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イタリアのクレモナに住む名ヴァイオリン職人のジャンニは、国際ヴァイオリン製作学校の講師でもある。20年前の教え子であるノルウェー人のリカルドが学校で講演を行い、その夜に殺害されてしまう。そして彼が持っていた、ヴァイオリンに似た楽器ハルダンゲル・フィドルが消えていた。犯人はなぜ、さしたる値打ちもない楽器を奪ったのか? ジャンニは捜査を進める友人の刑事グァスタフェステと恋人のマルゲリータとともに、リカルドの葬儀に参列するためノルウェーへ旅立つ。だが新たな殺人事件が……。人気シリーズの日本オリジナル最新作!
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Posted by ブクログ
ヴァイオリン職人ジャンニと友人で刑事のグァスタフェステ、それからジャンニの恋人マルゲリータが
今回はノルウェーへ。
すっかり旅情ミステリーと化した第三弾。
中盤まではノルウェーの旅自体
目を惹かれるものがなく、
旅につきもののつまらないガイド付き観光、
天候や食べ物、物価高などが3人をゲンナリさせ、読んでるこちらもため息。
最終コーナーを曲がった辺りから
ようやくジャンニのアクセルが加速。
犯人は、おお、そっちだったか!の着地。
ノルウェー旅の素晴らしい部分も後半には語られ、
なんか寒そう暗そう、おいしいものなさそう…な印象からの、ちょっと行ってみたくなったかも…に変化。
今回キーとなったヴァイオリンに似たノルウェーの弦楽器の音色にも癒された。
Posted by ブクログ
ヴァイオリン職人ジャンニのシリーズ3作目。今回の舞台はノルウェー。ジャンニの教え子リカルドが、クレモナでの再会後、死体で発見される。リカルドの故郷での葬儀と捜査のために、ジャンニとアントニオ、恋人のマルゲリータと3人でノルウェーに行く。
クラシックと楽器に詳しくない私にとっても楽しく読めるシリーズ。今回は作曲家グリーグ、ノルウェーでは有名な演奏家オーレ・ブルの逸話、ノルウェーの民族楽器ハルダンゲル・フィドルが、現代の殺人事件と絡んで語られる。例によって、YouTube で調べて聴きながら読み進めた。また大自然ノルウェーの景色と、常に暴風雨に晒される過酷な環境が随所に語られて、旅行記としても楽しめた。ちょっと物価が高すぎるみたいで、正直、行きたいなとまでは思わなかったけど。
事件の方はイマイチかなあ。リカルドが殺された理由がちょっと無理があると言うか。誰も幸せにならないし、後味もあんまり良くなかった。
Posted by ブクログ
シリーズ第3作。2作目から5年経って読者のリクエストに応える形で翻訳になったとのこと。今回の舞台は北欧、そして独特の音色のするヴァイオリン、ハルダンゲル・フィドル。ノルウェーの劇作家の戯曲がバックボーンに。3作を通じて感じるが、土地毎の風景や気候、人々の生活の描写が素晴らしい。ストーリーは悲しい結末、人を愛する事の悲しさが心に残る。一方で、主人公のジョヴァンニの恋は進展し、新しくアントニオの恋が始まる。作者はストーリの結末を悲しいものにするのに対して、登場人物の人生を幸福にすることにより、コントラストとしているような気がする。
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小説・文芸
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