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容疑者は村人全員! ?
20年ぶりに帰郷した了衛を迎えたのは、閉鎖的な村人たちの好奇の目だった。
愛するワルツの名曲〈美しく青きドナウ〉を通じ、荒廃した村を立て直そうとするが……。
雄大な調べがもたらすのは、天啓か、厄災か⁉
著者史上最狂・最悪のどんでん返しミステリ!
「まっさらで読めば、滝川野菜のところで
おりょ?と騙されます。
あーラッキーだなー自分。最高に楽しんじゃいました。」
新井見枝香(三省堂書店)
●あらすじ
金も仕事も住処も失った“元エリート”溝端了衛が帰った故郷は、7世帯9人の限界集落に成り果てていた。
携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、不審な出来事が起こりはじめ……。
Posted by ブクログ 2024年01月07日
あれ?
中山七里さん、人死なんやん!
中盤超えても?
何か、違った意味のミステリー?
う〜ん。珍しい…
ごめんなさい〜
認識間違いでした〜
血ドバドバでした〜
令和の「八つ墓村」か、「津山事件」って感じや!
お父ちゃん亡くなって、無職になって、故郷に帰って来た。
でも、そこは、限界集落と呼ばれる...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月02日
最初から最後まで徹底的に気分が滅入るイヤミスも久しぶり。途中1度だけ光が見えかけたのに、結果は予想通りに。
父の死をきっかけに限界集落に戻ってきた男が地域住民に馴染もうと努力するが、努力のベクトルがズレていたり、思慮が浅かったりが原因でさらに溝が深まる。主人公も性格的に問題があるのだが、さらに問...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月15日
自身の故郷に戻る事になった元エリートの溝端了衛。
久しぶりに帰った故郷は閉鎖的な限界集落になり果てて。
そこで過ごした日々の中で彼は…。
「著者史上最凶・最悪のどんでん返しミステリ」
この枕詞に相応しい胸糞悪くなる展開の数々。
読んでいて病んでしまいそうになります(誉め言葉)
第5章はまさに関係する...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月08日
ジャンル分けが難しいなぁ...(^ ^;
ユーモラスな部分もあり、謎解きやら
サスペンスやらバイオレンスやら、
はたまた社会問題がらみやら...
様々な要素が一冊に濃縮されている(^ ^;
読後感としては、すっきり爽やかとはいかない、
とだけははっきり言える(^ ^;
ネタバレすると面白くない本...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月04日
都会で挫折した主人公が、田舎の地元にUターンし
人生の再出発を試みるも挫折する。
村人たちによって主人公が追い込まれていく様が怖い。
田舎ってこんなに怖いところなのかな。
ひと昔前だったら、ありそうだけど。
でも、実際の事件を題材に書かれているし、
現に似たような事件は記憶に新しい。
田舎暮らしは...続きを読む
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