ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密

ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密

小説・文芸
1,119円 (税込)

5pt

名ヴァイオリン職人ジャンニのもとに一挺のグァルネリが持ちこまれた。天才演奏家パガニーニ愛用の名器“大砲(イル・カノーネ)”で、コンクールの優勝者エフゲニーがリサイタルで弾く予定だった。修理を終えた翌日、リサイタルに来ていた美術品ディーラーの撲殺死体が発見される。彼はホテルの金庫に黄金製の箱を預けていた。中にはエリーザという女性がパガニーニに宛てた1819年の古い手紙があり、彼女がパガニーニに何かを贈ったことが書かれていた。殺人事件解明の手がかりなのか? 名職人にして名探偵が“悪魔のヴァイオリニスト”をめぐる謎に挑む!/解説=青柳いづみこ

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ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    精巧に良く出来ている、淡々と進みながら山場も何度かあり、何度も感心させられる。なんと言っても、主人公のバイオリン職人のジャンニが、思慮分別があり、思いやりもあり、人柄も良いので、安心して読み進められる。それでいて二転三転と事態が変わり読む者を飽きさせない。

    0
    2020年09月18日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目!前作は幻のストラディヴァリの謎でしたが、今回はヴァイオリンそのものではなく、悪魔的ヴァイオリニスト・パガニーニの人生の謎が絡んできます。
    そして、当時のヨーロッパの有名な王族階級の人々の人生も絡まり、歴史ミステリの要素も満載! もちろん名ヴァイオリン、パガニーニ使用のグァルネリ「大砲=イル・カノーネ」も登場します! そして殺人事件も!
    ジャンニとアントニオが殺人事件の謎を追うのと同時に音楽や楽器に関する謎も解けてゆく…という前作のスタイルは変わらないので、安心して楽しめました。
    クラシック音楽好き、ヴァイオリン好き、そして西洋史好きの私にはもうドンピシャ♪な内容です。
    3作目のアナウンスはありませんでしたが、出たらまた読みたいなあと思います。 

    0
    2014年11月29日

    Posted by ブクログ

    ヴァイオリンを巡るイタリアンミステリー、第二弾。

    今回もヴァイオリン職人のイケオジ、ジャンニとその若い友人の刑事アントニオが事件に巻き込まれ、あちこちを旅しつつ、過去の有名な音楽家の壮大な物語も絡めて、その真相に迫る。

    わ〜、いろいろてんこ盛りだ!
    音楽がずっと流れているような小説だ。
    普段は静かな中で読書するのが好きだけど、
    今回はヴァイオリンの調べを流しつつ読むのが楽しかった。

    史実と虚構が混じり、
    え、これはどっち?と戸惑う場面が多かった。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    面白かった。続編が面白い説はやっぱり正しい。
    腕の良いヴァイオリン職人のジャンニのもとに、名器「大砲イル・カノーネ」の修理の依頼がくる。最初の冒頭で、「大砲」がまるで大名行列のように持ち込まれるくだりが既に面白い。天才ヴァイオリニスト、エフゲニーとも知り合いになり、母親に徹底的に管理された、彼の孤独な人生が語られる。
    18世紀、「大砲」を愛器としていたパガニーニも、かつて同じような人生を歩んでいた。彼は過保護な父親のもとから飛び出し、ヴァイオリンを片手にヨーロッパ中を駆け巡っていた。そこでナポレオンの妹であったエリーザに出会い、黄金の箱が贈られる。
    そして現代、その黄金の箱を持っていたディーラーが殺され、エフゲニーも失踪して・・・。というあらすじ。
    パガニーニの破天荒な人生をたどっていく過程で、黄金の箱(そして、かつてあっただろう中身も含め)がいろいろな人の手に渡っていった数奇な運命が、いかにもな感じで面白かった。

    ミステリー部分も良かったが、この話を読まなければ、パガニーニという人を知ることができなかったし、彼の曲「モーゼ幻想曲」も聴くことがなかった。Youtubeでこの曲を聴いて、うわっ本当にG線だけで弾いている!とびっくりした。そういうのも楽しかった。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    殺人事件の謎解きだけではなく、パガニーニの人柄や恋愛の一部についても知ることができる。おもしろかったけど、物語の始まりから、最初の殺人事件の発生が唐突でしばらくついて行けなかった。

    0
    2016年09月04日

    Posted by ブクログ

    イタリアのミステリにしては癖がなくてスンナリ読めると思ったら、作者はイギリス人でした。音楽に関する蘊蓄も楽しいし、主人公がチャーミング。

    0
    2016年01月24日

    Posted by ブクログ

    ヴァイオリン職人が探偵役のミステリ、シリーズ2作目。
    ヴァイオリンをめぐる事件や、音楽がらみの薀蓄が新鮮でした。

    初老のジャンニ・カスティリョーネは、名ヴァイオリン職人。
    200年前に活躍した天才ヴァイオリニスト、パガニーニが愛用した名器が修理のために持ち込まれます。
    コンサートを前にした若きヴァイオリニストとのふとした出会いに、父親めいた感情を抱くジャンニ。

    ジャンニも知るディーラーが事件に逢い、金庫には黄金のヴァイオリンが残されていた。
    友人のクレモナ警察の刑事アントニオに協力を依頼されたジャンニは、事情を調べ始めます。
    若い友人のアントニオは、ジャンニの薀蓄と推理を頼りにしているんですね。
    枯れた雰囲気のジャンニですが、一人暮らしでも料理はてきぱきと。しかも実は知的な美女と、大人の関係に。
    さすが、イタリア☆

    パガニーニのパトロンだった女公エリーザは、ナポレオンの妹。悪魔のような才能に溢れたパガニーニの、きらびやかだが不安定だった生涯。
    心の交流がうかがえる歴史の一こまに思い馳せたり。
    渋いようで、味わい深い、なかなかの佳作でした。

    0
    2015年09月07日

    Posted by ブクログ

    『ヴァイオリン職人の探求と推理』に続くヴァイオリン職人が主人公のミステリー第2弾。殺人事件の謎解きよりも、作曲家や演奏家の私生活の話などの詳細な解説に興味をそそられる。

    0
    2015年05月02日

    Posted by ブクログ

    主人公がヴァイオリン職人だけにあり、ヴァイオリンについて、しっかり書かれている。音楽を読んでいるような感覚に陥った。

    0
    2015年02月13日

    Posted by ブクログ

    題名に惹かれ買ってはみたもののミステリーが苦手で積読になっていました。

    読み始めてみたら楽器の話が多くて助かりました♬音楽ミステリーはそれほど苦手ではないことを知り新たな発見でした。

    自分の楽器は、修理してもらう前と後では音が変わってるとすぐに解ってしまう(友達に自転車を貸して帰ってきて乗ったら違和感を覚えるアレに似てます)ので本当に腕がある職人さんではないとやってもらうのが怖いです。

    皆さんのコメントを読んでいたら2作目だったとは⁉︎と読み終わってから驚いています。

    0
    2025年10月13日

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