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売れない作家・三浦に、出版社の社長から北海道新幹線開業を題材にしたミステリーの依頼が来る。前日に刊行してベストセラーを目指すと言うのだ。脱稿した三浦は開業当日の新幹線に乗り込むが……。
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楽しめました
難しくなく読みやすく楽しめました。
Posted by ブクログ
話の出発点のアイデアは興味深く、広げた風呂敷をどうするのか読んでいて不安になさせられる。結果的に、実際の犯行内容にもやもや感は残ったので、ちょっと残念。 他方で、作家心理や出版事情に関する書きぶりは、さすが本職なだけあってリアルで興味深い。 ちょっと気になったのが、死亡に対する示談額の低さや、事業を...続きを読む存続させるための費用に違和感があること。西村さんは印税で困らない状態にあると思うのでこのあたりの機敏がないのは仕方ないと思うのだが、編集者はもうちょっとなんとかできないのだろうか。
〇まさか自分が書いた小説と同じ事件が目の前で起こるなんて!?でも自分はやってないから居直るしかないよね… ミステリー作家の三浦は十年来ヒットに恵まれていないが、明日出版の高橋社長が「ぜひあなたの作品をヒット作に仕上げる」と意気込んでやまない。不安がりながらも、オーダー通り「北海道新幹線殺人事件」を...続きを読む書き始める。 初稿を出すとこんなんじゃだめだと突き返され、高橋の言うとおりに直すようになる。また宣伝も特にされていないが高橋は「十分している」と答えるばかり。よくわからないまま脱稿し、北海道新幹線の開業を迎える。 北海道新幹線の一番列車に、作家の若林とともに乗り、出発する。 すると、大宮から仙台の間で、9A座席で人が死んでしまう。三浦は戦慄するが、警察は三浦のことを疑う。 小説をなぞった殺人が起こってしまったことで、本は大ブレイク。 しかし警察はなぜ小説通りに事がすすんだのか調べていくが、作家の若林が殺されたことも影響して三浦だけでなく別の側面があるのでは、と警察では推理し始め… **** 筆者がどんな経験をしてこの物語を書いたのかはわからないが、小説通りに事件が進んでいく、というのは古くて新しい手法だ。 今回は、読者には操っていたのが高橋社長だとわかるが、実際の事件が具体的にどのように起こり、実行されたのかまでは明かされず、始終ドキドキしながら「本当に小説通りなのか?」と疑心暗鬼を抱きながら「あぁ~本当にそうなったんだ」「で、だれがやったの?」みたいな展開になるわけです。 三浦の居直る様子が最後にちょっとむかつく形で書かれていますが、そこは仕方ないような気がしますけどもね…やってないし、わかんないし。決めつけはよくないけど、警察も「かかわっていない証拠」がない限りはなかなか疑うことを辞められないジレンマはあるのだろう。 十津川班が結論にたどり着くまでの推理が、頑張ってひねり出してる。いろんな可能性を探り、探り、行動し、一つの答えへとたどり着くのだ。こうして今日も日本の平和は守られていく。
父から薦められた本 東野圭吾が好きな私にとってどうかなと、はじめての西村京太郎を読んでみる。 ちょうど北海道新幹線乗ったことがあったので想像しながらなのでスラスラ楽しく読めましたが、やっぱりどんでん返し好きには物足りないかも知れません。笑
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