした〜
    血ドバドバでした〜
    令和の「八つ墓村」か、「津山事件」って感じや!

    お父ちゃん亡くなって、無職になって、故郷に帰って来た。
    でも、そこは、限界集落と呼ばれる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月02日

     最初から最後まで徹底的に気分が滅入るイヤミスも久しぶり。途中1度だけ光が見えかけたのに、結果は予想通りに。
     父の死をきっかけに限界集落に戻ってきた男が地域住民に馴染もうと努力するが、努力のベクトルがズレていたり、思慮が浅かったりが原因でさらに溝が深まる。主人公も性格的に問題があるのだが、さらに問...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月15日

    自身の故郷に戻る事になった元エリートの溝端了衛。
    久しぶりに帰った故郷は閉鎖的な限界集落になり果てて。
    そこで過ごした日々の中で彼は…。
    「著者史上最凶・最悪のどんでん返しミステリ」
    この枕詞に相応しい胸糞悪くなる展開の数々。
    読んでいて病んでしまいそうになります(誉め言葉)
    第5章はまさに関係する...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月08日

    ジャンル分けが難しいなぁ...(^ ^;
    ユーモラスな部分もあり、謎解きやら
    サスペンスやらバイオレンスやら、
    はたまた社会問題がらみやら...
    様々な要素が一冊に濃縮されている(^ ^;

    読後感としては、すっきり爽やかとはいかない、
    とだけははっきり言える(^ ^;

    ネタバレすると面白くない本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月28日

    非常に後味の悪い作品。主人公に共感できるところも同情できるところも正直ない。それでもあんまりな作品でした。
    結末の意外性は正直なかった。人って怖いね。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月04日

    都会で挫折した主人公が、田舎の地元にUターンし
    人生の再出発を試みるも挫折する。
    村人たちによって主人公が追い込まれていく様が怖い。

    田舎ってこんなに怖いところなのかな。
    ひと昔前だったら、ありそうだけど。
    でも、実際の事件を題材に書かれているし、
    現に似たような事件は記憶に新しい。
    田舎暮らしは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月14日

    四面楚歌、理不尽、表す形容詞が足りないぐらいに苦境に立たされ孤立する主人公が一握りのチャンスで逆転をはかれるかと思った矢先に奈落に突き落とされる。ラストは読み進むのがつらくなるような凄惨を極めた展開。中山七里さんの作品を初めて読みましたがチョイスを間違えたように感じます。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月19日

    題名の「ワルツ」からは想像し得ない、怖い内容です。実話にもありそうな、限界集落、村八分、そして猟奇殺人。作中頻繁にヨハン・シュトラウスの曲が奏でられますが、最後は震え上がりました。

    0

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